ジムでのマナー違反11選。実は普通にやってる行動が迷惑?初心者必見!

近年、健康や美容のために筋トレをする方が増えて頻繁にジムに行くという方も多数います。しかし、ジムは公共の場なので多数のマナーがあります。常連者も実はマナー違反を多数犯していたというケースも多数あるので注意が必要です。そこで今回は、一般的に最低限守るべきマナーについて詳しく解説してきます。

監修 |パーソナルトレーナー Riku
instagramTwitterHPTRIGGER POINT Performance Therapy 認定トレーナー2ndpass認定トレーナーBODYBOSS認定トレーナー 法政大学スポーツ健康学部出身。パーソナルトレーナー兼ミラーフイットコンテンツディレクター。2021年6月にパーソナルトレーニングジム『SPICE GYM』を中目黒・恵比寿エリアにて開業予定。王様のブランチなどメディアにも複数出演。お客様のパートナーとして食事管理やトレーニングの指導はもちろんのこと日常生活や仕事での悩みなど身体&精神的な不調に関わることに対してサポート致します。

目次

  1. 実は普通だと思っていたことがジムでマナー違反に?
  2. ①器具の独占使用
  3. ②器具についた汗を拭かない
  4. ③大きな音を出しながら筋トレをする
  5. ④大きな声を出しながら筋トレをする
  6. ⑤器具を元に戻さない
  7. ⑥複数の器具の持ち出し
  8. ⑦過度な露出
  9. ⑧急に知らない方にトレーニングの指導をする
  10. ⑨周りの方に注意しすぎる
  11. ⑩体調不良の症状が出ている中でジムに行く
  12. ⑪人のことを見すぎる
  13. ジムはマナーを守って気持ちよく使おう!

実は普通だと思っていたことがジムでマナー違反に?

近年フィットネス業界が盛んなことから頻繁にジムに筋トレをしに行っているという人も増えています。しかし、ジムは公共の場ということもあり多数のマナーがあるのをご存知でしょうか?

初心者の方も上級者のか方も普通に行っていた行動がマナー違反だったということも多々あるのが現状です。ただ、各ジムによって客層が異なり様々な価値観を持っている方がいるので、全員が何も気にせず筋トレができる環境を作ることは困難でしょう。

しかし、日常生活でも言える当たり前のマナーがジムでの筋トレ中も多く適応されます。そこで今回は、最低限守るべき一般的なマナー違反をピックアップして解説しますので、自身の行動を見直してみましょう。

①器具の独占使用

一つの器具をダラダラ長時間使用するのはマナー違反になります。あからさまに器具の前で待っている人がいなくても、器具が空くまでストレッチや、やる予定のない筋トレを先にして待ってくれているケースがほとんどです。

こちらの方のように毎日筋トレができない方も多数います。せっかく「今日はベンチプレスをやるぞ」と意気込んでジムに来たのにスマホを眺めていたり、お喋りばかりして器具を使用していなかったりするとイライラさせてしまうのは当然です。

したがって、スマホを眺めて休み時間が多かったり、知り合いとお喋りばかりしてダラダラ長時間使われると、いつまでもその日のメニューに入れないので譲り合いの精神を持ちましょう。自分のやりたいメニューのセットを計算通りの時間で行い。追えたらすぐに片付けて器具を離れるようにしましょう。

②器具についた汗を拭かない

有酸素運動などをして表面的に汗をかいていなくても、筋トレをするだけで体には汗が滲み出ているものです。そのような中で、知らぬ間に器具に汗がついてしまっています。この器具についた汗を拭かずに移動してしまうと、次に使用する方が不快になるのでタオルで拭く癖をつけるのが重要です。

この方のように注意できる方がいれば良いのですが、ジムにいるほとんどの方は注意ができなく我慢しています。汗が拭いたら拭くというより、公共物を汚してしまったら掃除をするというジム以外での当たり前のマナーです。器具の使用後に汗を拭く意識が回らない方は、汗がついているか否かは関係なく器具を使用したら毎度拭く習慣をつけましょう。

いつか、ダンベルを頭にかちこまれる日が来るので要注意です。

③大きな音を出しながら筋トレをする

ジムでは無理に重い重量を扱って器具を下ろす際に大きな音を出している方が多数います。実はこれもマナー違反なのです。これには人によって捉え方の違いがあり、高重量を持てる方が大きな音を立てて行っているのを見て憧れを抱く人もいます。

しかし、上記の方が言っている通り高重量を的確に扱える上級者は大きな音を発しません。したがって、大きな音を発しながら筋トレを行うのは決してかっこいいことではなく、マナー違反です。ジムに人がいる時はマナーを守って、正しいフォームで適切な重量で行いましょう。

④大きな声を出しながら筋トレをする

これも先ほどの器具の音に関連しますが、ジムで叫び声のような大きな声を出しながら筋トレするのはマナー違反です。

しかし、上記のように高重量を持つ上級者に取っては声が出てしまうのは避けられない方もいます。初心者の方でも小さいながら声が出ている方も多いので、これに関してはどちらが正しいが判断が難しいです。

叫び声のような大きな声が他の方に不快感を与えてマナー違反になるだけで、声を出すこと自体はある程度許容して良いのではないでしょうか。ただ、大きな声が出てしまうほど追い込んでいる場合は、なるべく声を押し殺す努力はしましょう。この努力が見えるか見えないかで、周りからの印象がガラッと変わります。

⑤器具を元に戻さない

ジムで使用した器具を元の位置、形に戻さず放置するのはマナー違反です。特にスクワットなどを行うパワーラックは、メニューによって調整することが多いので注意が必要になります。

この方の行っている通り、ジムに限らず使ったものは元の場所に戻すというのは生きていく上での基本マナーです。たまに忘れるということは誰にでもありますが、定常的に片付ける習慣のない方は問題があります。疲れて面倒な気持ちはわかりますが、ジムは公共の場所なので次の方が気持ちよく使えるように気を配りましょう。

⑥複数の器具の持ち出し

中には異なった重さのダンベルなどを近くに置いておき、いつでも負荷を変えられる状況を作りたいという方もいるでしょう。このトレーニング方法はとても効果的ですが、何個も一気に器具を持ち出してしまうと使っていない時間でも他の方が使えなくなるので、場合によってはマナー違反になります。

ジムに行ったらこのような光景を見てガッカリしたという経験がある方も少なくないでしょう。そのガッカリ感は自分だけでなく他の方も感じます。

したがって、ダンベルなど器具を多く使用したい時は器具が置いてある場所の近くでトレーニングをして、使わないものは都度戻すようにしましょう。どうしても場所を移動して器具を多く使って追い込みたいという方は、深夜や早朝など人のいない時間帯を探して行ってください。

⑦過度な露出

ジムで筋トレをする際に自分の鍛え上げた筋肉をアピールしたい方や、筋トレ中に筋肉の動きを確認したい方が過度な露出をした服装をしていることが多々ありますが、これもマナー違反です。

この方は、ネタで行っているかとは思いますが綺麗な女性だとしてもジム内で過度な露出をして筋トレをしていたら目のやり場に困るものです。男性の場合も露出が強すぎると威圧的に見えたり、汗をかきすぎていると中には汚いと思う方もいます。

この服装のラインは難しいですが、そのジムに来る方達の服装の特徴に合わせてマナーに気を配る必要があります。あまり人の目を気にする必要もありませんが、ジムは公共の場であり様々な価値観の人たちがいることは忘れないでおきましょう。

⑧急に知らない方にトレーニングの指導をする

ジムで筋トレをしていたら、いきなり知らない方にフォームの指導をされたという方も少なくないでしょう。指導をした方は善意の気持ちがほとんどですが、指導をされた側からすると求めてもいない指導で自分のトレーニングを阻害されると気持ちよくありません。

筋トレを長く経験してい正義感のある方は、知らない人でもフォームが崩れていたりしたら声をかけたくなるものです。しかし、上記のように頼んでもいないのに指導されるのは気分が悪いという方が多いので注意してください。どうしても周りの人のフォームが間違っていると気になるという方は、フォーム指導以外のことで定期的に話しかけて仲良くなってからにしましょう。

時に正義が不快感を与えて、マナー違反ともなり得るので注意が必要です。

⑨周りの方に注意しすぎる

ジムでマナー違反を犯している方に注意をするのは全く問題ありません。しかし、自分の価値観しか考えず細かいことでも不要に注意しすぎるのはジムの環境を悪くしてしまうのでマナー違反です。

上記の方が本当に大きな声を出していないのかはわかりませんが、自分の価値観でほとんどの人が気にならない程度の声や物音を必要以上に注意してしまうと、そのジムで筋トレがやりにくくなってしまうので、エスカレートすると逆にマナー違反の立場にもなり得ます。

もちろん、ジムでのマナー違反を注意するのは間違っていませんが、こういったトラブルを避けるために管理人に伝えて注意してもらうようにしましょう。

⑩体調不良の症状が出ている中でジムに行く

体調不良でも毎日継続している筋トレだけは行いたいという方もいるでしょう。しかし、あからさまに咳や鼻水などの症状が出ている中行くと周りに移してしまう他、不快感を与えるのでマナー違反です。

トレーニング後は免疫が下がり感染もしやすくなるので、他の方に風邪を移してしまう危険性が高まります。自分の体調が良くても、咳などの症状がある場合は他の方のことを考えて自粛しましょう。

⑪人のことを見すぎる

綺麗な女性がトレーニングウェアをきて筋トレをしていると、男性の視線が気になるという方も多数います。露出度の高い服装を着ている場合は女性側にも問題がありますが、それでも人がトレーニングしている風景を眺めすぎるのは不快感を与えるのでマナー違反です。

上記のように女性から男性への苦情が多いのですが、男性だけでなく女性にも言えます。ジムには物凄い重量を上げていて筋肉もデカいマッチョ達が多数いますが、ジロジロ見すぎるのは止めましょう。中には見られて嬉しいという方もいますが、トレーニング中に視線を感じすぎると集中力が落ちてしまいます。

マナーをしっかり守りみんなが気持ち良い筋トレができるよう気を配りましょう。

ジムはマナーを守って気持ちよく使おう!

これまでは一般的なジムのマナー違反について詳しく解説してきました。実は普通に行っていた行動がマナー違反で驚いた、という方も多いのではないでしょうか?

あまり気を使いすぎて筋トレをしては自分も気分良くトレーニングができません。しかし、上記11選のような日常生活でも言える当たり前のマナーは守る必要があります。ジムに頻繁に行っている方は自分の行動を見直してマナーを守れているか確認しましょう。