目次
- シャツの襟の種類の選び方&コーデの秘訣を徹底解説!
- シャツの襟の種類【①レギュラーカラー】
- シャツの襟の種類【②セミワイドカラー】
- シャツの襟の種類【③ワイドカラー】
- シャツの襟の種類【④ホリゾンタルカラー】
- シャツの襟の種類【⑤ボタンダウンカラー】
- シャツの襟の種類【⑥ウィングカラー】
- シャツの襟の種類【⑦ナローショートカラー】
- シャツの襟の種類【⑧ワンピースカラー】
- シャツの襟の種類【⑨ドゥエボットーニカラー】
- シャツの襟の種類【⑩バンドカラー】
- シャツの襟の種類【⑪オープンカラー】
- シャツの襟の種類【⑫ノーカラー】
- ビジネスシーンでネクタイに合うシャツの襟の種類
- クールビズなどノーネクタイに合うシャツの襟の種類
- 結婚式・パーティーに合うシャツの襟の種類
- カジュアル・普段着で流行中のシャツの襟の種類
- 身体の悩みに合わせたシャツの襟の種類
- シーンに合ったシャツの襟の種類を理解してコーデに幅を
シャツの襟の種類の選び方&コーデの秘訣を徹底解説!
シャツとひとまとめにくくりがちですが、実は襟の種類がかなり豊富で応用が可能なアイテムです。襟の形で印象ががらりと変わるので、襟の特徴を知っておくことはマストといえるでしょ。コーデの秘訣も紹介します。まずはシャツの襟の種類をさっそくチェックしていきましょう。
シャツの襟の種類【①レギュラーカラー】
レギュラーカラーシャツはいちばんよく知られている襟の形です。襟の長さも開き方もトレンドに合わせつつ、スタンダードな形を継承したスタイル。様々なシーンに合い、スーツはもちろんジャケットスタイルやネクタイとも相性が良いのが特徴です。
シャツの襟の種類【②セミワイドカラー】
セミワイドカラーシャツはスタンダードカラーシャツよりも少し襟の開きが大きいものを指します。スタンダードカラーは襟の開きが70度~90度なのに対して、セミワイドカラーは90度以上あります。首まわりがすっきりして見えるのにゆったりした印象を与えられるのがこのセミワイドカラー。清潔感があり美しく見えるのでビジネスに最適です。
シャツの襟の種類【③ワイドカラー】
ワイドカラーシャツは襟の開き方がレギュラーカラーシャツよりも少し広めにとられた形です。襟元が大きくなっているので首まわりや顔がすっきりして見えるのが特徴。スーツに合うのでビジネスにはもちろん、カジュアルにも着まわせます。
シャツの襟の種類【④ホリゾンタルカラー】
ホリゾンタルカラーはシャツの襟が水平になっているのが特徴です。シャツ襟が大きく開くスタイルで、太目のネクタイや柄のネクタイとも好相性。柄シャツを選べばカジュアルに、白シャツを選べばスーツに合わせても上品にと色柄でいろいろな表情を見せてくれる形の襟です。
シャツの襟の種類【⑤ボタンダウンカラー】
ボタンダウンシャツは襟の先端をボタンで生地に留めた形の襟です。襟のサイズや開きはレギュラーカラーと同じですが、カジュアル感が最大の特徴。ノーネクタイやビジネスカジュアルに最適です。襟の形が高めになるので、フォーマルにはおすすめできません。
シャツの襟の種類【⑥ウィングカラー】
ウィングカラーは名前の通り、鳥が翼を広げたようなシルエットの形の襟です。蝶ネクタイ、アスコットタイと特に相性が良いでしょう。ウィングカラーシャツはフォーマルシーンに欠かせないアイテムです。
シャツの襟の種類【⑦ナローショートカラー】
ナローショートカラーは襟の開きがとても小さい形です。襟自体が小さめに作られていることが多いのも特徴の一つ。首まわりに小さなVの形を作るので、首まわりをスリムに見せたい方におすすめです。
シャツの襟の種類【⑧ワンピースカラー】
ワンピースカラーは別名イタリアンカラーとも呼ばれ、リラックス感やちょい悪感を出すのに最適な襟の形です。前身頃から襟が立ち上がるように一枚の生地で作られていて、ネクタイを締めない着用の仕方が最もスマート。ビジネスなどかっちりした場にはあまり向きませんが、カジュアルに大人っぽく着こなすことができます。
シャツの襟の種類【⑨ドゥエボットーニカラー】
ドゥエボットーニカラーは「2つのボタンの襟」という意味。その名前の通り、首元にある2つのボタンが特徴です。襟の高さがあって大きく開くことができるので存在感も抜群。ネクタイなしでワイルドに大人っぽく着こなすのがおすすめです。
シャツの襟の種類【⑩バンドカラー】
バンドカラーは、ノーカラー状態のシャツにバンド様の襟を付けたものです。首元をすっきり見せることができ、カジュアル感と清潔感も取り入れることが可能。ノーカラーよりもきれいめに見えるのがポイントです。
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出典:Slope[スロープ]
シャツの襟の種類【⑪オープンカラー】
オープンカラーは第一ボタンがあいている形の襟で、トレンド感のあるスタイルです。ゆったりした雰囲気があるのに大人っぽく着ることができるので若い世代にも人気。レイヤードや羽織にもおすすめです。
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出典:Slope[スロープ]
シャツの襟の種類【⑫ノーカラー】
ノーカラーシャツはバンドカラーシャツに似ていますが、襟がまったくないものを指します。イメージとしては画家のスモックのような襟。首元がすっきりと見える上に、程よくラフなイメージを作ることができます。さらに、前を開けて着用すれば羽織シャツとしても活躍します。
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ビジネスシーンでネクタイに合うシャツの襟の種類
ビジネスシーンでスーツやネクタイに合うシャツ襟の形は「レギュラーカラー」「セミワイドカラー」「ワイドカラー」「ホリゾンタルカラー」です。これらのシャツは相手に誠実な印象を与えるとともに、清潔感やきちんと感も印象付けます。信用や信頼が大事なビジネスにはぴったり。さっそくメンズコーデ例をチェックしましょう。
レギュラーカラーシャツ
ネクタイが文句なく似合うのがレギュラーカラーシャツです。こちらではネイビーのスーツにボルドーのネクタイをセレクトしたメンズコーデ。色のベクトルは反対ですが、トーンを揃えていることでコーデが美しくまとまっています。
▼着用アイテム
・シャツ:AVINOLaboratorio Napoletano
・セットアップ:De Petrillo(160,600)
・ネクタイ:FRANCO BASSI
セミワイドカラーシャツ
襟の開きが絶妙なセミワイドカラーシャツを使ったコーデは清潔感がありつつ、襟元をスッキリと見せてくれます。こちらのコーデでは少し太めのネクタイを着用。襟の開きが大きいシャツは太目のネクタイや柄物のネクタイと相性が良いです。
▼着用アイテム
・ジャケット:EDIFICE(36,300)
・パンツ:EDIFICE(17,600)
・シャツ:EDIFICE(14,300)
・ネクタイ:EDIFICE(9,900)
ワイドカラーシャツ
襟の開きが大きなワイドカラーシャツはネクタイともよく調和します。特に太目のネクタイを付けても違和感のないのが特徴のワイドカラー。こちらはスーツと同系色のネクタイをセレクトしたメンズコーデ。ネイビーの面積が大きくなり、重く見えそうなコーデですがワイドカラーシャツをセレクトしたことで、顔まわりがすっきりと見えています。
▼着用アイテム
・シャツ:SHIPS(14,190)
・ネクタイ:SHIPS(9,900)
ホリゾンタルカラーシャツ
首元に大きな開きを与えて印象付けるホリゾンタルカラーのシャツはネクタイが良く似合います。こちらのように柄が派手なものを合わせてもしっくりと調和させてしまうほどの懐の深さがあるのがホリゾンタルカラー。ブラウンとブルーのコーデで男性らしさと、信頼できる雰囲気を出したメンズコーデです。
▼着用アイテム
・シャツ:SHIPS(13,200)
・ネクタイ:SHIPS(16,280)
・シューズ:SHIPS(22,330)
・ベルト:SHIPS(13,200)
クールビズなどノーネクタイに合うシャツの襟の種類
クールビズなどノーネクタイに合うシャツの襟の形は「ボタンダウンカラー」「ホリゾンタルカラー」「ワンピースカラー」です。ネクタイがなくても襟まわりに特徴があるのでかっこよくキマるというのがその理由。また、襟の開き方が夏っぽい軽やかな印象を与えます。どのようなメンズコーデが可能なのかチェックしましょう。
ボタンダウンカラーシャツ
スポーティな印象になりがちなボタンダウンシャツですが、ベストとスラックスを合わせるとこなれた印象に変えることができます。こちらは白のシャツと黒のベストを合わせたメンズコーデ。パンツも同系色で合わせたワントーンコーデは街中でも浮くことなくおしゃれ見えします。
▼着用アイテム
・シャツ:SHIPS(13,200)
・パンツ:SHIPS(13,970)
・シューズ:G.H.BASS & COMPANY(25,300)
・ベスト:SHIPS(11,990)
ホリゾンタルカラーシャツ
襟が水平に開くホリゾンタルカラーを使ったメンズコーデです。首元や顔の印象が強調されるので、ビジネスなど相手に強い印象を残したいときに最適です。こちらのコーデではジャケパンスタイルで、ビジネスカジュアルな着こなしを実現しています。
▼着用アイテム
・シャツ:SHIPS(17,270)
・パンツ:SHIPS(20,350)
・ジャケット:SHIPS(38,500)
・ベルト:SHIPS(18,260)
ワンピースカラーシャツ
イタリアの伊達男のような雰囲気が出るワンピースカラーシャツはカジュアルに着てもどこか色気が漂うアイテム。こちらはアンクルパンツで足首を見せて抜け感を強調しています。シンプルなアイテムの組み合わせですが男の色気が漂うメンズコーデなので女子ウケも期待できるでしょう。
▼着用アイテム
・シャツ:MEN’S MELROSE(12,100)
・パンツ:MEN’S MELROSE(7,040)
・シューズ:seesaw(18,700)
・コート:MEN’S MELROSE(14,300)
結婚式・パーティーに合うシャツの襟の種類
結婚式・パーティーなどフォーマルシーンに合うシャツの襟の種類は「ウィングカラー」と「ラウンドカラー」です。フォーマル感が強く、きれいに着用できることから特別にドレスシャツと呼ばれることも多い種類です。では、どのようなメンズコーデが可能なのか見ていきましょう。
ウィングカラーシャツ
ウィングカラーシャツはきれいめに着こなすのが鉄則ですが、こちらのように少しカジュアルダウンするのもとてもおしゃれです。結婚式などフォーマルな場で着用するウィングカラーシャツなので、カジュアルアイテムを取り入れるだけで周りと一気に差をつけることができます。
▼着用アイテム
・シャツ:KATHARINE HAMNETT LONDON(20,900)
・パンツ:KATHARINE HAMNETT LONDON(22,000)
・ジャケット:KATHARINE HAMNETT LONDON(41,800)
・ボウタイ:HAMNETT(5,280)
ラウンドカラーシャツ
特徴的なラウンドカラーシャツを着用したメンズコーデです。ネクタイの柄が大柄ですが、悪目立ちしていないのはスーツの色とシャツの色を取り入れたカラーリングの柄を選んでいるから。フォーマル感のある襟できちんと感や特別感を出しながら、遊び心も忘れない大人の着こなしです。
▼着用アイテム
・シャツ:TRANS CONTINENTS(7,590)
・ネクタイ:TRANS CONTINENTS(6,490)
・スーツ:TRANS CONTINENTS
カジュアル・普段着で流行中のシャツの襟の種類
シャツはカジュアルダウンして着るのがトレンド。カジュアル・普段着で流行中のシャツの襟の種類は「バンドカラーカラー」「オープンカラー」「ノーカラー」です。トレンドをおさえたいならこのどれかをセレクトすれば間違いありません。おしゃれなメンズコーデ例をチェックしましょう。
バンドカラーカラーシャツ
バンドカラーシャツは一枚でさらりと着用するだけでおしゃれに見える便利なアイテム。一枚持っておいて損はありません。こちらはブラウンをベースにしたメンズコーデ。バンドカラーシャツはスラックスとも相性がいいので、きれいめに着こなすのがおすすめです。
▼着用アイテム
・シャツ:KANGOL(5,390)
・パンツ:MONO-MART(3,980)
・シューズ:GU
・バッグ:Beauty&Habit(4,480)
オープンカラーシャツ(1枚着)
オープンカラーシャツをきちんとボタンを留めて着用したメンズコーデです。襟元がオープンカラーになっているので抜け感があるのが特徴。トップスとシューズのカラーを合わせることで、黒のボトムスでもすっきりと軽やかに見せることに成功しています。
▼着用アイテム
・シャツ:MUJI Labo
・パンツ:LENO
・シューズ:REPRODUCTION OF FOUND(22,800)
・バッグ:beautiful people
オープンカラーシャツ(羽織)
オープンカラーシャツを羽織に使ったメンズコーデです。細身の黒パンツはトレンドですが、それと相性がとても良いのがこのオープンカラーシャツ。羽織に使うことで涼し気かつ軽やかな印象になります。アースカラーを選ぶのがユルさを出す秘訣です。
▼着用アイテム
・シャツ:WYM LIDNM(4,400)
・パンツ:LIDNM(6,600)
・シューズ:HOKA ONEONE(23,100)
・Tシャツ:UNIQLO(1,650)
ノーカラーシャツ(1枚着)
ノーカラーシャツを一枚でさらりと着用するのもおすすめです。リラックス感が出るのはもちろん、アーティスティックな印象にもなります。インナーにTシャツを着用し、第一ボタンを開けてちらりと見せるのも女子ウケの良いメンズコーデです。
▼着用アイテム
・シャツ:HARE(11,000)
・パンツ:HARE(9,900)
・シューズ:HARE(15,400)
ノーカラーシャツ(羽織)
ノーカラーシャツは羽織に使うとこなれ感を出すことができるのでおすすめのアイテム。こちらは淡い色を基調にしたメンズコーデ。靴とインナートップスのカラーを揃えることで、引き締め効果を狙っています。淡い色使いでもぼんやりとぼやけてしまうことがありません。
▼着用アイテム
・シャツ:SMITH’S(4,950)
・パンツ:coen(3,960)
・シューズ:coen(3,190)
・長袖Tシャツ:SMITH’S(3,300)
身体の悩みに合わせたシャツの襟の種類
最後に、身体の悩みに合わせたシャツの襟の形をチェックしていきます。シャツの襟の形を間違えればコンプレックス部位を増長させてしまいますが、緩和するものをセレクトすればかっこよくキマるメンズコーデが簡単に完成します。さっそく、悩み別にチェックしましょう。
筋肉質でガッチリ
筋肉質でがっちりしている方がシャツを着用するとワイルド感が出すぎる場合があります。その場合の襟の形はワイドカラーやホリゾンタルカラーがおすすめ。襟が大きめのアイテムをセレクトすれば襟と比較してがっちり感が軽減されます。
同系色できれいにまとめたメンズコーデはカジュアル感もありつつ、ビジネスにも応用できるスタイル。こちらのように第一ボタンをあければ首が長く見えるので、すっきりとした縦のラインを強調することが可能です。
▼着用アイテム
・シャツ:MONSIEUR NICOLE
・パンツ:ikka(5,280)
・シューズ:NICOLE CLUB FOR MEN(19,580)
細身・小柄
細身または小柄な男性にはナローショートカラーがおすすめです。襟の形が小さければ、それと比較して身頃が大きく見えるので、細身・小柄感を軽減できます。首が細すぎるという方にはドゥエボットーニもおすすめ。襟高があるので首の長さを緩和しつつ、襟元のボタンで重厚感を与えられます。
ブルーのシャツとブラックのパンツで男性らしいカラーリングを大人っぽく仕上げたメンズコーデ。ベルトと革靴でブラウンをプラスすることで、全体のカラーをぼんやりとさせず、引き締めています。
▼着用アイテム
・シャツ:ICHIMILE GRATORY(15,120)
・パンツ:Curly(17,064)
・シューズ:PADRONE(32,400)
顔が大きい
顔が大きいと悩んでいる方にはワイドカラーがおすすめです。襟の大きさがあり、開きも大きいものにすれば相対的に顔が小さく見えます。ワイドカラーシャツを開襟して着用してもおしゃれですし、柄の大きなネクタイなどで視線を引き付けるのもおすすめ。
シンプルなシャツに細身の黒パンツを合わせたスタイルはトレンド感があり、女子ウケも良好なメンスコーデです。シルバーのネックレスを使い、首元に緩く大き目のラインを作りカジュアルな中にも上品さを出しているのがポイントです。
▼着用アイテム
・シャツ:GOSTAR DE FUGA(8,690)
・パンツ:GOSTAR DE FUGA(10,780)
・シューズ:GOSTAR DE FUGA(20,680)
シーンに合ったシャツの襟の種類を理解してコーデに幅を
シャツの襟の形は様々ですが、フォーマルやカジュアルなど着用シーンに合わせて選ぶ事が一番大事です。その為にはどのような形の襟がどのようなシーンに合うのかを知っておくのはとても重要なこと。襟の種類を理解してコーデに幅を持たせればおしゃれなメンズコーデも難しくありません。襟の形から選ぶおしゃれコーデにぜひチャレンジしてみましょう。