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こちらでは、ドライヤーだけだと直せない男のくせ毛前髪を、ヘアアイロンを使ってまっすぐに直す方法を解説。ブリーチ後の髪をお手本に紹介しているので、ヘアアイロンの温度は140度の低温設定となっています。前髪のくせ毛だけでなく、もみあげのくせ毛の直し方のコツもご紹介しているので参考にしてみてください。
▼セット・スタイリングの手順
①ヘアアイロンの温度を140度に設定する
②サイドの1cmくらいの量の髪を残しピンで留める
③残した髪を引っ張りながらヘアアイロンを挟む
④くせと反対方向に引っ張りながらかける
⑤場所を変えながら③④を繰り返す
④の工程を行うときは、できるならコームを使いながらやるとよりまっすぐに仕上がります。くせやうねりがあまり強くない髪質であれば、前髪だけしっかりストレートにし、後ろの髪はヘアワックスなどでアレンジして、くせ毛を生かすヘアスタイルがおすすめだということです。前髪を整えただけでも、かなりイメージが変わりますよ。
【ヘアアイロン編②】傷ませない&長持ちさせる方法
こちらの動画では、ヘアアイロンを使って、くせ毛を傷ませないでストレートを長持ちさせる方法をご紹介。「せっかく整えた前髪も汗などで元に戻ってしまう」というくせ毛の男性や、「ヘアアイロンをしても上手くまっすぐにできない」という男性におすすめのテクニックになります。
▼セット・スタイリングの手順
①内側の前髪を薄く残し、外側の髪をピンで留める
②残した前髪をくしでとかす
③とかした前髪をヘアアイロンで挟む
④前髪を上に持ち上げながらヘアアイロンをかける
⑤徐々に上の段へと繰り返す
ヘアアイロンの温度は、160度以下で行うようにしましょう(150度くらいがおすすめ)。髪の乾きすぎや濡れすぎの状態で行うと髪へのダメージが強く出てしまうので、触って冷たくない程度の髪の状態でヘアアイロンをあてるようにします。前髪を挟んだら、上に持ち上げ、丸い軌道を意識しながらヘアアイロンをかけるようにしましょう。
前髪のくせの強い部分は、指で挟んで2,3回熱を通すと、くせ毛がまとまりやすいです。
男のくせ毛をストレートに直す方法【その他】
男のくせ毛をストレートにする直し方の【ドライヤー編】と【ヘアアイロン編】がわかったところで、下記ではその他の直し方をご紹介します。チリチリでワックスでもまとまらないような髪におすすめの男性の「縮毛矯正を使った直し方」や、「直毛を生やす裏技」などを動画で解説。前髪だけでなく、髪全体に効果的なので参考にしてみてください。
【その他①】縮毛矯正
こちらでは、美容院でのメンズの縮毛矯正のやり方について解説。くせが強く、カラーやパーマをまだ行っていない男性のくせ毛を参考にしています。縮毛矯正は、天パやチリチリのくせ毛の人におすすめですが、時間と手間がかかるので、美容院で行うのがおすすめ。今回は、美容院での流れをご紹介します。
▼セット・スタイリングの手順
①1液の縮毛矯正剤を根元から毛先にかけて塗る
②シャンプーをして薬剤を洗い流す
③ヘアアイロンで髪を整える
④2液の薬剤を塗る
⑤シャンプーで洗い流す
⑥仕上げる
①の薬剤を塗るときは、くせが多いところは多めに、毛先などは少なめにして調整しています。根元から2~3cm開けて塗布。トップに行くにつれて薬剤の強さを変えて塗っていきます。こちらの動画では、時間を短縮して紹介していますが、実際は、すべての工程が終わるまで3時間前後です。
【その他②】直毛を生やす裏技
こちらでは、男のくせ毛を直毛に生やす裏技を3つご紹介しています。①②③とそれぞれ裏技の種類を解説。くせ毛が治るスピードが上がるというメリットが期待できます。
▼セット・スタイリングの種類
①グーのこぶしで頭皮をマッサージする
②髪の毛を引っ張る
③湯シャンをする
①の方法は、両手でやるのがおすすめです。②のやり方は、髪を引っ張るので、髪が抜けるデメリットもあることに注意して行うようにしましょう。
③の湯シャンは、シャンプー残りでの毛穴の詰まりを防ぐため、効果的とのことです。シャワーのお湯で頭皮マッサージをしながら洗うシンプルな方法になります。ただし、湯シャンだけだと臭いやべたつき、かゆみなどが起こることもあるので、1週間に1回や3日おきなど工夫をして行いましょう。
直したストレートを長く保たせる3つのコツ
男のくせ毛をストレートにする方法がわかったら、次に、ストレートヘアを長くキープするコツを3つご紹介します。シャンプーの種類や洗い方などいろいろあるので、参考にしてみてください。
シャンプーやトリートメントの種類にこだわる
直したストレートを長くキープするためには、シャンプーやトリートメントの種類にこだわりましょう。髪の内部の水分バランスが重要なので、タンパク質の成分を補うようなシャンプーやトリートメントを選ぶようにします。
シャンプーは、洗浄力を重視したシャンプーではなく、洗浄力の優しいコラーゲンやアミノ酸系シャンプーなどがおすすめです。特に「ココイル加水分解コラーゲンK」などのタンパク質成分が入ったものを選ぶと良いでしょう。
トリートメントは、「メドウフォームラクトン」など保湿成分のあるものや、「スパイダーシルクオイル」などの成分が配合されている洗い流さないタイプがおすすめ。毛穴に詰まるのを防ぐため、中間から毛先にかけて付けるようにしましょう。