フィジークで勝つには、理想的なボディを作ることです。サーフパンツに合う上半身というと、広い肩幅と細いウエストといった逆三角形がベストです。逆三角形の体を優先的に作るには、背中~肩~胸~腹筋や腕の順でトレーニングすると良いでしょう。自分で見える範囲は意識的に鍛えますが、見えない背中が審査で注目されていますので、背中も鍛えましょう。
メンズフィジークノービスチャレンジ 173cm未満
フィジークで腹筋(ミッドセクション)も大切なポイントです。増量期にしっかりと腹筋を鍛えたか鍛えていないかによっては、絞った時に出る腹筋に大きく差が出ます。大会で胸を張るポージングをした時に、ミッドセクションが見えなくなっている選手がいます。できるだけポージングをしても腹筋が消えないくらいはほしいところです。
メンズフィジークノービスチャレンジ 175cm未満
体を絞って筋肉をつけるのは当たり前ではありますが、筋肉量よりもバランスのほうがフィジークでは良いとされます。上半身のどの箇所も均等に鍛えていくことによって、適度なバランスで筋肉が発達していきます。極端に肩や腕だけが太く女性のようにウエストは細い、などといったアンバランスは良い評価をもらえません。
メンズフィジークノービスチャレンジ 175cm以上
初心者向けのチャレンジと言えども、やはりポージングはきちんと決めていきたいところです。初めての大会だけにポージングのやり方を知らないと、いざ大会でもちぐはぐな動きになってしまい、せっかくのボディを披露することができません。体を鍛えるだけでなく、自分の体がどうすればよく見えるのかを考えながらポージングの練習をしましょう。
メンズフィジークノービス
メンズフィジークオープンクラスの入門向けになります。こちらも過去にフィジークオープンクラスで6位以内に入賞したことのない選手のみ対象の新人戦になります。登録後に出場したコンテストで、オープンクラスで6位入賞した場合にもノービスには出場できなくなりますので注意してください。ノービスでの成績は前回何位であっても出場は可能です。
フィージクノービスでも身長によってのクラス分けがされますが、出場人数によっては公正を規すために階級の変更がされる場合もあります。衣装はカラーは自由で、膝上か膝下の長さのサーフパンツやボードショーツをおへそが見える位置で着用します。素材については、伸縮タイプやスパンデックスでないことが条件です。スパンデックスは部分的であれば可能です。
規定ポーズも2ポーズとなってます。体全体の形やバランス・男性らしい適度な筋量と個々の魅力を十分にアピールし、片手は腰に当てたポーズで静止しましょう。規定ポーズのフロントとバックポーズでは、腰に手を当てなくても大丈夫です。
メンズフィジークノービス 168cm未満
大会に出るからには堂々とした自信のある振る舞いをすることも必要です。大会で自分の体を披露するために鍛えてきたのに、自信がないことには見栄えもよくありません。自分の体を多くの観客に自信をもって見てもらうことによって、更にステージに立つ姿もカッコよくなります。大会に慣れてくると、ポージングが楽しくなる人もいるようです。
メンズフィジークノービス 170cm未満
大会が始まると緊張が高まって落ち着かなくなる選手もいます。ステージに上がって、十分に審査委員に披露することができず、悔いだけが残ってしまう人もいるでしょう。悔いを残さないよう自分が出場する選手のことは意識しないようにしましょう。周りを意識すると自身消失にもつながりよくありません。ステージでは振る舞いで審査員へアピールを意識しましょう。