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ポゼッションサッカーとは?近年は終焉とも?戦術のメリット・弱点まで解説

2021年06月26日

ポゼッションサッカーとはサッカーの戦術の1つです。このポゼッションサッカーは過去に世界中のクラブチームなどで採用されていましたが、現在では時代遅れの戦術となりつつあります。今回はそんなポゼッションサッカーの具体的な内容やメリット、弱点などを詳しく解説します。

高校編

ポゼッションサッカーは難易度の高さからトップレベルのチームが採用することが多いです。しかし、国内の高校でポゼッションサッカーを行っているチームもありますので、続いてその高校生によるポゼッションサッカーを見てみましょう。

帝京長岡高校

この動画は帝京長岡高校によるポゼッションサッカーの様子を映したです。パスやトラップの精度の高さやポジショニングなどを深く理解しているのがわかります。

昌平高校

昌平高校もポゼッションサッカーを行っているチームの1つです。ショートパスを繋いで相手のゴールに迫る凄さを見ると、2年連続で高校選手権ベスト4に入る理由もよくわかりますね。

近年ポゼッションサッカーは終焉と言われている?

世界一になるきっかけともなったポゼッションサッカーですが、近年では終焉に近い戦術とも言われています。最近では守備に人数をかけるチームを増えてきており、また実際にポゼッションサッカーでボールを相手よりも長い時間支配しても負けることも多くなってきているのです。

そんなポゼッションサッカーに変わってトレンドとなりつつあるのが、カウンターを軸にした戦術と言われています。これまでよりも意識的にボールを奪うように仕掛け、奪ってから素早くショートカウンターにつなげるような形です。

実際、マンチェスターユナイテッドなどの世界トップのチームでも高い位置でボールを奪い、カウンターに繋げるフォーメーションを作っていたりしています。このような近年のトレンドを見ていても、やはりポゼッションサッカーの時代は終焉に近いと言えるでしょう。

(世界の名将によるサッカーの戦術については以下の記事も参考にしてみてください)

ポゼッションサッカーについて詳しく理解しておこう

近年のトレンドから外れつつあるポゼッションサッカーですが、世界中のチームを変えた戦術であることには間違いありません。そのため選手や観客としてサッカーに関わるのであれば、基本知識の1つとしてポゼッションサッカーについてもしっかりと理解しておきましょう。