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ミオスタチン関連筋肉肥大はアニメキャラにも多い
なんとアニメでも、ミオスタチン関連筋肉肥大ではないかと指摘されていたり、公式にそのように設定されていたりするキャラクターがあります。もちろん架空の人物なので、あくまでそういう設定である、というだけです。しかし、公式設定でなくともミオスタチン関連筋肉肥大症を匂わせる描写があったりして、中々興味深いものがあります。
鬼滅の刃・甘露寺蜜璃
映画も話題沸騰の「鬼滅の刃」。登場人物の甘露寺蜜璃(かんろじみつり)がミオスタチン関連筋肉肥大ではないかと一部でささやかれています。お色気系キャラ的立ち位置ながら、常人の8倍の筋力を発する肉体という設定。大量の高カロリーな食事を摂る描写もあるなど、まさにミオスタチン関連筋肉肥大症を連想させるアニメキャラです。
嘘喰い・箕輪勢一
箕輪勢一(みのわせいいち)とは、ギャンブルと格闘がテーマの漫画が原作のアニメ作品、「嘘喰い」の登場人物です。肥満でもないのに身長の割に100kgを超える体重という設定や、急激なカロリー不足に陥り敵に敗北する描写などがあります。漫画やアニメでミオスタチン関連筋肉肥大を明確に意識したキャラクターを描いた最初の作品ともいわれています。
デュラララ!!・平和島静雄
ライトノベルが原作のアニメ「デュラララ!!」の登場人物、平和島静雄(へいわじましずお)がミオスタチン関連筋肉肥大症だとする、作品ファンの指摘があります。造形として筋肉質には描かれていませんが、人並み外れた筋力を発揮する描写が満載。生まれつき筋力の抑制が効かないという設定で、ミオスタチン関連筋肉肥大症を匂わせます。体脂肪量も少なそうです。
テラフォーマーズ・ミッシェル
「テラフォーマーズ」は火星を舞台にしたSFバトル作品。ミッシェルは与えられた任務のため、超人的な筋力や能力を得る特殊な手術を受けます。手術後は能力発動用の薬が必要ですが、彼女は薬なしで能力発動できるという設定です。ミオスタチン関連筋肉肥大とは少し違うかもしれませんが、先に紹介したゲノム編集で筋肉肥大させられた実験動物を連想させます。
進撃の巨人・ミカサとリヴァイ
漫画もアニメ版も大人気の「進撃の巨人」。重要キャラのミカサとリヴァイもかなりミオスタチン関連筋肉肥大的です。二人は同じ一族の末裔で、筋力の抑制を任意に無効化できるという共通の特殊能力を持ちます。極端な大食い描写は無いものの、同身長のキャラより体重が重い設定など、ミオスタチン関連筋肉肥大を意識したキャラクターだといわれています。