エドウィンのジーンズはダサい？安見えするNG例〜女子ウケする着こなし術まで解説！

エドウィンは日本初のジーンズメーカーで、色落ちやダメージ加工、独特なステッチが当時から今もなお受け継がれている歴史あるブランドです。初めてのジーンズはエドウィンだったという方も多いのではないでしょうか。

そんな歴史あるブランドのジーンズがダサいと噂されているようです。カジュアルファッションの定番でもあるジーンズ、ダサいと言われているブランドなら履くのも躊躇してしまいます。そこでその真相を検証すべくSlop編集部では男女324人にアンケートをとってみました。

▼アンケート結果
・思わない：322人
・思う：76人

「エドウィンのジーンズはダサいと思いますか？」とアンケートした結果、約80％の人がダサいとは思わないと回答しています。この結果で安心した人も多いのではないでしょうか。結論から言いますと、エドウィンのジーンズがダサいのではなく、その着こなしに問題があるのです。

しかし、約20％の人はダサいと思っているのも事実です。どうしてダサいのか知ることでダサいを回避することができます。そこで口コミを元に検証してみました。

（エドウィン503の特徴については以下の記事も参考にしてみてください）

エドウィンは本当にダサいと思われているのか調べてみると、やはり「ダサい」というKWが見つかります。このことからも少なからずダサいと思っている人や検索している人がいることがわかります。ではどうしてダサいと言われているのでしょうか。口コミを元に検証すると以下の理由が判明しました。

①ダサいおじさんがはきがち
②中学生がはいているイメージが強い
③おしゃれさんで穿いている人があまりいない
④周囲の反応がいまいち
⑤スリムサイズが少ない
⑥デザインがワンパターンで個性がない

それでは詳しくみていきましょう。

エドウィンがダサいと噂されている理由の1つに、ダサいおじさんが穿いているイメージがあります。ファッションに興味のないおじさんが、好きなデザインのアイテムとエドウィンを合わせてコーデしているイメージが強いのが理由です。たまたま、エドウィンのジーンズを穿いている人を見かけたら、おじさんが穿いていたということもあるのではないでしょうか。

おじさんと同様に多かった意見が、中学生が穿いているイメージも強いということです。エドウィンのジーンズは、価格も安いものから揃っているため若い世代にも取り入れやすいアイテムとなっています。そのため、中学生が多く着こなしている、おしゃれに慣れていない人が着るもの、という意識が定着して敬遠しているのではないでしょうか。

おしゃれな人でエドウィンを穿いている人を見かけないというのも理由の1つになっています。リーバイスなどと比較して、デニムとしてなぜか偽物っぽいという印象を受けている人もいるでしょう。

しかし、エドウィンは日本で1961年に初めて作られたジーンズ。歴史も深く、速水もこみちなど芸能人とコラボしたジーンズがあり、かっこいいデザインのものも登場していますよ。

エドウィンのジーンズを穿くのをためらった人の中には、周囲の反応がいまいちなので悩んでいるという人もいます。周囲の噂による先入観だけで、エドウィンはダサいというイメージをもってしまっているのです。実際に試してみて自分に合うかどうかが肝心なので、周囲の反応どうこうよりも、まずは穿いて合わせてみましょう。

エドウィンは、ゆるいサイズが豊富にあるのですが、スリムサイズが少ないところがちょっと、という意見もあります。女子に多い意見ですが、メンズでも細身だとエドウィンのパンツは無理という人もいるでしょう。ウエスト周りのサイズが基本28インチ（約71ｃｍ）～となっているので、もう少しスリムなサイズも期待したいところです。

エドウィンのデニムパンツを穿いていたという人は、ワンパターンで個性がないところが気になって穿かなくなったということです。デザインが同じような感じで、エドウィンを穿いている人が周りにいると被ってしまうので、あえて違うものにした人もいるのではないでしょうか？

できるだけ、Tシャツにデニムのようなありがちなスタイルや色味が同じものを避け、パーカーやオーバーサイズシャツなど少し工夫することで回避できます。

色が薄いジーンズは、いわゆる「くたびれたおじさん感」が出てしまいます。トップスに白のTシャツなど、薄い色を持ってきてしまうと、さらに安見えする着こなしになってしまいあまりおすすめしません。薄い色のジーンズを合わせる時には、なるべく濃い色のものと合わせてコーデにメリハリをつけた着こなしを心掛けましょう。

エドウィンのジーンズがダサいと思われない為には、黒のトップスを取り入れるのがおすすめです。特におしゃれ初心者さんは、あれこれ合わせるのが苦手なはず。とりあえず迷ったら、黒トップスとパンツを合わせたコーデにチャレンジしてみましょう。パーカーに、裾をロールアップしたデニム、スニーカーを合わせた着こなしはいかがでしょうか。

黒のトップスとは反対に、明るい色のトップスを取り入れるのなら、パンツには黒のスキニーデニムを取り入れるといいでしょう。ベージュのTシャツに黒のスキニーデニムを合わせることで、すっきりとしたメリハリのある着こなしに。足元は、コンバースのスニーカーを取り入れて、カジュアルなコーデにまとめてもいい感じに仕上がります。

（ブラックデニムのメンズコーデについては以下の記事も参考にしてみてください）

トップスに柄物を持ってくるのもおすすめです。Tシャツにチェック柄のシャツを羽織るだけで、ぐっとこなれ感が増す着こなしに仕上がります。写真は、トップス、パンツともにダークな色味のコーデなので、スニーカーは、ベージュなどの明るい色をアクセントに取り入れて抜け感を作るとおしゃれにきまるでしょう。暗くなりすぎないようにするのがポイントです。

カッチリとしたテイストはちょっと…という人は、ゆるいテーパードがついたデニムパンツもおすすめ。程よいゆるさとシルエットが、こなれ感漂うアイテムです。

サンダルを合わせて抜け感が増すと少しルーズな印象になりがち。そこへ、トップスに白シャツ、アウターとしてストライプ柄を取り入れることで、おしゃれさがプラスされた程よいカジュアルダウンコーデに仕上がります。

トップスもパンツも完璧なのに足元は残念、ということにならないように足元にもこだわるのが肝心です。上下プチプラアイテムで揃えたいのなら、せめて足元だけはハイブランド、もしくは、デザイン性の高い靴を選ぶようにしましょう。中でも黒の靴は、高級感が漂うだけでなくコーデが引き締まって見えるのでおすすめですよ。

エドウィンのパンツを取り入れてもダサいと言われないようにする為には、トップスにレイヤードを取り入れるのも1つの手です。シンプルにただ着こなすよりも、重ね着風なニュアンスを取り入れるだけで、こなれた印象になりますよ。おしゃれ上級者がよく取り入れているテクニックです。あまり重ねすぎるのもNGなので、3枚程度に留めるようにしましょう。

それではここからは、エドウィンのジーンズを使ったコーデを紹介していきます。実際のコーデ画像をもとに解説していきますので参考にしてみてください。

（エドウィンのジーンズについては以下の記事も参考にしてみてください）

Tシャツにデニム、カーキのシャツを合わせたメンズコーデです。カーキシャツとTシャツは、ボトムスから出しておしゃれに着こなし。デニムパンツは、裾をロールアップすることでトレンド感と抜け感がちょうどいいバランスです。コーデをまとめたいときは足元に黒の靴を取り入れるとすっきりしますよ。

▼着用アイテム

・シャツ：BARK MANHATTAN（¥3,432）
・パンツ：EDWIN（¥9,350）
・靴：HARUTA（¥11,550）

こちらは、黒のアイテムを取り入れたワントーンコーデです。全体的に黒でダークな印象のコーデですが、トップスにストライプのシャツを持ってくることで、アクセントのある着こなしに仕上がっています。さらに、赤のニット帽をプラスすれば、おしゃれ感がアップしたメンズコーデに。

▼着用アイテム

・ニット帽：Champion（¥2,475）
・シャツ：URBAN RESEARCH DOORS（¥5,775）
・パンツ：EDWIN（¥8,690）
・靴：SLACK（¥17,380）

（ストライプシャツについては以下の記事も参考にしてみてください）

オーバーサイズのTシャツと、ゆるいテーパードのかかったボンタンのデニム、スニーカーを合わせたメンズコーデ。シンプルなデザインのアイテムを合わせていますが、ゆる過ぎないサイズ感が程よくマッチしていてかっこいい印象です。足元には、黒ではなくあえてグレーのライトカラーを取り入れることで、爽やかな感じに仕上がっています。

▼着用アイテム

・Tシャツ：UNIVERSAL OVERALL（¥4,400）
・デニム：EDWIN（¥9,680）
・スニーカー：MoonStar（¥6,050）

（オーバーサイズのメンズコーデについては以下の記事も参考にしてみてください）

ボーダーTシャツにトレンチ、濃いめのインディゴブルーのスキニーデニムを取り入れたメンズコーデです。モノトーンな雰囲気のコーデに、ベージュカラーのトレンチコートをプラスすることで、トーンが明るく爽やかな印象にまとまります。バッグと靴を同じ黒に合わせて、統一感のある着こなしに仕上げて。

▼着用アイテム

・ボーダーシャツ：UNIQLO（¥2,189）
・バッグ：tk.TAKEO KIKUCHI（¥11,000）
・トレンチ：STUDIOUS（¥33,000）
・パンツ：EDWIN（¥5,390）
・靴：Dr.Martens（¥23,100）

（ボーダーTシャツについては以下の記事も参考にしてみてください）

白のTシャツにデニムシャツ、デニムパンツを合わせたメンズコーデです。デニム×デニムのコーデは難しいと思われがちですが、白のTシャツを取り入れてボタンを開けて羽織ることで、すっきりとした着こなしになっています。靴は黒で引き締め、赤の靴下がいいアクセントに。

▼着用アイテム

・シャツ：LIDnM（¥5,500）
・Tシャツ：UNIQLO（¥1,650）
・パンツ：EDWIN（¥2,090）
・靴：Dr.Martens（¥23,100）

こちらは、ジャケットとワイドなデニムを合わせたメンズコーデ。ジャケットがブラウンで重い印象になりがちなので、トップスは白などの明るい色がちょうどいいです。バッグや靴の小物は黒で統一し、こなれ感を取り入れるとおしゃれさがアップします。ワイドデニムの裾を少しだけロールアップしてポイントをプラスしましょう。

▼着用アイテム

・トップス：UNIQLO（¥2,189）
・巾着バッグ：DEVICE（¥6,490）
・ジャケット：SENSE OF PLACE by URBAN RESEARCH（¥8,690）
・パンツ：EDWIN（¥11,000）
・靴：BLUNDSTONE（¥25,300）

（ジャケット×ジーンズについては以下の記事も参考にしてみてください）

パーカーとデニム、スニーカーを全て黒で統一したブラックワントーンコーデです。さりげなく、トップスの裾から白のインナーを出してレイヤードすることで、全体のコーデのアクセントになります。パーカーは、プリントの入ったものを取り入れてワンポイントをプラス。靴底が白い黒のスニーカーで、上手にまとめた大人カジュアルが引き立ちます。

▼着用アイテム

・パーカー：TIGER
・パンツ：EDWIN（¥5,390）
・靴：Reebok（¥18,480）

（パーカー×ジーンズについては以下の記事も参考にしてみてください）

エドウィンでジーンズを選ぶなら、こちらのようにピタッとしたものよりも少しゆとりのあるものも人気です。黒やインディゴなど濃いめの色がおすすめ。丈が少し長くても、裾上げせずにロールアップして穿けば、おしゃれな着こなしになります。

ダメージ加工のあるものや、ダボダボしたゆるすぎるものは女子ウケがいまいちなので、程よくゆとりのあるデニムを選んでくださいね。

（エドウィンジーンズの人気アイテムをチェック！）

エドウィンの財布も女子からダサいという噂が。シンプルで物足りなさを感じている人もいるようです。しかし、よく見れば、長く使うことで味が出るデザインと言えるでしょう。財布の種類にもよりますが、ダサいというより、むしろかっこいいと感じます。カジュアルファッションが好きな人には好まれるのではないでしょうか。

エドウィンのサンダルもダサいとささやかれています。平たいデザインのサンダルで、足が痛くなりにくいものが多いです。サイドに迷彩柄などのアクセントが入っているので、そんなにダサいと言われるほどダサくないのではないでしょうか。柄が入っていないものでも、ジーンズと同じように取り入れ方次第で、コーデのアクセントにもなりますよ。

エドウィンの靴もダサいと噂されている…？いいえ、逆に支持されているようです。革靴タイプのものやスニーカーなど、デザインだけでなく履き心地やサイズ感などもいいという人がたくさんいます。プレゼントしても喜ばれるくらいですので、コーデにどんどん合わせていきましょう。

黒・ブラウン・白・赤など、カラーも揃っています。黒やブラウンは、取り入れやすい色なのでおすすめですよ。

エドウィンのトップスもダサいと言われているかというと、そうではありません。パーカーなど男女共に着られるものが多く、デザイン性のあるものが豊富です。最近では、ジーパン女子×江口寿史のコラボチャリティTシャツが人気となっています。Tシャツもパーカーも、ジーンズによくあうアイテムなので、上下エドウィンで統一するのもアリですね。

エドウィンがダサいと思うかどうかは人それぞれですが、エドウィンは決してダサくありません。合わせ方次第で、良くも悪くもなります。ジーンズは、多少のトレンドがありますが、ずっと長く穿き続けられる万能アイテムなので、気になったらエドウィンも1つワードローブに加えてみてはいかがでしょうか？