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メンズツーブロックショートで髪の毛が浮いたり広がりやすい髪型にならないオーダーでの対策は、自分自身でも髪質を理解しておくことが必要になります。自分が直毛やくせ毛、固いのかやわらかいのか、髪質を知るには、美容師に聞くのが一番確実です。
髪の毛が固いと、根本の毛が立ちやすくなります。根本の毛が立つことで、カッパやパイナップルのような髪型になってしまうリスクがあります。ですが、直毛や剛毛の人でも少し意識して工夫するだけで似合うツーブロックのヘアスタイルはあります。諦めてしまわずに、髪質を把握して対策しましょう。
堀雄大美容師
直毛、硬毛の方はドライヤーで根本を抑えるようにして、スタイリング材をつけないと浮いてしまいます。美容師とスタイリング込みでのイメージ共有をしましょう。浮いてしまう方にオススメなのは、パーマをかけることです。
骨格に見合うヘアスタイルにしてもらう【ツーブロックのオーダー】
メンズツーブロックショートで髪の毛が浮いてしまう失敗を防ぐ対策は、骨格に合うヘアスタイルにしてもらうことです。ハチのはった絶壁のような頭は日本人に多いですが、骨格によって相性の良い髪型は変わってきます。 ハチのはった頭の人が何も考えずにツーブロックにしてしまうと、髪の毛が浮き上がってしまう原因にもなります。
髪の毛が浮いてしまわない対策としては、ハチはり頭の場合は髪の毛が浮くリスクがあることを踏まえ、そのように「髪の毛が浮いてしまわないか?」など美容師に確認しておきます。骨格をカバー出来るようなカットの仕方やパーマなど工夫してもらいましょう。
(ツーブロックの頼み方については以下の記事も参考にしてみてください)
【ツーブロックの後ろ】襟足は『かぶせる』『刈り上げ』で女子ウケが良いのはどっち?
出典:Slope[スロープ]
イメージを共有する【ツーブロックのオーダー】
髪の毛が爆発したような形になったり、トップとサイドの差が目立ち過ぎるメンズツーブロックショートの髪型になるのを防ぐためには、美容師と完成のイメージを共有出来るよう事前に対策を立てておきましょう。
想像していたようなツーブロックに出来ない原因の1つは、美容師との認識の違いです。長め短めの感覚や、ツーブロックのヘアスタイルであることがわかりやすいものと自然なものと、完成系のイメージがずれていると、思っていた通りのヘアスタイルにならない原因になりやすいです。
なりたいヘアスタイルの写真を持って行ったり、何センチに刈り上げるのか、トップは重ためか軽くして欲しいのか。オーダーする前に自分でも最低限の知識を持って、詳細に説明出来るようであれば、理想の髪型に近づきやすくなります。
(美容院でのツーブロックの頼み方については以下の記事も参考にしてみてください)
【ツーブロックの頼み方】美容院・床屋で失敗しない髪質・髪型別の注文のコツを解説!
出典:Slope[スロープ]
ツーブロックで失敗された際に直す方法
トップにボリュームを出し、サイドを潰す【ツーブロックの直し方】
失敗したメンズツーブロックショートを直すには、ドライヤーでのセットを工夫します。トップにボリュームを出すことと、サイドをおさえることを意識しましょう。
ドライヤーで乾かす時はトップの部分をふんわり軽く、サイドの部分を押さえつけるようにして上からドライヤーの風で乾かすようにすれば、ツーブロックのセットが出来ます。メリハリのある形が出来上がったら、ワックスなどでキープしましょう。
(セット・スタイリング方法を動画で見たい方はこちら)
パーマをかける【ツーブロックの直し方】
メンズツーブロックショートの失敗の対策には、パーマをかける手もあります。
直毛などで髪の毛がはねたり浮いてしまうような場合には、それをおさえたり整えるのも大変です。パーマをかけることで、毛先に動きが出るようになります。直毛の根元だけの立ち上がりから解放され、全体的に髪の毛がふんわりし、軽やかでナチュラルな仕上がりになります。
根本矯正【ツーブロックの直し方】
メンズツーブロックショートで髪の毛の根本が立ってしまうと、髪の毛が広がったり浮く原因になります。その対策として、コテパーマでの根本矯正もおすすめです。カットだけでは、髪の毛の固い人の髪の毛はトップを長めに残していても、根本が立って浮いてしまうことも多くあります。
美容室のコテパーマでは、立ってしまっている根本部分の髪の毛を落ち着かせることが出来ます。立っている根元の髪の毛を寝かしつけるようにして、浮きや広がりを回避、整ったツーブロックスタイルが可能です。
(動画で見たい方はこちら)