抜け毛の原因は?すぐ防止できる5つの対策〜危険なサインの見分け方も!
男性にも女性にも多い髪の悩みといえば抜け毛!抜け毛の原因や今すぐ実践できる対策をチェック!食事やシャンプーの正しいやり方もみていきましょう。また病気を原因とする抜け毛についても紹介。10代からできる抜け毛対策のセルフケアを特集します。
目次
- 抜け毛がひどい…。対策はあるの?
- まずは抜け毛の原因を理解すべき
- 抜け毛の原因①加齢
- 抜け毛の原因②遺伝
- 抜け毛の原因③睡眠不足
- 抜け毛の原因④食事
- 抜け毛の原因⑤ストレス
- 抜け毛の原因⑥紫外線
- 抜け毛には「自然」「異常」の種類がある?
- 自然な抜け毛とは?
- 異常な抜け毛とは?
- 抜け毛がひどいと感じた時の対策
- 抜け毛対策①正しいシャンプーの仕方を知る
- 抜け毛対策②トリートメントはしっかり流す
- 抜け毛対策③頭皮用のトリートメントは擦り込む!
- 抜け毛対策④正しいタオルドライの方法を知る
- 抜け毛対策⑤ドライヤーを使って乾燥させる
- 抜け毛対策⑥育毛剤を使う
- 抜け毛対策⑦スカルプケアのヘアケア用品を使う
- 抜け毛がやばい時に焦ってやってはいけないNG行為
- NG行為①髪を洗いすぎる
- NG行為②抜け毛が怖いからブラッシングしない
- NG行為③育毛剤をいくつも試す
- 抜け毛が多いと感じた際におすすめのシャンプー&トリートメント
- おすすめシャンプー①オージュア MC モイストカーム モイスチュアクリアシャンプー
- おすすめシャンプー②アデランス ヘアリプロ 薬用 スカルプ シャンプー (ノーマル&ドライ)
- おすすめシャンプー③KAMIKA (カミカ) クリームシャンプー
- おすすめトリートメント①ミルボン リストラティブ トリートメント
- おすすめトリートメント②DHC MEN スカルプケア トリートメント
- 抜け毛は早めに原因を突き詰めて対策するのが鍵
抜け毛がひどい…。対策はあるの?
朝起きた時の枕や床掃除の時、なんとなく抜け毛が目立つと気になりますよね。男性でも女性でも性別に関係なく抜け毛は自然におこる現象ですが、あまりに多いと不安になることも。抜け毛の対策は早めに行うことが肝心です。対策にはどのようなものがあるか見ていきましょう。
まずは抜け毛の原因になるものは何かということを理解しましょう。
(枕の抜け毛はどれくらいが異常かについては以下の記事も参考にしてみてください)
まずは抜け毛の原因を理解すべき
抜け毛の原因①加齢
抜け毛の原因として最も考えられるのは加齢。つまり老化現象です。
男性の場合は特に更年期といわれる40代~50代になると男性ホルモンの分泌が下降します。すると、ジヒドロテストステロンというステロイドホルモンが発生します。これはAGA(進行性男性型脱毛症)の原因となるホルモンです。加齢によって抜け毛が進行していくのは科学的に証明されているのです。
ジヒドロテストロンには毛髪の元となる細胞(毛母細胞)の働きを低下させる作用があることから、薄毛と関係の深いホルモンと言われています。
抜け毛の原因②遺伝
父親がハゲていると子供もハゲるという話を聞いたことがあるでしょう。その通り、薄毛には遺伝が関係していると言われています。
しかし、自分の父親や祖父がハゲているから抜け毛が…ということは心配しなくてもいいでしょう。抜け毛や薄毛は母の遺伝子から受け継がれるという研究結果があります。なので、母方の祖父や曽祖父の頭髪を見て判断するといいでしょう。
仮に父親がAGAになりやすいAR遺伝子を有するX染色体を持っていたとしても、息子はそれを受け継がないため息子の“X染色体に存在するAR遺伝子の多型”に父親が直接関与することはないと言うことができます。一方で女性は必ず父親のX染色体を受け継ぐため、父親がAR遺伝子を有する場合はそのAR遺伝子が自分の子どもに受け継がれる可能性があります。
抜け毛の原因③睡眠不足
細胞が成長するためには、成長ホルモンが必要になります。この成長ホルモンは、睡眠中に放出されるホルモンです。もちろん、髪の成長にもこのホルモンは必要不可欠。
しかし成長ホルモンは髪以外にも、皮膚や内臓の新陳代謝にも使用されます。髪の優先度は生命維持に関わらないので、優先度はとても低いです。なので、質のいい睡眠が取れていなければ抜け毛の原因になりえます。
睡眠が不足すると、体のエネルギー代謝が上手く機能できなくなり、体や髪のダメージが蓄積した状態が続いてしまうのです。このような状態の時、生きる上で必須である器官でない頭皮や髪の毛は、最もエネルギー供給の優先順位が低いとされています。育毛環境の要である、毛母細胞の細胞分裂活動も十分に行えなくなり、発毛不良の状態となってしまうのです。
抜け毛の原因④食事
現代日本人の薄毛の原因の一つに、「食べ物が欧米化したから」という説があります。欧米化した食事は高脂肪なため、血行不良になりやすくなるのです。結果として髪を作り出す毛母細胞に栄養が届きにくくなり、抜け毛につながります。
抜け毛予防には和食と粗食がベストです。仕事や生活習慣から食事改善が難しい場合は、サプリメントで栄養を補うことも視野に入れましょう。