メンズのロングカーディガンはダサい？女子が嫌いなNG例〜お洒落な着こなし術まで解説！

最近のメンズコーデのトレンド、ビックシルエット。その流れからロングカーディガンをコーデに取り入れるメンズも増えてきました。しかし、メンズのロングカーディガンがダサいと一部では噂されているようです。

どうしてダサいと言われているのでしょうか。そこでその真相を検証すべくSlop編集部では男女236人にアンケートをとってみました。

▼アンケート結果
・思わない：199人
・思う：37人

アンケート結果によりますと約85％の人がロングカーディガンコーデはダサくはないと回答しています。実際にビックシルエットコーデにうまく取り入れているメンズもたくさんいます。結論から言いますと、ロングカーディガン自体がダサいのではなく、着こなし方や選び方に問題があるのです。

しかし、約15％の人がダサいと感じていることも事実です。このダサい人の意見を理解すればダサいを回避できるのではないでしょうか。そこで口コミを元にどうしてダサいと思われているのか検証してみました。

ロングカーディガンが本当にダサいのか検索してみるとやはりダサいというキーワードが出現します。このことからも少なからずダサいと思って言う人がいるようです。ではどうしてダサいと言われているのでしょうか。口コミを検証していると5つの理由が判明しました。

①中途半端な丈がダサい
②レディースっぽい
③おじさんっぽい
④着こなし方を間違えるとダサい
⑤男性が着用するとダサい

それでは詳しくみていきましょう。

どんなアイテムでもサイズ感はとても需要です。特にロングカーディガンの場合は丈が重要。長すぎると着せられている感が出ますし、短いとバランスが悪く一気にダサ見えしてしまいます。中途半端な丈にならないように注意が必要です。

ロングカーディガンと組み合わせる着こなしによっては、レディース系に見えるとの意見も。色やデザインもポイントになりますが、全体のコーデバランスによって女々しい印象になってしまっているようです。決して、ロングカーディガンを着ているメンズがダサいというのではなく「コーデの組み合わせが原因になっている」ということがポイントになります。

メンズのロングカーディガンは、女々しいというよりはおじさんっぽくてきもいという人も。そう言われるのは、ひと昔前に流行った感じの服を選んでいたり、サイズ感が合わないものをだらしなく着ていたりと、おしゃれを意識しない服装をしているのが原因です。小物を取り入れるなど、トレンドやおしゃれを意識してコーデするとおじさんっぽい印象は回避できますよ。

ダサいと言われているアイテムの大半の理由は着こなし方が原因。こちらのツイートのように着こなし方を間違えるとダサいという印象になってしまうようですね。

ロングカーディガンはどうしても女性向けのアイテムという印象が強いようで、男性が着用しているだけでダサいと感じる人も多いようです。

女子の本音は、ダサいという意見よりもむしろおしゃれ、メンズに着て欲しいという意見もありました。それでは、実際にロングカーディガンがダサいと思われないようにするためには、どのようにすればよいのでしょうか？選び方のポイントやNG例を挙げながら、下記でいくつかご紹介します。ロングカーディガンを着る時の参考にしてみてください。

メンズのロングカーディガンがダサいと言われないためには、身長や体型、骨格に合うものを選ぶことが肝心です。

オーバーサイズで着るのが流行ですが、だらしないほど大きすぎるのも考えもの。反対に、ピチピチのサイズのものを着るのもあまりよくありません。サイズをしっかりと確認し、身長とのバランスを考えながら、自分の体型や骨格に合ったものを選ぶようにしましょう。

ロングカーディガンの色やデザインがシンプルなものを選ぶのもポイントです。派手なデザインのものや色が明るすぎるものを選ぶと、40代が着てもこどもっぽい印象になってしまいます。色味が落ち着いたトーンでも合わせ方次第で、20代なのにおじさんぽくなってしまうなんてことも。

全体のバランスを考えつつ、シンプルなものを選ぶようにしましょう。骨格や体型がガッチリ系の人は、モノトーンコーデはおすすめですよ。

ロングカーディガンの丈の長さは身長にもよりますが、膝上くらいがちょうどいいベストサイズ。あまり長すぎるものや、中途半端に短すぎるものは、ダサい印象を与えてしまいます。

中に着るトップスの丈も重要で、ロングカーディガンよりも短いものを選ぶと全体のコーデが程よくまとまりますよ。身長が低い人も、トップスとボトムスのバランスを調整することで、Iラインが強調された脚長コーデに。身長だけでなく、骨格や体型とのバランスも考えて取り入れるとよいでしょう。

メンズのロングカーディガンを上手に着こなすには、レディースを着ていると思われないよう、あまり女性らしい感じの色やデザインのものを選ばないようにしましょう。

赤系のものは、ショート丈のカーディガンならいいのですが、ロング丈のものを選んでしまうと女々しい見た目になりがち。どうしても取り入れるなら、濃いバーガンディなど落ち着いた色をチョイスするようにしましょう。

サイズ・色・デザイン・丈の長さなどが決まったら、全体のコーデバランスを整えましょう。コーデバランスがちぐはぐでは、おしゃれに見えませんよね。

トップスを選ぶときには、ロングカーディガンの丈の長さよりも短めのものを選び、色も主張しすぎないものを合わせましょう。カーディガンのボタンは留めずに、スタイルアップを意識したIラインやYラインを取り入れたコーデがおすすめです。

ここからは、ロングカーディガンを使用した女子ウケメンズコーデ術を紹介します。実際のコーデ画像とともに解説しますのでぜひ参考にしてください。

（カーディガンの人気ブランドについては以下の記事も参考にしてみてください）

ネイビーのロングカーディガンに白のTシャツとデニムを合わせたカジュアルコーデ。ブルーとホワイトのカラーバランスが爽やかな印象です。ロングカーディガンは、腰よりやや下の丈のものをチョイスし、袖をまくって着こなし。デニムの裾もロールアップすることで程よい抜け感を取り入れています。全体のバランスが絶妙に馴染んだ女子ウケコーデです。

▼着用アイテム

・ロングカーディガン：nano・universe（¥6,380）
・Tシャツ：nano・universe（¥4,180）
・デニム：BAYFLOW（¥9,790）

（春におすすめのカーディガンコーデは以下の記事も参考にしてみてください）

白のカットソーとベージュのアンクルパンツに黒のロングカーディガンを合わせたナチュラルコーデ。シンプルなスタイルですが、全体のバランスが良くすっきりとまとまっています。

トップスとボトムスだけだとあっさりとした着こなしも、黒のロングカーディガンを羽織るだけで一気におしゃれに。スニーカーもアウターと同じ黒で、統一感のある大人カジュアルコーデです。

▼着用アイテム

・ロングカーディガン：Confirm（¥3,839）
・カットソー：Confirm（¥1,749）
・アンクルパンツ：Confirm（¥4,389）
・スニーカー：VANS（¥7,700）

（ボタンなしカーディガンについては以下の記事も参考にしてみてください）

黒のTシャツにチノワイドパンツ、カーキのロングカーディガンを合わせた大人カジュアルなリラックスコーデです。インナーには、白のロングタンクトップをレイヤードし裾からチラ見せ。そうすることで、上下のメリハリのついた着こなしに仕上がっています。

ロングカーディガンをプラスしたことで、Iラインが強調されシャープな印象に。ワントーンに白のアクセントを上手く取り入れればカッコよく決まりますね。

▼着用アイテム

・ロングカーディガン：ZIP FIVE（¥3,520）
・Tシャツ：MONO-MART（¥2,200）
・チノパン：MIND BLOW（¥10,780）
・スニーカー：CONVERSE（¥7,700）

（チノパンのメンズコーデについては以下の記事も参考にしてみてください）

白Ｔシャツと黒のスキニーのコーデにベージュのロングカーディガンを合わせて。膝上ちょうどの少し長めなロングカーディガンを合わせると、身長がスラっとして見えます。足元は、カーディガンに合わせたベージュのハイカットスニーカーをチョイス。ベージュカラーが優しい印象の爽やかなコーデです。

▼着用アイテム

・ロングカーディガン：MinoriTY（¥3,190）
・Tシャツ：RAGEBLUE（¥2,750）
・スキニーパンツ：LIDNM（¥6,600）
・スニーカー：CONVERSE（¥7,150）

（黒Tシャツのメンズコーデについては以下の記事も参考にしてみてください）

白シャツとカーキのチノパンにグレーのロングカーディガンを合わせたコーデ。上半身が明るい色なので、ボトムスと靴はトーンを抑えた色味にしてＹラインを意識しています。

襟付きのシャツや、フード付きのカーディガン、ネックレスをチョイスして合わせることで、小顔見せ効果も。足元は、スニーカーではなくローファーを合わせて大人っぽく上品なニュアンスのコーデです。

▼着用アイテム

・ロングカーディガン：MinoriTY（¥3,630）
・チノパン：MinoriTY（¥4,459）
・ローファー：MinoriTY（¥5,390）

（グレーのカーディガンについては以下の記事も参考にしてみてください）

白のカットソーと黒のスキニーデニムにロングカーディガンを合わせたコーデ。カットソー以外は、全部黒という着こなし方でありながら、おしゃれなニュアンスに仕上がっています。さらに、黒と白のメリハリがしっかりとしているので、骨格や体型がすっきりとした印象に。Ｙラインのシルエットが程よく溶け込むモノトーンコーデです。

▼着用アイテム

・ロングカーディガン：SENSE OF PLACE by URBAN RESEARCH（¥5,390）
・ロングカットソー：RAGEBLUE（¥3,300）
・スキニーデニム：ユニクロ（¥3,289）
・スニーカー：VANS（¥7,700）

白Tシャツにグレーのスラックスとブラウンのロングカーディガンを組み合わせて。フード付きのロングカーディガンが、カジュアルでフレッシュな印象のスタイルです。ゆったりとしたスラックスとのバランスが絶妙。足元に黒の革靴を合わせることで、リラックス感のあるコーデが一気に大人っぽい着こなしになっています。

▼着用アイテム

・ロングカーディガン：tk.TAKEO KIKUCHI（¥10,780）
・Tシャツ：tk.TAKEO KIKUCHI（¥6,490）
・スラックス：tk.TAKEO KIKUCHI（¥10,780）

（スラックスとチノパンとの違いについては以下の記事も参考にしてみてください）

ブルーのシャツにニットベストとネイビーのスラックスを、グレーのロングカーディガンに合わせて。シャツにベストをレイヤードした着こなしがおしゃれです。Yラインを意識したコーデバランスが絶妙。上下ダーク系の組み合わせなので、グレーのアウターと白のスニーカーで軽やかな印象に仕上がっています。

▼着用アイテム

・ロングカーディガン：L&HARMONY（¥10,175）
・シャツ：L&HARMONY（¥7,040）
・ニットベスト：L&HARMONY（¥7,480）
・スラックス：L&HARMONY（¥9,350）

（私服でスラックスがダサいかどうかについては以下の記事も参考にしてみてください）

ベージュのシャツにキャメルブラウンのワイドパンツ、グレーのロングカーディガンを合わせています。ラフな感じのコーデも、首元にパープルカラーのストールをプラスすることで一気におしゃれに。優しい雰囲気が漂うコーデの足元は、ブラウンの靴をチョイスして全体を柔らかな印象に演出しています。少し肌寒くなった秋にピッタリのコーデです。

▼着用アイテム

・ロングカーディガン：MONO-MART（¥4,500）
・シャツ：MONO-MART（¥3,850）
・ワイドパンツ：MONO-MART（¥6,009）

（ワイドパンツのメンズコーデについては以下の記事も参考にしてみてください）

ロングのネルシャツとスキニーデニムにベージュのロングカーディガンを合わせてコーデ。ネルシャツの下には、白のロングTシャツをレイヤードしています。黒のハットとシューズで統一感を取り入れて。さりげなく足元に合わせたマスタードカラーの靴下のアクセントが絶妙です。ロングアイテムを3つ取り入れて上手く着こなすテクニックは参考になりますね。

▼着用アイテム

・ロングカーディガン：SENSE OF PLACE by URBAN RESEARCH（¥5,390）
・シューズ：STUSSY（¥28,600）

（ニットカーディガンについては以下の記事も参考にしてみてください）

メンズのロングカーディガンを選ぶなら、ダーク系の色もおすすめ。中に着るトップスにライトなカラーを取り入れることで、一気に気映えするコーデにまとまります。トップスがダークなら、ロングカーディガンは、ライト系にするといいですね。そうすることで、コーデにメリハリが生まれてバランスのいいおしゃれなコーデに仕上がります。

上記でもご紹介したように、身長・骨格・体型とのバランスを考えて上手にコーデしましょう。

（メンズのロングカーディガンの人気アイテムをチェック！）

メンズのロングカーディガンについてご紹介しました。女子の本音やおしゃれな着こなしなど、参考になりましたか？ロングカーディガンは「決してダサくない！」ということ、コーデのやり方次第で良くも悪くもなるということがおわかりいただけたのではないでしょうか。おしゃれな装いを参考に、いつものコーデをアップグレードしてみては？