目次
④カミソリで剃る
頭皮全体にシェービングフォームを塗ったら、いよいよカミソリで剃っていきます。はじめは毛の流れに沿って、2度目は反対に逆剃りでという風に、いろんな方向に複数回剃ると仕上がりがきれいになります。
カミソリを頭皮に当てる際は、力を入れすぎないように注意します。きれいに仕上げようとして力を入れすぎると、頭皮に大きな傷ができる可能性も。深剃りしたいときは、力を入れずに数回剃ることがコツです。慣れないうちは逆剃りをせずに順剃りを繰り返しましょう。
⑤カミソリに溜まった毛や角質を洗い流す
カミソリである程度髪の毛を剃っていくと、カミソリの刃の中に剃った毛や角質が溜まります。これをそのままにしておくと、カミソリの剃り味が悪くなり、作業時間が長くなったり最悪肌を傷つけてしまいます。
髪の毛は特に毛量が多いので、髪の毛を剃っている間は髭剃りの時より高い頻度でカミソリを流水で洗い流しましょう。
⑥④と⑤を繰り返す
カミソリを洗い流したらまた髪を剃っていき、カミソリに髪の毛が溜まったら再び洗い流します。これを繰り返すことできれいなスキンヘッドになっていきます。
剃る頻度が高いとどうしても「めんどくさい」と感じてついつい一気に逆剃りしたくなりますが、ケガの原因にもなるのでやめましょう。逆剃りするときは特に慎重に。
⑦ 剃り残しをチェックする
頭皮全体を剃り終わったら、剃り残しがないかチェックします。手で撫でてみて、毛のザラザラ感がなければOKです。ザラザラしていた場合は、その個所を軽く逆剃りしたり別方向から剃ってみたりしましょう。
また、スキンヘッドは見た目が肝心です。洗面台の鏡だけだと、後頭部や頭頂部が見えないので、よく確認しましょう。心配な方は、手鏡などに映して確認するのもいいでしょう。
⑧ 頭皮の保湿をする
剃り残しチェックもできたら、頭皮のケアを欠かさずおこないましょう。髪を剃った頭皮は乾燥しやすく、それによって吹き出物やニキビが出てしまいます。乾燥を防ぐために保湿成分が入ったクリームやローションを塗るようにしましょう。
また、カミソリで剃った肌は、目には見えなくても傷がついているもの。毛を剃った後のヒリヒリ感は、傷がついた証拠です。クリームなどで保湿ケアをすることで、傷の修復が早くなり、きれいな肌を保つことができます。
スキンヘッドをカミソリで剃る際の注意点
カミソリはできるだけ新しいものを使う【カミソリで剃る際の注意点】
スキンヘッドを剃る際に使う剃刀はできるだけ新しいものを使いましょう。古い刃のまま使用すると刃が毛に入らず、剃るのに時間がかかったりケガをしやすかったりします。特に逆剃りが困難になるので、深剃りできずにきれいなスキンヘッドにできません。
剃る前に刃が錆びてたり、刃こぼれしていれば替え刃に交換します。剃っている最中でも刃の滑りがよくないと感じた時は、刃を交換するのがいいでしょう。
また、カミソリメーカーはカミソリごとに刃の交換時期の目安を公表していますが、スキンヘッドの場合はそれよりも高い頻度で交換する必要があります。なぜなら、各カミソリメーカーが提示している交換時期の目安は、ヒゲを剃った時を想定しているため。自分が見て使って「そろそろかな」と思う時が交換時期です。
無理に力を入れずに剃る【カミソリで剃る際の注意点】
スキンヘッドの場合は特に深剃りや逆剃りをして毛が見えないようにするため、剃る際は力を入れずに剃るようにしてください。カミソリはバリカンや電気シェーバーとは違い、刃を直接肌に当てて剃るので、表面の角質ごと削ってしまいます。
さらに、頭皮に傷がついて出血した場合は、傷が治るまで髪を剃ることができず見た目もよくありません。正しい頻度で手入れをするためにも、頭皮に無理に力を入れずに剃ることが大切です。