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出典:スポーツクラブ ジョイフィット
よく噛んで食べる
空腹は血糖値と大いに関係があり、血糖値が低い状態の時に空腹を感じています。血糖値は急上昇すると急降下する性質があり、短時間で食事をすると血糖値が急上昇してしまい、その後すぐに急降下するときに再び空腹を感じることが分かっています。食事は満腹感を得れないような短時間で済ますのではなく、時間をかけてゆっくりすることが理想です。
そこで食事の際にはよく噛んでから飲みこむようにすると、空腹感に対して適切な量の食事を取ることができます。よく噛んでから飲みこむことで、血糖値の急激な上昇を抑えることができるのです。その結果、十分な栄養を摂取することができるので、筋肉量や体重の維持に繋がります。
食欲が湧かない時でも栄養を摂取しないと基礎代謝が低下してしまいます。少ない量であってもよく噛んでから飲みこむことで、満腹感を得ることができるでしょう。
高津 諭パーソナルトレーナー
よく噛むことで、消化酵素分泌による口腔ケアの助けにもなりますし、胃腸の働きも活発になります。これにより、筋肉を大きくしたい人はしっかり食べることができますし、減量目的の人は満足感を上げることができます。何を食べるか?と言う以前に、よく噛んで食べる、意識して食べることは今すぐに始められるダイエットです。
筋トレや運動と食欲の関係性を理解しておこう
今回は筋トレや運動と食欲の関係について解説しました。食欲が湧く・湧かないにはそれぞれホルモンの分泌が大きく関わっていることが分かりました。どちらの状態であっても体に異常が起きている訳ではありません。適切な量の食事をすることで大切な栄養を摂取できますので、筋肉や運動と食欲の関係性を理解してボディメイクに役立てましょう。