筋トレ中に音楽を聴くと筋トレ効率がUP!
近年はスマートフォンの普及拡大によって、何をするにしても音楽を聴きながら行っている方が増えてきています。特に、スポーツ前後や筋トレ中に音楽を聴いている方をよく目にするでしょう。気分が良くなるという理由からなんとなく音楽を聞いているという方が多い方ともいますが、筋トレ中に音楽を聴くメリットは論文でも証明されているのです。
それでは早速、筋トレ中に音楽を聴くメリットを確認していきましょう。
筋トレ中に音楽を聴くメリット
筋トレをする際に音楽を聴くことにはメリットがあり、多くの論文でも証明されています。それでは、筋トレをする際に音楽を聴くことで得られるメリットを詳しく解説していきます。
①集中力の向上
特にプのスポーツ選手などが試合前などに、音楽を聞いている光景を見たことがあるのではないでしょうか?これは集中力を高める為に行っていることがほとんどです。
筋トレやスポーツを本気で行っていると、周りの声や物音などに敏感になってイライラしてしまったりするでしょう。このように筋トレやスポーツに取り組む為に悪影響な感情が生まれてしまうと、パフォーマンスに悪影響がでてしまいます。
そこで音楽を聞いて周りの声や雑音をシャットアウトすることによって、集中をして良いコンディションを作ることができるのです。精神安定の側面で音楽が良い影響もたらすといった様々な研究結果の論文も出ています。
②モチベーションの向上
モチベーションは精神伝達物質であるドーパミンが分泌されることによって向上していきます。そこで、音楽を聴くとドーパミンの分泌が活性化され、モチベーションの向上に繋がると言われているのです。
実際に、2009年にマルタ大学が行った研究結果の論文が出ています。ただ、音楽を聞けば良いのではなく、好きな音楽を聴いて気分がよくなっている時はドーパミンの分泌が活性化され、好きではない音楽を聴いている時にはドーパミンの分泌が活性化されないという結果が出ているのです。
ドーパミンの分泌はアドレナリンなどにも関係してくるので、筋トレやスポーツ前後に音楽を聴くと興奮状態になりパフォーマンスが向上するのです。
③リラックスした状態を作る
筋トレやスポーツで良いパフォーマンスを出すには、集中力とモチベーションが高まり興奮状態になりすぎるのもよくありません。さらに、ミスなど負のイメージをばかり浮かんでしまい過度な緊張をした状態で筋トレやスポーツを行うと、やる気が無くなったり、いつも通りのパフォーマンスができなくなってしまいます。
そこで、音楽を聴くとリラックス効果を得られ過度な緊張を抑えてくれます。リラックス効果の高い音楽は、波・風・滝、鳥のさえずりなどの自然音である「1/fゆらぎ」です。「1/fゆらぎ」の音を聴くと心身ともにリラックスした状態を作れて、ストレスなどの苦痛から解放されることができます。
もちろん自分の好きな音楽を聴いて、ストレスなどの苦痛や過度な緊張を高い集中状態やモチベーションで覆い尽くしても構いません。
④妥協や失敗にも負けなくなる
トレーニングをしている際に心身ともにキツくなってきて、限界の力を出し切る前に妥協をしてしまう癖がついている方もいるでしょう。そこで、音楽を聴くと「この音楽が終わるまで頑張ろう」などといった気持ちの維持の仕方もできます。さらに、速いテンポの音楽を聴けば自然とランニングなどのペースが上がり気持ちも乗ってくるので、音楽を聴いていない時よりも妥協することが少なくなるでしょう。
さらに、トレーニング中に失敗をして過度に落ち込んでパフォーマンスが低下するといい方もいるでしょう。そういった場合は、好きな音楽を聴いて常に適度な興奮状態を作ってモチベーションを保つことにより、すぐに切り替えられるようになります。
⑤トレーニング中に話しかけられるのを防ぐ
筋トレなどでジムに行くと毎回話しかけられて、無駄な雑談の時間を取られるのが嫌と悩んでいる方もいるでしょう。そこで、音楽を聴きながら集中をして筋トレをしていれば話しかけられなくなります。せっかくトレーニングに対するモチベーションが上がっても、雑談によって流れを崩されると集中力ややる気が低下してしまいます。
このような経験がある方は、会場に移動する時から音楽を聴いて集中力とモチベーションを高めておいてトレーニングに望むようにしてみてください。
筋トレ中に聴く音楽の選び方
筋トレ中に聴く音楽は、基本的に好きな曲を選んでOKです。しかし、場合によってはパフォーマンスを低下させてしまう原因となるので注意が必要となります。
J-POPなど歌詞が聴き取れてしまう曲だと、歌詞を追うことに意識が集中してしまいトレーニングに悪影響を及ぼす可能性が出てくるのです。そうすると、フォームなどが崩れて効果が得られないのに加えて怪我にも繋がってしまいます。さらに、トレーニングのテンポに合わない音楽を選んでしまうと、動作が崩れてしまう可能性もあるのでシャッフルで音楽を流さずにプレイリストを作成することがおすすめです。
特に好きなジャンルの音楽がないといった方はスポーツの大会BGMや、モチベーションが上がる映画やドラマなどの主題歌を聴くといいでしょう。ハードロック系などテンポのいい音楽は、脳を刺激してドーパミンの分泌を活発化させてくれるのでおすすめです。筋トレなどトレーニングを終えた後のクールダウンでは、バラードやクラシックなど穏やかな音楽でリラックスするといいでしょう。
筋トレ中におすすめの音楽10選
それでは早速、アンケート投票を元にした筋トレ中におすすめの音楽ランキングTOP10を確認していきましょう。
10位:We Will Rock You / QUEEN
この音楽は手拍子や足踏みもありズミカルですがアップテンポではないため、筋トレやスポーツをする前に気持ちを高める時に聴くことをおすすめします。徐々にボルテージが上がっていく音楽なので、気持ちや集中力をを高めて良いコンディションを作る際には最適です。
9位:Change / ONE OK ROCK
これは、日本をはじめ海外でも人気があるONE OK ROCKの曲です。日本のアーティストですが歌詞のほとんどが英語であるため、歌詞を追ってしまうという問題も発生しないので筋トレなどトレーニング中に聴く音楽としても人気があります。
洋楽かと思うほどの曲調ですが、主張が激しすぎずに爽やかさがありハードな音楽が苦手な方にもおすすめです。サビに近づくにつれてボルテージが徐々に上がっていく音楽なので、筋トレやスポーツなどを行う前のコンディション調整にも良い効果を期待できます。
8位:ワタリドリ / ALEXANDROS
この音楽はアップテンポでリズミカルですが、この記事で紹介した曲と比べて爽やかな曲調なのが印象的です。ロック調など迫力のあるハードな曲調が苦手という方も気持ちよく聴けるのでおすすめです。
この音楽の爽やかさとリズミカルでアップテンポな曲調によって、今すぐ走り出したくなるといった口コミも多数挙げられています。ランニング中に聴くと、曲の爽快感から自然とペースが上がってしまうとの口コミも多数あり、特にランニング中に人気があります。
7位:完全感覚Dreamer / ONE OK ROCK
ONE OK ROCKは日本ではもちろん海外でも有名で人気のあるアーティストです。その中でも『完全感覚Dreamer』はアップテンポでロック調な音楽なので、筋トレやスポーツなどのトレーニングの際に聴く音楽として人気があります。
ドラムなどバックミュージックに加えて、ボーカルも高く澄み渡る歌声で迫力があるので自分の中のボルテージが爆発するでしょう。日本語で歌詞もありますが英語の部分も多く、リズミカルでアップテンポなのでトレーニング中も気にならなくおすすめです。
6位:It’s My Life / ボン・ジョヴィ
この音楽は、なかやまきんに君のギャクでよく使われていることから誰しも一度は耳にしたことがあるでしょう。低重音が響き渡り、テンポにも緩急があるので徐々に集中力やモチベショーンを高めていきたいトレーニング前にとてもおすすめの音楽です。
徐々にテンポやボリュームが上がっていく曲調なので、サビに到達した際にテンションが爆発するででしょう。この音楽を聴いているとジッとすることができなく、とにかく動きまわりたくなるといった口コミも多数挙げられています。
5位:Work B**ch / ブリトニー・スピアーズ
この音楽は低重音でアップテンポなバックミュージック加えて、クールな歌声が特徴です。サビにかけて音楽のボリュームやテンポが上がってくる曲調なので、モチベーションがかなり上がります。
キツイ時や、最後の追い込みの際に聴くと力が湧いてくるといった口コミが多数挙げられています。
4位:Wings / Little Mix
この音楽はアップテンポな上に陽気な曲で、今にも踊り出してしまいそうなほど気分の上がります。PVをみてもリズミカルで音楽に合わせてリズムに乗っているうちに、モチベーションがMAXになっていることでしょう。
口コミを見てもインターバルの間もつい踊ってしまうそうなくらい気分が上がるとの声が多数上がっています。気分が乗らない時や、ストレスが溜まっている時に聴いてみると良いでしょう。
3位:Shape of You / エド・シーラン
この音楽は最近トレーニングを始めたという方も一度は聴いたことがあるのではないでしょうか?トレーニングジムでも必ずといっていいほどかかっており、筋トレにおすすめで最も有名な音楽の一つです。PVでもボクシングのトレーニング風景が多く流れており、かなりモチベーションの向上に好影響を及ぼすでしょう。
アップテンポの曲調でリズムに乗って気分が上がりやすく、動作中だけでなく筋トレやスポーツを開始する前に聴いても良いコンディションを作れる効果を期待できます。
2位:Watch Me / Jaden Smith
これは有名なハリウッド俳優ウィルスミスを父に持つジェイデンスミスの曲です。ラップ調でテンポの早い音楽で、気分が上がりやすくトレーニング中にどんどんやる気がみなぎってくるでしょう。
淡々とトレーニングに追い込みをかけたい時に聴くと、何も考えずに没頭できるのでおすすめといった口コミが多数挙げられています。
1位:Thinking About You ft. Ayah Marar / Calvin Harris
この曲はアップテンポの曲でモチベーションが上がりやすく、トレーニングの効率も向上すると人気です。2013年の音楽ですが、未だトレーニングをする方達には根強い人気が残っています。
女性からはPVに出ているモデルたちのスタイルが抜群で目標にできるといった口コミなどがあり、男性の方からもトレーニング中に聴くとモチベーションが上がるのでMAX重量に挑戦する際などに聴くといった高評価の口コミが多数挙げられています。
筋トレ中に音楽を聴く際の注意点
前途しましたが、歌詞があってトレーニング意外に気がとられてしまうような音楽は、いくら好きであっても聴かない方がいいでしょう。トレーニング前から音楽を聴いて気持ちを高めて集中をしてトレーニングを開始し、トレーニング中は音楽が聴こえないほど集中力を高められるようになるのが理想です。
さらに、慣れていない方は音楽が耳にかなり入ってしまって動作のリズムにも影響が出るので、トレーニングなどの動作のリズムに合っていない音楽は聴かないようにしましょう。
筋トレ中に音楽を聞いて効率を上げよう!
筋トレをする際に音楽を聴くメリットや、筋トレに最適な音楽の選び方&おすすめの曲を詳しく紹介してきました。筋トレをする際に音楽を聴くと良い効果が得られるということが、多くの論文でも証明されているので、筋トレ効率を上げたいといった方は試してみると良いでしょう。