目次
ランニングに使える『ルナサンダル』とは?
ルナサンダルは、ランニングに使えるという革新的なサンダルです。かかとや指の間を一本の紐で繋いだ独特のフォルムをしています。足に負担をかけず軽快に走れることから愛用者が増えており、中には100kmマラソンやフルマラソンをルナサンダルで走り切った人もいるほどです。
ルナサンダル創始者のテッド・マクドナルドは、色々なシューズでの走りを試しましたが、足の痛みに悩まされていたといいます。そこから裸足に近い状態で走るベアフットランニングという走り方を模索し、メキシコの民族であるタラウマラ族のマニュエル・ルナ氏に出会います。
タラウマラ族は伝統として、ラン用のワラッチ・サンダルをタイヤから作る技術を持っており、そのサンダルを履いた軽快な走りが得意とされています。ワラッチ・サンダルの履きやすさに感動したテッド・マクドナルドは、マニュエル・ルナ氏からサンダルの作り方と走り方の哲学を学びました。そうして誕生したのがルナサンダルなのです。
(ジョギングシューズのおすすめについては以下の記事も参考にしてみてください)
ジョギングシューズおすすめ20選!ランニングとの選び方の違いまで解説!
出典:Slope[スロープ]
ルナサンダルのランニングへの効果・メリット
メキシコのタラウマラ族のワラッチ・サンダルをモデルとしたルナサンダルは、履きやすさと軽さが特徴です。ランニングやジョギングに使えるだけでなく、アウトドアにも使えて人気ですが、本当にシューズよりも走りやすいのでしょうか?ルナサンダルを選ぶと良いメリットや効果について紹介します。
(ランニング用サンダルについては以下の記事も参考にしてみてください)
ランニング用サンダルとは?効果は?5大ブランド〜コーデ例、自作方法まで紹介!
出典:Slope[スロープ]
開放感が心地いい
新しいランニングシューズは加工や保護機能などが多く、逆に足を締め付けられて痛めたり、タコができたりする例があります。さらに、長く履き続けると中敷きやソール、踵のスポンジなどが傷んで足に合わなくなってきます。一方、ルナサンダルでは裸足に近い感覚を体現するということが重視されており、ランニングシューズのような加工などはありません。
そのため足を締め付けられることがなくなり、シューズが合わない時に感じるような痛みやタコなどがなくなるという効果があります。また、シューズのように蒸れることがないため、夏場でも快適にランニングができます。
フォームが改善される
ルナサンダルを履いていると、ランニングフォームが改善されるという効果もあります。ソールがかなり薄いため、衝撃が伝わるのはもちろん、足裏のどこに地面がついているのかや左右前後で重心に偏りがないかといった感覚も伝わります。
ランニングシューズで一部のソールや中敷きばかりすり減っていることはありませんか?これは重心のかけ方が偏っているため起こるものです。ルナサンダルでランニングやジョギングをすると、偏った重心ではなく足裏全体で着地するようなランニングフォームに変わっていきます。
走力がアップする
ルナサンダルでランニングフォームが改善したところ、大会での自己ベストが更新されたという人もいます。フォームが改善したことで、足首の周りやアキレス腱、脛のあたりの筋肉を使うようになるためです。その結果、足首周りの筋肉がより発達し、自分自身の走る力が身につくという効果があります。
また、走ったときに上体が上下したり左右にブレたりするような無駄な動きがなくなります。足の筋肉の発達と美しいフォームでの走り方で無駄なく効率のよい走りができるようになり、走力が向上するのです。
怪我をしにくくなる
ランニングフォームの改善は、怪我の防止効果もあります。足首周りが鍛えられるほか、怪我をしにくい自然な走り方ができるためです。ソールが薄いため障害物などで怪我をしやすそうですが、逆に障害物を危険だと足の感覚で感じ取り、衝撃の少ない走り方や着地方法になり、逆に怪我の少ない走りができるといわれます。
どんな走り方をしても衝撃を吸収するシューズのクッションの方が、シューズの劣化に伴って足に合わなくなった際、痛めたり怪我をしやすくなるという意見もあります。
ルナサンダルはサイズ選びが重要!
ジョギングやランニングで使用する靴の選び方で重要になるのが、サイズ選びです。どのサイズのルナサンダルを選べばよいのでしょうか?足の実寸ごとにおすすめのサイズを紹介します。