N-2Bジャケットの人気が急騰中！お洒落コーデ例からおすすめアイテムをチェック！

N-2Bは、アメリカ空軍が開発した寒冷地対応の飛行士用防寒ジャケットです。N-2Bの「B」は、冬用の意味合いがあります。カーキやブラックなどのカラーが多く、ファーのフードが付いているのが特徴。N-3と比較すると丈が短く設計されているので、動きやすいという利点も。厚手の生地で、基本的に袖と裾はリブニット素材になっています。

N-2Bは、保温性に優れていて「MA-1より温かい」という特徴を持っています。フロントは、ファスナーとボタンの二重構造で防寒対策は万全。ファスナーを上まで上げてフードをかぶれば、顔も温かく着こなせます。袖口はリブニットで冷たい風を遮断。生地が薄手いと風を通してしまいますが、厚手にできているので「保温性が高い」のも嬉しいポイントです。

フードは、裏地がボア素材になっており、フード周りにコヨーテのファー付きでさらに温か。N-2Bは、フードがファスナーで左右に分かれるデザインのものが主流となっています。二分割になっているのは、もともと操縦席に座ったときにデッキに引っかからないようにするためでした。

現在は、それがバックスタイルの魅力にもなっています。フードは、二分割にならないデザインのものもありますよ。

厚手の生地で作られたN-2Bは、丈夫なので長く着られます。ヘビーゾーンでの着用でも耐えられるように作られたからこそ、しっかりとした質感のジャケットです。少々値が張るものが多いですが、質の高い丈夫な素材と高い防寒性が備わっているN-2Bジャケットは、1枚持っていても損はしませんよ。

もともと、軍事用のジャケットとして使われていたN-2Bは、飛行機の座席に座るときにスムーズに座れるよう、丈が短いデザインとなっています。その着丈が程よく、トップスとボトムスの相性も抜群です。

どうしても重ね着をする季節は、上半身がボリューミーになりがち。フロントファスナーを閉じて着こなすことで、裾のリブニット部分が強調されメリハリの付いた着こなしになりますよ。

生地の素材は、ナイロン製のものがほとんどですが、現在ではレザータイプのものなどもあります。カラーもさまざまで、最近ではベージュ・ネイビー・ブラウンなどバリエーションも豊富。ファッション性を意識したデザインのものが多く、普段着のアウターとして取り入れやすいタイプのものが人気です。

N-2Bは、防寒性に優れていることが最大のメリット。実際に着こなすには、どんなアイテムと合わせればいいのかも悩むところではないでしょうか。自分でコーデするとワンパターンになりがちという方も多いのでは？下記では、N-2Bのお洒落な着こなしを10選ご紹介します。カラーバランスや小物の合わせワザなども参考にしてみてください。

こちらは、ブルー系のN-2Bジャケット×ブルーのチェックシャツ×ブラックのジョガーパンツを合わせたメンズコーデです。ブルーとブラックのコントラストが絶妙な着こなしになっています。足元も黒のスリッポンで統一。全体的にダークな印象のコーデなので、あえて素足を見せて抜け感を作っているところもグッドですね。チェックシャツがいいアクセントに。

▼着用アイテム

・N-2B：URBAN RESEARCH（¥35,200）
・チェックシャツ：URBAN RESEARCH（¥11,000）
・ブラックパンツ：URBAN RESEARCH（¥14,300）

（メンズのチェックシャツコーデについては以下の記事も参考にしてみてください）

セージグリーンのN-2B×グレーのスウェット×ブラックパンツを組み合わせたミリタリーコーデ。ヴィンテージ感漂うN-2Bのジャケットを取り入れると、こなれが感UPしますね。トップスにグレーを持ってくることで、明るい印象をプラス。ジャケットの存在感がより引き立つメリハリの付いた着こなしに仕上がっています。

▼着用アイテム

・N-2B：AVIREX（¥96,800）
・スウェット：AVIREX（¥10,780）

（スウェットパンツのメンズコーデについては以下の記事も参考にしてみてください）

迷彩柄のN-2B×デニムシャツ×クラッシュストレートデニムを合わせて。上下同じブランドでまとめた着こなしです。デニムの裾はロールアップしてこなれ感を強調し、足元は、スニーカーを合わせてカジュアル感を演出しています。パープルのニット帽をさりげなくかぶれば、一気にお洒落なスタイルに。小物使いも鮮やかな大人メンズコーデです。

▼着用アイテム

・N-2B：HYSTERIC GLAMOUR（¥70,400）
・デニムシャツ：HYSTERIC GLAMOUR（¥30,800）
・デニム：HYSTERIC GLAMOUR（¥39,600）
・ハイカットスニーカー：HYSTERIC GLAMOUR（¥26,400）
・ニットキャップ：HYSTERIC GLAMOUR（¥7,480）

（デニムジャケットのメンズコーデについては以下の記事も参考にしてみてください）

こちらは、ブラック系のN-2B×ブルーのシャツ×ブラックのスキニーパンツを合わせたコーデ。アウターは、別注のミリタリーブルゾンで、ボタンやファスナーがノーマルとは違ったデザインになっています。ゆったりとした着心地なので、すっきりとしたラインが特徴のスキニーパンツをチョイス。大人の魅力漂うミリタリーコーデです。

▼着用アイテム

・N-2B：ALPHA（¥53,900）
・シャツ：NICOLE CLUB FOR MEN（¥12,980）

N-2Bのダウンブルゾン×レッドカラーニット×ブラックデニムを合わせたメンズコーデ。全体のコーデがカッコいいシルエットの着こなしです。ニットは、Vネックを選んでいるので、しっかりと抜け感が作られています。アウターのベージュカラーとニットの差し色でより華やかに。全体のバランスが整った程よいスタイルです。

▼着用アイテム

・N-2B：TATRAS（¥132,000）
・デニム：DSQUARED2（¥91,300）

（赤ニットのメンズコーデについては以下の記事も参考にしてみてください）

N-2Bのミリタリージャケット×ブラックカラーのカットソー×ライトブルーのデニムを合わせたメンズコーデです。上半身はブラックでまとめて、デニムにライトなカラーを持ってくるところもなかなか。パンツの裾は、ショートブーツにインしてキチンと感を演出しています。雪の季節にナチュラルに溶け込むお洒落スタイルです。

▼着用アイテム

・N-2B：ALPHA（¥26,180）
・カットソー：ALPHA（¥3,190）
・デニム：GAP（¥10,900）

（メンズのカットソーについては以下の記事も参考にしてみてください）

N-2Bのミリタリージャケット×ブラウンのカットソー×グレーのスラックスを合わせたコーデです。ジャケットのフードのボリューム感が、存在感をより引き立てています。カットソーは、裾をインせずにアウターからチラ見せ。グレーカラーのスラックスとの相性も抜群ですね。

足元は、アウターと同系色のブラックカラーのスニーカーを投入。程よい着こなしが絶妙な大人のリラックススタイルです。

▼着用アイテム

・N-2B：wjk black（¥29,700）
・ワッフルクルーネックニット：wjk black（¥9,900）
・スラックス：NUMBER (N)INE（¥16,500）

N-2B×タートルネックカットソー×パンツなどすべてブラックでまとめたオールブラックコーデ。全部がブラックでダークな印象ですが、アウターのファーやスニーカーのロゴが、ちょっとしたワンポイントになっています。シンプルな装いの中にも、シルエットにしっかりとメリハリが。キャップを取り入れると、さらにお洒落感がアップしますね。

▼着用アイテム

・N-2B：AVIREX（¥30,800）
・キャップ：AVIREX（¥3,190）

（オールブラックのメンズコーデについては以下の記事も参考にしてみてください）

N-2Bミリタリージャケット×カットソー×ジョガーパンツ×ブーツをすべてブラックでまとめたメンズコーデです。トップスにブルーのチェックシャツをレイヤードすることで、差し色がアクセントになった着こなしに。レザー生地のパンツを取り入れるなど、質感にもこだわることで、ニュアンス感の溢れる着こなしに仕上がっています。

▼着用アイテム

・N-2B：OF THE NEIGE STYLE（¥29,160）
・チェックシャツ：OF THE NEIGE STYLE（¥12,960）
・カットソー：OF THE NEIGE STYLE（¥7,290）
・パンツ：OF THE NEIGE STYLE（¥12,960）
・シューズ：Timberland（¥24,840）

（メンズのチェックシャツコーデについては以下の記事も参考にしてみてください）

セージグリーンのN-2Bミリタリージャケット×グレーのカットソー×ブラックパンツを組み合わせて。上下とも、オーバーサイズのコーデにすることで、ゆったりしたリラックスコーデに仕上がっています。パンツはブラックで引き締めて、足元には、パープルカラーのスニーカーをチョイスして差し色をプラス。シンプルな中にも、味のある着こなしです。

▼着用アイテム

・N-2B：AVIREX（¥30,800）

N-2Bを実際に着用したメンズコーデがわかったところで、一体どんなブランドがいいのか気になりますよね？下記では、実際にどんなブランドが人気なのか、外れないブランドばかりを5つ厳選してみました。それぞれの特徴やコンセプトに触れながらご紹介します。ブランドにこだわる方やどんなものがいいか迷う方は、参考にしてみてください。

厳しい機能性基準にクリアした確かな品質を誇るAVIREXは、アメリカ空軍のパイロットたちにたくさんのフライトジャケットを作り続けてきた実績を持っています。現在では、ミリタリーブランドとして存在感を放つファッショナブルなデザインのアイテムも登場。伝統を受け継ぐフォルムと着用時のシルエットが魅力的なブランドです。

ALPHA INDUSTRIES（ALPHA）は、フライトジャケットを国防総省へ納品した実績を持つ、アメリカのミリタリーアパレルメーカーです。陸・海・空軍が着用するジャケットを約4000万着以上、生産数の多さが品質を物語っています。現在は、普段使いが可能なミリタリージャケットなどを展開。お洒落なユーザーに多く親しまれています。

日本発祥のBEAMSは、「心地いい普段着」をコンセプトに、雑貨や衣料品などオリジナル商品を幅広く取り扱うブランドです。N-2Bジャケットは、保温性・通気性・撥水性など機能性にもこだわったアイテムが多数。ビッグシルエットのものやデイリー使いにピッタリのものなど、トレンド感を意識したデザインが親しまれています。

CavariAは、お洒落を楽しむ20～30代のメンズを中心に展開するファッションブランドです。渋谷系などのメンズに人気があり、親しみやすいコスパも魅力となっています。トレンド感溢れるアイテムを多く取り扱っているのも嬉しいポイント。N-2Bは、着心地だけでなく肌触りにこだわった生地を採用するなど、品質にもこだわっています。

日本で立ち上げられたwjk blackは、「名前による固定観念だけでイメージを決められたくない」という思いから名付けられたブランドです。イタリアから影響を受けた、シンプルなデザインと良質なアイテムが特徴。実際に米軍のN-2Bのデザインを再現したミリタリージャケットや、スーツのジャケットなどメンズのみならずレディースのアイテムも取り扱っています。

N-2Bフライトジャケットは、基本的には「クリーニング」でのお手入れをおすすめします。しかし、デイリーユースで汚れや臭い、衛生面が気になる場合、自分でお手入れできればいいなと思いますよね。そんなときは、お洒落着用の中性洗剤を使って洗濯機や手洗いでの洗濯も可能です。

仕上げには、柔軟剤を使うのを忘れずに！フードのファーなど本物の毛皮が使われているものは、シャンプーを使って洗う方法もあります。ただし、すべてのN-2Bジャケットが洗えるわけではないので、「洗濯表示タグを確認してから行う」ようにしましょう。

洗濯表示で洗濯機OKのものは、服をまず裏返しにしてたたみ、ネットに入れてから洗濯機に入れるようにします。コースは「手洗い」か「ドライクリーニングコース」を選択してください。洗剤は、お洒落着用の中性洗剤がおすすめ。プラスで柔軟剤を使うとふんわりと仕上がりますよ。洗い終わったら、軽く水気を切ってシワを伸ばし陰干しにしましょう。

アイロン可能なジャケットは、中温程度で当て布をしてから軽くかけるとグッドです。

手洗いをする場合は、桶にジャケットが浸かるくらい水を張って洗剤を適量入れ、揉み込まずに優しく押し洗いをしましょう。洗剤は基本的には洗濯機の場合と同じです。押し洗いの目安は30～40回程度となります。汚れが気になる場合は、水を替えてもう一度押し洗いをしてください。あとは、洗濯機の場合と同様に軽く水気を切って陰干しにします。

洗濯機で洗う場合は、生地が傷む原因となりますので、弱いコース以外は選択しないようにしましょう。また、漂白剤や乾燥機も同様に生地の負担となりますので使わないでください。脱水を行った後は、放置せずにすぐに陰干しを。形をしっかり整えることも忘れずにしましょう。フードのファーが外せるものは、外して別で洗うのがおすすめですよ。

アイロンをかける時は、当て布をするのを忘れずに（アイロンOKのものに限る）。自分で洗濯するとどうしてもリスクが伴うので注意が必要です。型崩れや縮みなどが気になる方は、クリーニングに出すことをおすすめします。

N-2Bのアウターは防寒性があるので、寒い季節にはどんどん取り入れて欲しいアイテムです。ご紹介したコーデを参考に着こなせば、コーデの幅も広がります。他にも、N-2Bの人気アイテムはいろいろあるので、下記でチェックしてみてください。自分好みのものが見つかるかもしれませんよ！

N-2Bジャケットのコーデやおすすめブランドをご紹介いたしました。温かいアウターは、寒くなる季節に欠かせないアイテム。着こなしが決まっていても「寒くて失敗した」なんてことにならないよう、しっかりと防寒対策をしてお洒落なメンズコーデを楽しみましょう。同じジャケットでもデザインに少しずつ違いがあるのでお気に入りの一着を見つけてみてください！