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槙野智章の【ネオ七三分け×ツーブロック】は、まず髪を濡らすことからはじまります。シャンプーしてからタオルドライするのがベストですが、霧吹き(スプレイヤー)を使って髪を濡らしても結構です。霧吹きを使う場合は髪全体を濡らし、まんべんなく水分が行き届くようにしてください。
ドライヤーで半乾きにドライ
次にドライヤーを使い濡れた髪全体を乾かしていきます。完全に乾かすのではなく、少し水分が残る半乾きになるようにドライしてください。その際前髪を立ち上げたり、サイドのボリュームを潰しながらドライすると後のセットがしやすくなります。
分け目をつくる
ここから大事な分け目をつくっていきます。手やクシを使い、七三の分け目をはっきりとつくりましょう。七三の目安として、黒目の真上から分け目をつくるのがポイントです。七三の分け目がしっくりこない人は、目頭の真上で分け目をつくると六四、目尻の真上から分け目をつくると八二になるので試してみてください。
全体の形をつくる
「ヘアセットの8割はドライヤーでの乾かし方で決まる」と言われるほど重要な、ドライしながら髪に癖をつけて全体の形を作る工程です。ここではロールブラシがあると便利です。ロールブラシはボリュームを出したり抑えたりすることができます。
まず前髪の七三の七の部分を、ロールブラシを使い立ち上がるようにドライして、しっかりと高さを出してください。ドライヤーを当てたあと少し戻してクールダウンを繰り返しながらドライすると、うまくボリュームが出るでしょう。そのあとトップを斜め後ろを方向に流すようにドライしてください。
サイドは手で押さえながら、ボリュームを抑えてドライしてください。この時は前髪を立ち上げたときと同様に、ドライヤーを当てたあと手で押さえてクールダウンを繰り返すと、うまくボリュームを抑えることが出来るでしょう。またドライヤーの風は上から下に当てるよう意識してください。前髪・トップ・サイドとある程度の形ができたらこの工程は終了です。
トップとフロントにジェルをつける
全体の形がつくれたら、トップとフロントからジェルをつけていきます。まず500円玉台の量を手にとって、手のひらから指の間まで広げます。ここで少しだけ水を加えるとジェルが伸びやすく、艶感も均等になります。そして分け目からトップにかけて表面にジェルをつけていきます。次に前髪を立ち上がるようにジェルをつけてください。
ここでのポイントは、トップもフロントも根元はジェルをあまりつけないようにすることです。根元までジェルをつけてしまうと、せっかく立ち上げたり流れをつけた部分が、潰れてしまうことがあるからです。
サイドとバックにジェルをつける
トップとフロントにジェルをつけたら、次はサイドとバックにジェルをつけていきます。サイドはボリュームを抑えて斜め後ろに流しながらつけていきます。バックはトップとサイドからの流れがまとまるように、ジェルをつけていきましょう。
サイドとバックに関しては、トップやフロントと違いジェルを根元までつけても構いません。とくにサイドはボリュームを抑えたいのでしっかりとつけましょう。