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ユーロが終わった後にキャプテンとして指名されたデビッド・ベッカム選手。2002年ワールドカップの中心メンバーとなります。5試合に全て出場、1ゴール3アシストと活躍を見せてくれました。結果、優勝したブラジルに負けたもののベスト8入りします。背番号は7番でした。
2004年 ユーロ
2004年に開催されたユーロ2004にも、イングランド代表のキャプテンとして活躍したデビッド・ベッカム選手。4試合すべてに出場しています。初戦のフランス戦と準々決勝のポルトガル戦でPKを失敗してしまいましたが、4試合で2アシストしています。背番号は今回も7番でした。
2006年 ワールドカップ
2006年のワールドカップでもキャプテンとして活躍。背番号は7番です。イングランド代表の中心メンバーとして5試合すべてに出場しています。準々決勝のポルトガル選で怪我をして途中交代し、PK戦で敗れてしまいましたが、1ゴール3アシスト。ベッカム選手はイングランド代表で初めて、ワールドカップ3大会で得点した選手となりました。
2006年以降
2006年のワールドカップに敗れたあと、デビッド・ベッカム選手はキャプテンを退くと発表しました。その後、イングランド代表に招集されたのは約1年ぶりの2007年の親善試合でした。その後ユーロ予選のエストニア選で2アシスト。その後の4試合は招集されませんでした。最終のクロアチア戦で招集され、背番号は17番で出場しました。
2010年のワールドカップ欧州予選に出場するも、怪我のため本大会は招集外になってしまいます。この時のベッカムの背番号は15番や17番でした。
2010年ワールドカップ後に親善試合のエジプト戦に招集されますが、惜しくも出番はありませんでした。背番号は18番。代表として最後の背番号です。
ベッカムの背番号に関するエピソード
ベッカムの背番号と言えば7番ですが、他にもデビューから引退まで様々な番号をつけてプレイしてきました。その背番号に関するエピソードを紹介します。
背番号7番なのはなぜ?
マンチェスター・ユナイテッドやワールドカップなどでは背番号7番が定番だったベッカム。本人が熱望してつけられたといいます。マンチェスター・ユナイテッドでは、固定ではありませんでしたが、いつも7番を使っていた選手がいました。ベッカムが7番を使用する前は、エリック・カントナやジョージ・ベストといったチームを代表する選手がつけています。
ベッカムが7番を使用する前、エリック・カントナが退団した後に、当時の監督はロイ・キーンに背番号7番とキャプテンを与える予定でしたが、キーンが断ったためベッカムに7番がつけることになりました。
23番と32番の理由
レアル・マドリードやロサンゼルス・ギャラクシーで使っていた背番号は23番でした。7番はキャプテンであるラウル・ゴンザレスがつけていたためです。23番はバスケットボール界で有名な伝説の選手、マイケル・ジョーダンにちなんでつけました。ベッカムはマイケル・ジョーダンのファンだといいます。
ACミランへレンタル移籍したの背番号は32番でしたが、7番と23番が使われていたため23をひっくり返して32にしたと言われています。
1度だけ背負った10番
1996~1997年シーズンでは、背番号10番をつけていたベッカム選手。プレストン・ノース・エンドへローン移籍し、マンチェスター・ユナイテッドへ帰ってきたときに渡されたといいます。サッカーに置いて背番号10番は、チームのエースや司令塔、1番上手い選手がつける番号です。