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メンズパーマのセットが難しい…!
カジュアルからビジネスシーンまで大人気のメンズパーマ。アイロンやコテでのセットと違い、よりナチュラルでこなれた印象を作ることができます。比較的簡単にセットができ、朝の時短にもなるメンズパーマですが、髪質や長さ、テイストにあったスタイリング剤を選ばないと、イメージ通りにまとまらないこともあります。
メンズのスタイリング剤はワックスやジェル、グリースなど様々な種類があり、それぞれどんなヘアスタイルに適しているのかわからないという方もいるでしょう。この記事ではスタイリング剤ごとの特徴や利点、それにあった髪の長さや髪質など、スタイリング方法も合わせて詳しく解説していきます。まず以下ではセットの工程について、詳しく解説していきます。
(初心者向けヘアセットについては下記の記事も参考にしてみてください)
【メンズ髪型のヘアセット完全版】髪型別にセットの仕方を初心者向けに簡単解説!
出典: Sloop[スロープ]
メンズパーマのセット【①ウェット編】
シャワー【メンズパーマのセット】
パーマは濡らすとカールが再現されるという特徴があります。そのためパーマヘアをスタイリングする際は乾いた状態からよりも、濡らした状態から始めると綺麗なカールを出すことができます。また乾いたままスタイリングしようとすると、クセなどが邪魔してしまうのですスタイリングの前は一度濡らしてリセットすることをおすすめします。
朝シャワーを浴びる際に髪の根元までしっかりと濡らす、またシャワーを浴びない場合は洗面台のシャワーヘッドを使って髪を濡らすといいでしょう。髪を濡らすことで寝グセだけでなく生えグセも直しやすくなるので、特に根元はしっかりと濡らすようにしましょう。
佐藤旭美容師
朝シャワーで根本から濡らすと、1番パーマは出やすいので、スパイラルパーマやツイストパーマなど強めのパーマスタイルの人は特にオススメです。 ドライでラフなスタイルの場合は濡らさないでもいいですが、パーマと水の相性は基本いいので時間があればシャワーを浴びるのがいいです。 時間がない時などは、洗面所で髪だけ根本から濡らすのも手ですね
霧吹き【メンズパーマのセット】
シャワーをする時間がなければ、霧吹きを使って髪を濡らすだけでも十分です。その場合髪全体、根元までしっかりと濡らすことを意識しましょう。髪をかきあげたり持ち上げたりして、髪の内側まで霧吹きを吹きかけてあげると、全体をまんべんなく濡らしやすいです。
霧吹きは100円ショップなどでも手に入りますが、現在は細かいミストが出るもの、連射ができるものなど高機能なアイテムもたくさん出ているので、自分にあった使いやすいものを探すといいでしょう。霧吹きはシャワーで濡らすよりも格段に時短になるので、家に1つ置いておくと便利なアイテムです。
佐藤旭美容師
霧吹きで満遍なく濡らすのは、美容室でスタイリングする際にもやるテクニックの一つです。 根本からではなく、パーマを出したい部分にポイントで濡らせるのでオススメです。 また、パーマは水で濡れるとその分強くパーマ感がでるので自分でスタイルコントロールがしやすいですよ
メンズパーマのセット【②ドライ編】
タオル【メンズパーマのセット】
髪を十分に濡らしたあとは、タオルドライでしっかり水気を拭き取ります。タオルドライをする時は、根元は優しくふき取るように、毛先は挟み込むようにしてタオルで抑え水気を拭き取りましょう。またドライヤーをする前にタオルドライをしておくことでドライヤーの時間を短縮することができ、ドライヤーによる熱ダメージを軽減させることができます。
ドライヤーを使わなくとも、髪の長さやスタイリングのテイストによっては、タオルドライだけでも十分です。髪が短い場合、またカールを強めに出したい、ウェット感を強めにしたいという場合は、タオルドライだけにするといいでしょう。
佐藤旭美容師
シャワー後など、根元から濡らした場合水分量が多すぎるとビショビショのままなので、逆にスタイリングが難しくなります。 美容室でも、シャンプー後のタオルドライはしっかりやります。 基本的に、水滴が滴らない程度まではタオルドライをするのがベストです