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6年間ACミランでプレーしたカカは、2009年にサッカーの名門クラブであるレアル・マドリードに約92億円で移籍となりました。これはジダンがレアル・マドリードに移籍した金額に次ぐ史上2番目に高額な移籍金です。移籍後は親善試合や公式戦にも出場したのですが、恥骨炎の影響もありACミラン時代のような活躍はできていませんでした。
さらに2010 FIFAワールドカップが終わると半月板の手術を行い、4ヶ月程度チームから離脱することとなったのです。2011年に復活してゴールやアシストを挙げて活躍をしたのですが、レギュラーの座をゲットすることができませんでした。そのため、この頃からカカの移籍騒動が過熱しだします。
ACミラン(2013~2014年)
レアル・マドリードにイスコやガレスベイルなどのMFが加入したことをきっかけに、カカの出場機会は減ってしまいました。そのため、自ら移籍を志願して2013年に古巣であるACミランに復帰したのです。
大幅に減俸しましたが、2014年のブラジルワールドカップを目指してカカはACミランで奮闘しました。
サンパウロFC(2014~2015年)
2014年に契約解除オプションを使ってACミランを退団したカカ。そして、2015年から新設されることになるオーランド・シティSCに加入することと、古巣であるサンパウルFCに半年間レンタル移籍することが決まりました。
オーランド・シティSC(2015~2017年)
2015年1月からオーランド・シティSCに合流すると、チームのキャプテンを務めることになりました。できたばかりのチームでカカは奮闘したのですが、チームとしてはなかなか勝利を収めることはできず2015年は7位、2016年は8位と結果を残すことはできなかったのです。
2015年のレアル・ソルトレイク戦ではカカにとってプロ選手人生初となるレッドカードも経験しました。そんな中カカの年俸はチーム最高峰だったため、チームは契約延長を提示しなかったのです。そして、彼は2017年12月17日に現役引退を発表しました。
カカの歴代背番号【ブラジル代表編】
所属年(年齢) | 大会名 | 背番号 |
---|---|---|
2002年(20歳) | 2002 FIFAワールドカップ | 23番 |
2005年(23歳) | FIFAコンフェデレーションズカップ2005 | 8番 |
2006年(24歳) | 2006 FIFAワールドカップ | 8番 |
2009年(27歳) | FIFAコンフェデレーションズカップ2009 | 10番 |
2010年(28歳) | 南アフリカワールドカップ | 10番 |