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スポーツ選手は運動の能力が高い方が多く、見た目が簡単なだけに見様見真似でボックスジャンプを行っている方も多いです。しかし、見た目以上にこだわるべき点が多数あるので、しっかり正しいやり方を理解してボックスジャンプを日頃のトレーニングに取り入れましょう。
ボックスジャンプの正しいやり方&コツ
ジャンプトレーニングでは着地が最も体に負荷をかけます。ボックスジャンプでは台を置くことにより最高到達点からの着地までの距離を縮められるので、無駄な負荷を軽減してジャンプを繰り返すことができるのがメリットです。
▼ボックスジャンプの正しいやり方
①レベルにあった台を選ぶ
②ジャンプ力から逆算して台との距離を調整
③勢いよく台に飛び乗る
④膝か腰を曲げて着地
⑤片足を後ろに出してゆっくり降りる
▼ボックスジャンプのコツ&注意点
・着地の際は膝を伸ばし切らずに、膝と腰を曲げて衝撃を吸収しましょう
・台に乗った後はリズミカルに降りず数秒キープする意識を持ちましょう
・降りる際は勢いで降りずにしっかり片足で後ろ方向にゆっくり降りましょう
・慣れてきたらテンポよく動作を繰り返してみましょう
・高く飛べなくなってきた段階で直ぐに止めるか、台を低くしましょう
(下半身の筋トレについては以下の記事も参考にしてみてください)
フロントスクワットのやり方!正しい持ち方〜バックスクワットとの違いまで解説
出典:Slope[スロープ]
ボックスジャンプに使う台の代用&自作アイデア
ボックスジャンプの効果や、やり方は理解できたけどこのボックスはどこにあるの?と疑問に思っている方もいるでしょう。たしかにこのボックスはどこのジムにもあるとは言い難く、見かけたことがないという方も少なくありません。
しかし、ボックスジャンプは専用の台を使用しなくても十分トレーニングが可能な種目です。以降でボックスジャンプに使う台の代用方法〜自作方法まで詳しく解説していきます。
フラットベンチ
ボックスジャンプはジムに必ずと言って良いほどあるフラットベンチでも代用可能です。しかし、裸足で行うと滑ってしまうため靴は履かなくてはいけなく、普段履きでベンチに乗るのはモラルに反します。したがって、家にある方で代用する場合は最適ですが、ジムで行うのは止めたほうがいいでしょう。
どうしてもジムでフラットベンチを代用したい場合は専用の靴を用意するか、台に乗った後は徹底的に掃除をするなど工夫をして行ってください。
階段・石段
ボックスジャンプは最高到達点から着地までの距離を縮められればいいので、階段や公園などにある石段などでも代用可能です。階段などは跳び撮る幅が狭く直ぐ上に段差もあり、脛をぶつけてしまったりする危険性があるので、余裕な高さからトレーニングを始めるようにしましょう。
(階段トレーニングについては以下の記事も参考にしてみてください)
階段トレーニングはメリット多数!コスパ抜群のメニュー&やり方〜注意点まで解説!
出典:Slope[スロープ]
自作
ボックスジャンプで使う台は、こちらのように自作することもおすすめです。木材などを使用した工作が得意な方は、様々な高さのボックスを数個作ってトレーニングの効率を上げましょう。自作ができれば家でいつでもできるので継続的なトレーニングができて効果が早く出ます。
自作方法については下記の記事を参考にしてみてください。
出典:ケトルベルリフター パーソナルトレーナー 渡辺陽介のブログ