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プランクで『肩が痛い』のはフォームが原因!正しく効かせるコツ&注意点を解説!

2021年05月25日

効率よく体幹を鍛えられる、筋トレの王道とも言えるプランク。方法によっては肩や腕に痛みを感じてしまうことがあります。痛いまま続けると体を痛めてしまう原因になるので注意が必要です。この記事では痛みの原因や注意点を徹底解説します。

【監修】パーソナルトレーナー Riku

法政大学スポーツ健康学部出身。パーソナルトレーナー兼ミラーフイットコンテンツディレクター。2021年6月にパーソナルトレーニングジム『SPICE GYM』を中目黒・恵比寿エリアにて開業予定。
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プランクをすると肩が痛い…。

体幹を鍛えたい人には欠かせないトレーニングとも言えるプランクは、正しく効かせるとお腹周りに絶大な効果が期待できます。

プランクはとても簡単ですが、やり方によっては肩や腕が痛くなってしまう場合があります。痛みを我慢してプランクを続けると、悪化して筋肉を痛めてしまう原因になります。肩に負担がかかってしまう状態では正しい効果が得られないので、原因をしっかりと理解して筋トレに臨みましょう。

それではまず、肩や腕が痛くなる原因から見ていきましょう。

プランクをすると肩が痛い原因

プランクはそもそも腹筋に働きかけ、体幹を鍛えるトレーニングです。肩が痛いという人は、肝心の腹筋に正しく効かせられず、誤った場所に力が入っています。痛みの原因になってしまう原因は主に以下の2点です。

①フォームが間違っている
②筋力が足りていない

それでは、①から確認していきましょう。

フォームが間違っている

特に原因として多く挙げられるのが、正しいフォームができていないケースです。腕の角度が間違っていたり、腰が上がりすぎ・下がりすぎなど、腹筋に効かないフォームをしてしまっていることがあるので、以下の点に気を付けてみましょう。

脇をしめる

脇があいている状態で体を持ち上げると、肩に力が入ってしまったり、腰が曲がってしまったりと肩や腕、腰に負担がかかってしまいます。また、肩に余計な力が入る場合は、腕を開きすぎている、閉じすぎているなどの原因も考えられます。しっかりと脇をしめ、腕は肘からまっすぐ前に位置するように意識してみましょう。

目線は崩さない

目線は常にこぶしとこぶしの間をキープしましょう。目線が上がると、姿勢が崩れて腰に負担がかかってしまいます。姿勢をキープしている間は、あちこちに目線を移さず、集中して体幹に意識を向けてみましょう。

お尻をしめる

お尻をしめると、体幹がブレなくなります。この時、脚幅は開かず閉じた状態にするとお尻をしめやすいです。腰が上がりすぎてしまうという人も、お尻に力を入れるイメージをして取り組むといいでしょう。

筋力が足りていない

自分の体重を支えられる筋力がないと、誤った部分に力が入ってしまい、肩や腕が痛くなってしまいます。筋力が足りない人は、無理にプランクの姿勢をすると肩の負担になり、正しいフォームを持続させることが難しいです。

筋力が足りないなと思う人は、膝を床につけた姿勢でプランクを行ってください。正しいプランクの姿勢よりは劣りますが、継続することでしっかり体幹を鍛えることが可能です。

プランクをすると肩が痛い際にすべきこと

せっかくプランクをやるなら、正しい姿勢でしっかりと体幹に効かせていきたいですよね。まずはプランクの正しい姿勢から見ていきましょう。

プランクの正しいフォームを確認