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【メンズパーマの種類】絶対に失敗しないオーダーのコツ&カタログを紹介!

2020年07月11日

メンズパーマには《ストレートパーマと縮毛矯正》《コールドパーマ》《デジタルパーマ》《クリープパーマ》などの種類があります。メンズパーマの種類によっての仕上がり、セットによってどんな印象になるのかをチェックして理想のヘアスタイルを目指しましょう!

【監修】美容師 横井拓徹

Amoute(アムティ)恵比寿店に勤務。21歳で専門学校卒業と同時にスタイリストデビュー。美容業界最速。学内ウィッグコンテストでは優勝。24歳で店長に就任。インスタグラムでは100人以上の芸能人ものまねセットを投稿し、話題性を呼んでいる。Instagram(本垢) / Instagram(芸能人ものまねヘアセット垢)

メンズパーマの種類を徹底解説

出典:https://www.beauty-box.jp/style/mens/lip660/

メンズパーマと言ってもなりたい仕上がりや質感は様々あり、名前だけではどんな風に完成するのかよく分かりませんよね。パーマはかける人の髪質や量、パーマ経験の有無などによって仕上がりが全く異なってしまう繊細なものです。そのため、自分の髪質やパーマの種類を理解しておかないと仕上がりがイメージと全く違うなんてことにもなりかねません。

まずはそれぞれのパーマの違いやメリット、デメリットをチェックして、どのパーマが自分に向いているのかを見極めるのがパーマ成功へのカギとなります。写真とともにパーマについて理解を深め、理想のメンズパーマを目指していきましょう!

(パーマのセットの仕方については以下の記事も参考にしてみてください)

メンズパーマの種類

①ストレートパーマと縮毛矯正

出典:https://www.beauty-box.jp/style/mens/cla564/

▼ストレートパーマ

ストレートパーマと縮毛矯正はそれぞれ異なる効果を得ることのできるものです。ストレートパーマは主にパーマで付けたクセやカールを元に戻すときに使用します。ファッション性のある髪型を作るのに向いているパーマであり、真っ直ぐ過ぎないナチュラルなストレートヘアを作ることができます。セット方法によっては様々なスタイリングを楽しめる髪型です。

しかし、ストレートパーマはクセのある髪を薬剤や熱を使って真っ直ぐにするものなので、髪にそれなりのダメージが加わります。何度もパーマやカラーを繰り返した髪にストレートパーマをかけると、チリチリとした見た目の髪になってしまうこともあるのです。普段のケアにトリートメントなどをプラスしてケアしていきましょう。

出典:https://www.beauty-box.jp/style/mens/bio20200102/

▼地毛用パーマ縮毛矯正

縮毛矯正は、地毛に付いているクセやうねりを薬剤を使って真っ直ぐにしていくものを指します。ストレートパーマの真っ直ぐさとは若干異なり、毛先までしっかりとストレートな髪質を作ることができます。地毛のクセが強く、理想のスタイリングをすることが難しいという方におすすめできるパーマです。

ただし、こちらもストレートパーマ同様髪に負荷はかかります。傷みがひどい方は普段のケアから気を付けておくとパーマのかかりや持ちも良くなります。またクセやうねりが強すぎる方は、ストレートになりすぎてしまうこともあるので、事前にナチュラルさを残せるかどうかを確認することがおすすめです。

②コールドパーマ

コールドパーマとは薬剤だけを使用してカールを付けるパーマの種類を指します。熱を加えないので前髪や根本にも使用することができ、直毛が気になる方におすすめです。仕上がりは柔らかい質感のパーマになるので、より自然でナチュラルなパーマをかけたい方にも向いています。

熱を使用しないので、傷みが見た目に出やすい髪が細い・少ないという方にもおすすめできるパーマです。根元からかけることができるおかげで自然にボリュームアップすることもでき、不自然な境目ができにくいこともコールドパーマの良い点と言えます。根元から立ち上がったようなふんわりとしたフォルムを作ることができ、スタイリングもしやすくなります。

出典:https://www.beauty-box.jp/style/mens/lvo136/

▼ピンパーマ

ピンパーマとはピンや指を使って固定する方法のパーマです。ペーパーに挟んだ髪を根元に巻き付けていき固定してカールを付けていきます。ゆるく大きなカールが出来上がるのが特徴で、ナチュラルな仕上がりになります。ふんわりとしたシルエットを作るのにも向いており、髪のボリュームを出したい方にもおすすめのパーマです。

パーマをかける際の巻き付け方や力加減が仕上がりに直接関わってくるので、なるべくパーマ経験の多い美容師さんにお願いするのが安心です。ふんわりとしたシルエットになるので、髪が硬い・多いという方は注意が必要です。

出典:https://www.beauty-box.jp/style/mens/ma77052/

▼ツイストパーマ

ツイストパーマはピンパーマの種類の1つであり、ピンパーマでの方法にねじりを加えた固定方法を使います。方法自体はピンパーマと同じものなのでゆるくふんわりとした仕上がりになるパーマです。男らしく、ワイルドな印象になりやすいパーマでもあるので、男性人気の高いパーマでもあります。

セットをすればより綺麗な仕上がりになりますが、ノーセットでも乾かし方などを気を付ければ比較的パーマが出やすい種類でもあります。持ちも悪くはないので、毎日セットする時間はないけれど、動きのある髪でおしゃれに見せたいという方にもおすすめできるパーマ方法です。

出典:https://www.beauty-box.jp/style/mens/hakr183/

▼スパイラルパーマ

スパイラルパーマはロットという髪を巻き付ける筒状の道具を使いパーマをかける方法です。髪をらせん状になるように巻き付け、そのまま固定することでカールを出していきます。ツイストパーマよりもより大きく動きの出るパーマスタイルなので、スタイリングの際に再現がしやすく、初心者の方にもおすすめできパーマスタイルです。

スパイラルパーマは乾かし方に気を付けることでより綺麗なカールを出すことができます。濡れたまま放置するとパーマも落ちやすくなり、セットの際の再現が難しくなってしまいます。お風呂上がりはしっかりと乾かすことで比較的長くパーマスタイルを楽しむことが可能です。

出典:https://www.beauty-box.jp/style/mens/ma77028/

▼ツイストスパイラルパーマ

ツイストスパイラルパーマはツイストパーマとスパイラルパーマを合わせたパーマの方法です。より細かく動きがでるパーマスタイルになっています。パーマ自体の持ちも良いので、細かいケアをしなくても比較的長くパーマスタイルを楽しむことができるパーマです。髪が細く、ペタっとしやすい方も簡単にボリュームと動きを出せるパーマになっています。

ツイストスパイラルパーマはセット方法によって印象がガラッと変わるパーマでもあります。ドライ系のワックスを使えばふんわりとしたくせ毛のような印象に、グロス系のワックスを使えばワイルドでハードなイメージのスタイリングを楽しむことが可能です。

(ピンパーマの髪型については以下の記事も参考にしてみてください。)