エヴィスのジーンズはダサい？【結論→ダサくない】人気モデル〜コーデ集まで紹介！

カモメや大黒のペイントで知られるエヴィスのジーンズは、大阪で1991年に誕生したブランドです。奇抜なデザインばかりに目が引かれますが、独特の色落ちやゆったりとしたウエストが話題を呼び、その人気は日本だけで無く遠く海外にも。当初は今ほど右肩下がりではなかったM字のペイントが、世界で人気になるとリーバイスから類似品と訴えられたほどでした。

一時のブームは去っても根強いファンがいるエヴィスのジーンズですが、一方ではダサいという声も聞こえてきます。高品質で色落ち加減もちょうど良く、世界からも評価されるほどメンズジーンズとして間違い無いブランドの、どこにそう言われる理由があるのでしょうか。そこでその真相を検証すべくslope編集部では、男女239人にアンケートをとってみました。

▼アンケート結果
・いいえ：204人
・はい：35人

アンケートの結果によれば、85.4％の人が「エヴィスのジーンズはダサくない」と回答しています。ド派手なデザインを上手にコーデに取り入れて、おしゃれをたのしんでいる人は多数います。品質の良さを認めて愛用している人が多数いることは間違いありません。

一方で、14.6％の人がダサいと否定的なのも事実です。そこで次からは、なぜエヴィスのジーンズがダサいと言われているのかを検証します。「ダサいと言われているのなら…」と購入を思いとどまっている人は、ぜひ参考にして下さい。

ネットで「エヴィス　ジーンズ」と検索してみると、関連する検索キーワードに「エヴィスジーンズ　ダサい」と表示されます。このことからも、エヴィスのジーンズに懐疑的な人たちがいることが分かります。それでは、どのような理由からダサいと感じているのでしょうか？SNSの口コミを調べてみると、次の3点が浮かんできました。

①ブームが過ぎ去ったから
②カモメや大黒のペイントが象徴的だから
③人気ゆえに偽物が出回ったから

それでは、この3つを詳細に解説しましょう。

1991年ごろからエヴィスの一時ブームがおきました。エヴィスの象徴的ペイントのカモメペイントです。カモメペイントとは、お尻のポケットにペンキでカモメのようなペイントがほどこされたデザインのこと。このカモメペイントがほどこされたジーンズを履いた若者が街中に溢れた時代があったのです。

そのせいかブームが去ったあと、流行物として「ダサい」というイメージが着いてしまいました。どんなものでも、流行り物はブームが過ぎ去った後「ダサい」というイメージがついてしまいます。しかし、エヴィスジーンズはただの流行物などではなく、高品質の日本が世界に誇れるブランドなのです。

エヴィスジーンズの象徴といえばカモメペイントです。このカモメペイントを見ただけで「あ、エヴィスのジーンズだ」と分かってしまうほど。また、お尻から足にかけて大きくペンキでMのような文字をペイントする「大黒」や、一文字だけ「戎」と入れたデザインもエヴィスジーンズの象徴です。カモメペイントよりも目立つペイントなので、一際目を引きます。

このペンキで大胆に描かれたデザインは、目立つファッションが苦手な人にとっては、ダサいというより苦手意識があるのではないでしょうか。しかしカモメペイントや大黒ペイントをあえて選ばなくても、シンプルなデザインのものを選べば挑戦しやすいですよ。

空前のエヴィスブームでデニムにペンキで描かれたカモメペイントや大黒ペイントが流行ると、残念ながら偽物も多く出回ってしまいます。中国製の安っぽいペンキでペイントされたのメンズジーンズが日本に出回り、カモメペイント=安っぽいという間違った認識が広まってしまったことも原因です。

もちろん偽物のデニムは本物に比べて丈夫でなかったり、縫いが甘かったりと品質が劣ります。間違えて偽物を掴まされないよう気を付けましょう。

エヴィスジーンズのデニム自体は加工技術や色落ち具合など品質もよく文句無しなのですが、どうすれば、エヴィスジーンズがダサいと思われないですむのでしょうか。