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湯シャンの効果は?フケ・抜け毛・白髪改善?やり方〜逆効果NG例も!

2020年09月06日

今話題の『湯シャン』をご存知ですか?今回は、湯シャンで期待できる効果や、湯シャンによって起こるトラブル&デメリット、正しいやり方〜逆効果になってしまうNG行為まで詳しく解説していきます。最後に湯シャンを続けた結果効果があった方達の体験談も多数紹介しているので参考にしてみてください。

【監修】美容師 横井拓徹

Amoute(アムティ)恵比寿店に勤務。21歳で専門学校卒業と同時にスタイリストデビュー。美容業界最速。学内ウィッグコンテストでは優勝。24歳で店長に就任。インスタグラムでは100人以上の芸能人ものまねセットを投稿し、話題性を呼んでいる。Instagram(本垢) / Instagram(芸能人ものまねヘアセット垢)

②35~38℃のお湯で丁寧に地肌を洗う

湯シャンを行うのに効果的なお湯の温度は、35~38℃です。40℃以上のお湯で洗った方が皮脂も溶けて、菌も殺してくれると思いがちですが、熱すぎるお湯だと頭皮にダメージを与えてしまいます。

適切な温度に設定したら頭皮を傷つけないように、指の腹で頭皮を揉み込むようにして洗っていきます。オイリー頭皮やかゆみに悩みがある方は、爪を使用して強く洗ってしまう傾向がありますが頭皮を傷つけてしまうのでやめましょう。

このように丁寧に洗う必要があるので、最初で慣れていない時期は10分ほどかかるのが正常です。慣れていないのに短時間で終わる場合は、頭頂部や耳の裏、前髪の生え際、襟足などをしっかり洗えていないことが多いので時間をかけて丁寧に洗いましょう。慣れてくると通常のシャンプーと同じ3〜5分程度で済ませられるようになります。

③タオルを使用して優しく乾かす

濡れた髪はダメージを受けやすいので、自然乾燥はせずにタオルとドライヤーでしっかり乾かしましょう。髪を乾かすという行為はもちろんですが、軽く乾かすのではなく完璧に乾かす必要があるので、下記の手順に従ってしっかり時間をかけて髪を乾かす必要があります。

湯シャンが完了したらタオルで髪を挟むようにして、丁寧に水分を拭き取っていきます。いきなりゴシゴシと強く拭いてしまうと、髪の毛にダメージを与えて湯シャンの効果を台無しにしてしまうので注意が必要です。タオルでしっかりドライができたらドライヤーに切り替えて、さらに乾かしていきます。

ドライヤーは上から20cmは必ず離し、地肌から順番に乾かしていきます。この際に温風を一定時間当てて熱を持った髪に冷風を適宜当てることによって、髪への負担が減りキューティクルのある綺麗な髪に仕上げられるので試してみましょう。

湯シャンが逆効果になるNG例

これまでの解説の通りしっかりとした手順で時間をかけて行い、最初の不快感を我慢して湯シャンを継続してきたのに、一歩間違えれば逆効果になってしまうという事態も考えられます。

それでは、湯シャンが逆効果になってしまうNG例について確認していきましょう。

①シャンプー使用時と同じように洗う

湯シャンを行う場合は、ただお湯で洗えば良いというものではなく通常時よりも優しく丁寧に洗うことが必須となります。シャンプーは洗浄力が高く、軽く洗っても泡が浸透して頭皮の皮脂を除去してくれます。しかし、湯シャンはシャンプーの洗浄力をあえて頼らずに必要な分だけ皮脂を除去するという効果があるため、湯シャンでは洗浄力がない分を時間をかけて丁寧に洗ってカバーする必要があるのです。

湯シャンの場合はしっかり洗わなくては、皮脂が必要以上に多く残ってしまうので逆効果となってしまうのです。

②髪を自然乾燥させる

湯シャンはシャンプーを使用しないことから、ドライヤーでの熱も当てないで全て自然の力に頼った方がいいと勘違いをしてしまう方が多くいます。しかし、髪が濡れた状態だとダメージを受けやすく、頭皮で菌が発生しやすくなるので自然乾燥はNGです。

したがって、湯シャンを行った後はタオルとドライヤーを使用して適切に乾かしていくことが湯シャンの効果を引き出すポイントとなります。

湯シャンを続けた結果効果があった人の体験談

これまで湯シャンのメリット・デメリット〜正しいやり方、NG行為まで詳しく解説してきました。しかし、まだ湯シャンに抵抗があり「本当に効果あるの?」と疑問に思っている方も少なくないでしょう。

ただ、湯シャンは続ければ確実に効果を感じられます。そこで最後に、湯シャンを続けた結果効果があった人の体験談を複数紹介していきます。











上記の方たちのように、短期的な快感に目をくらまさずに続けた結果、湯シャンから抜け出せなくなるほどの効果を実感しています。湯シャンに限らないことですが、我慢強く長期的に考えて物事を継続することが重要です。

(湯シャンを続けた効果については以下の記事も参考にしてみてください)