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堀雄大美容師
トップとサイドの長さに差があると、かなり個性的なデザインになります。グラデーションでつなげるようにカットし、トップの髪は軽めな質感に。スタイリング剤をつけてクールな雰囲気に。
1000円カットでも失敗しないソフトモヒカンの頼み方
お洒落な理容師や美容師がいる店を選ぶ
ソフトモヒカンを失敗しない最大のポイントは、頼み方よりも美容院や床屋で誰にカットしてもらうかにあります。年配の昔かたぎの職人だと、今風のソフトモヒカンにカットしてもらうのは難しいでしょう。
1000円カットの場合は指名ができません。ですから、お店をのぞいてみてお洒落な人が働いているか確認してみてください。その比率が高ければ高いほど、イメージ通りのヘアスタイルにしてもらうことができます。
ヘアカタログや写真を見せる
一番間違いがない頼み方は、自分のイメージするソフトモヒカンの写真やヘアカタログを美容師に見せることです。仕上がりのイメージを共有すれば、言葉で説明するよりも遥かによく伝わります。
その時に気を付けないといけないのは、写真の人物が自分の骨格や髪質と似ているかどうかです。かけ離れていると、どんなに技術力があっても再現することができません。自分と似たタイプのソフトモヒカン画像を探し出してみましょう。
なりたいイメージを伝える
写真を見せるだけでなく、さらになりたいイメージを端的に伝えるのが頼み方のコツです。「ナチュラルにしたい」「無造作っぽく」「ワイルドな感じで」「大人っぽくて色気がある髪型希望」と、全体的な雰囲気を言ってください。
同じソフトモヒカンでも、ナチュラルとワイルドでは大違いですよね。美容師に最終イメージを伝えておくと、1000円カットでもそれに近づけてくれます。
セットしやすい髪型にしてもらう
1000円カットだけでなく、全ての美容院や床屋に言えることですが、自分でセットしやすい髪型にしてもらいましょう。その場ではイメージ通りに決まっても、自分で整えることができなければ意味がありません。毎日、ドライヤーと整髪料で30分かけてセットしなければならないようなソフトモヒカンはやめましょう。
頼み方は「自宅で簡単にセットできるようにしてください」と言うだけです。どうやってセットしたらいいか聞くのも忘れずに。髪型はカットだけでなくスタイリングも重要です。
スポーツ刈りにしないように言う
床屋や美容院でソフトモヒカンをオーダーしたのに、スポーツ刈りにされてしまったという失敗談もあります。美容師によっては、ソフトモヒカンを別の髪型と間違ってしまっていることがあります。特に1000円カットではお洒落な髪形を頼まれることが少ないので、勘違いされないよう注意してください。
相手はプロですので、ていねいな態度で「スポーツ刈りにならないようにしてください」「いわゆるモヒカンにはしないでください」と伝えてみてください。これが大きな失敗から遠ざかる頼み方です。
(スポーツ刈りとソフトモヒカンの違いについては以下の記事も参考にしてください。)
スポーツ刈りとソフトモヒカンの違いは?失敗しない頼み方の違いを徹底解説!
出典:Slope[スロープ]
もみあげを細かく指定する
もみあげの形や長さも、ソフトモヒカンのイメージを大きく左右します。長めにするか短めにするか、幅広にするのか狭めにつくるか。様々なバリエーションが考えられます。濃淡や形も重要ですね。もみあげは顔の形を調整する役割も担っています。
インターネットでソフトモヒカンの画像を検索して、自分がいいと思ったもみあげの形を美容師に伝えましょう。「こういうもみあげにしてみたいが、どうでしょう?」と相談っぽく依頼してみるといいですね。
サイドの長さを細かく指定する
なりたいイメージにあわせて、サイドの長さを細かく指定してください。サイドを長めにするか短めにするかで、印象はガラリと変わります。短めなら男らしく野性的な印象に。長めなら落ち着いて大人っぽくみられるでしょう。
写真は、サイドと襟足を短めに刈り上げたソフトモヒカンです。ハリネズミのように毛先を尖らせたスパイキーヘアとの組み合わせで、雄々しく仕上げています。