ジムの有酸素運動マシン8種!効果レベルをメリット&デメリットを元に解説!

2020年09月13日

ジムの有酸素運動マシンは種類によってどんな効果があるのか、どれが一番効果的なのか疑問に思ったことがあるでしょう。そこで今回は、ジムにある定番〜希少種まで8種類の有酸素運動マシンの特徴〜メリット・デメリットについて詳しく解説していきます。

ジムの有酸素運動マシン8種を徹底解説!

ジムに多数ある有酸素運動マシンの特徴や効果を全て把握している方は多くないでしょう。そこで今回は、どこのジムにも置いてある定番の有酸素運動マシンから、あまり見ることのない稀少マシンの特徴〜メリット・デメリットを詳しく解説していきます。

それでは、どこのジムにもある『トレッドミル(ランニングマシン)』から確認していきましょう。

ジムの有酸素運動マシン【①トレッドミル(ランニングマシン)】

出典:https://johnsonjapan-store.com/?pid=111684912

トレッドミルとは別名ランニングマシンとも呼ばれており有名な有酸素運動マシンです。ジムにあまり行ったことない方でも一度は見たことあるでしょう。トレッドミルがあれば室内でウォーキングやランニング、ダッシュトレーニングまでできるので、基本的にどこのジムにも一台はあるほど人気の有酸素運動マシンです。

多くの方たちが使用するマシンのため、最近はマシンにテレビが埋め込まれていて、Youtubeや映画などが観れる機能を兼ね備えたものも増えてきています。もちろん、走ることができるため有酸素運動としての効果も他のマシンと比べて大きくなります。

上記の通りジムにある有酸素運動マシンで最も有名で人気なトレッドミルですが、知らないことも多くあるでしょう。そこで、トレッドミルのメリット・デメリットを明確に詳しく解説していきます。

トレッドミルのメリット

トレッドミルがあれば走ることができるので脚を動かす下半身はもちろんですが、姿勢のキープや腕を振る動きで上半身まで使われ、消費カロリーが大きくなります。トレッドミルはスピード調整や傾斜をつけることができ、様々な負荷でトレーニングができるのでおすすめです。屋外で走るよりも一定のスピードや傾斜で走ることができたりするので、トレーニング効率を上げることができます。

トレッドミルのデメリット

トレッドミルのデメリットはほとんどありません。唯一あるとすれば、ベルトコンベアが動くことによって脚が動くので、完全に自分の力で走行していないため屋外よりも負荷が落ちてしまうことでしょう。しかし、その分スピードや傾斜の調整が自由に効くので、全く問題ありません。むしろ、屋外で走ると自分の判断で妥協しやすくなりますが、トレッドミルだとマシンを止めない限り動き続けてくれるので、意思の弱い方にもおすすめです。

(トレッドミルの正しい使い方を確認したい方は、下記記事を参考にしてください。)

ジムの有酸素運動マシン【②エアロバイク】

出典:http://runrunrun.wp.xdomain.jp/2016/02/24/%E3%82%A8%E3%82%A2%E3%83%AD%E3%83%90%E3%82%A4%E3%82%AF%E3%81%AE%E5%85%B7%E4%BD%93%E7%9A%84%E3%81%AA%E7%B7%B4%E7%BF%92%E3%83%A1%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC/

エアロバイクとは、競技用の自転車の様にサドルを高く上げてハンドルに体重をかけてペダルを漕ぐマシンです。次に紹介しますが、背もたれに寄りかかってペダルを漕ぐリカンベントバイクとは別物なので注意しましょう。エアロバイクはママチャリの様な大勢で漕ぐのではなく、サドルを上げて前傾姿勢で動作を行うこのがポイントです。

エアロバイクのメリット

歩く・走るといった動作は関節への負荷が大きく、膝や足首などの怪我につながるリスクが高くなります。エアロバイクでは、地面に着地する際の衝撃を吸収することなく動作を続けられるので、関節への負荷が少なくなるのです。また、負荷調整も可能なので筋力や体力がない初心者の方でも長時間続けることができます。

エアロバイクのデメリット

エアロバイクは、座った状態で脚だけを動かすため負荷が全て下半身にかかります。そのことから、強度を上げると負荷を分散できなく、脚だけが先に疲れてしまい長時間できなくなり、有酸素運動としての効果が下がるという問題が出てくるのです。

さらに、脚だけしか使わないという特徴から運動の仕事量が少なくなり、比例して消費カロリーも少なくなってしまいます。したがって、基礎的な筋力・体力が身についている方にとっては、効率の悪いマシンとなるでしょう。

(エアロバイクの正しい使い方を確認したい方は、下記記事を参考にしてください。)

ジムの有酸素運動マシン【③リカンベントバイク】

出典:https://trainingjoy.theshop.jp/items/10257996

リカンベントバイクは背もたれに寄り掛かったままペダルを漕ぐマシンです。エアロバイク同様関節への負荷が少ないという特徴があります。

エアロバイクくはハンドルに体重をかけてバランスを取りますが、リカンベントバイクは背もたれに寄りかかるので完全に下半身しか使用しないという違いがあります。

リカベントバイクのメリット

リカベントバイクは関節かかる負荷を最小限に抑え、上半身を一切使用しないため初心者や怪我などで動きに制限があるといった方でもできるといったメリットがあります。

リカベントバイクのデメリット

結論から言うとリカベントバイクは体力や筋力に自信がない、怪我で動きに制限があるといった場合以外では、使用するメリットがありません。

リカベントバイクは上半身を一切使用せず脚だけを動かすことになるので、消費カロリーが少なくなり有酸素運動としての効果が低くなります。これに加えてバイクマシンに共通している関節への負荷が低い特徴が合わさると、全体的に運動強度が落ちてしまい、全ての効果が薄れてしまうのです。

(リカベントバイクの正しい使い方を確認したい方は、下記記事を参考にしてください。)

ジムの有酸素運動マシン【④クロストレーナー】

出典:https://www.ifitness.shop/e50_xr-johnson-matrix

クロストレーナーとは、ハンドルと連動した足場に乗り、左右の手足を円を描く様に交互に動作していくマシンです。この様な特徴から、全身をバランスよく動作することができ消費カロリーも大きく有酸素運動としての効果が高く人気があります。

クロストレーナーのメリット

クロストレーナーは、ランニングなどと比べて地面に着地する際の衝撃がないので関節への負荷が少ないといったメリットがあります。さらに、ハンドルを素早く動かすことにより上半身も連動して大きく動かすことができるので全身の筋肉をバランスよくしようできるので、消費カロリーがかなり大きくなるのが特徴です。

しかし、動作自体は手足どちらかを動かせばできるので、意識して連動させる必要があります。できるだけ全身の筋肉を動作し続けられる様に、手足を連動して動かすという意識を持って行いましょう。それぞれの動作を素早くすることによって、心拍数が上がり有酸素運動をしての効果を最大限期待できます。

クロストレーナーのデメリット

クロストレーナーのマシン自体のデメリットは、特にないと言うほど有酸素運動におすすめです。しかし、前途した通り正しいフォームを習得した状態でなければ、手足のどちらだけが動いていることになり消費カロリーが少なく有酸素運動としての効果も減少してしまいます。ジムでクロストレーナーを使用する場合は、しっかりとフォームを覚えてから行うのがポイントです。

(クロストレーナーの正しい使い方を確認したい方は、下記記事を参考にしてください。)

ジムの有酸素運動マシン【⑤ステップマシン】

出典:http://www.nst21.com/home/stepper2/mono.htm

ステップマシンとは、上下に動く台に乗って階段を登る様に動作していく有酸素運動マシンです。先ほど紹介したクロストレーナーのハンドルがなく下半身のみを動かすバージョンと考えると想像がつくでしょう。

ステップマシンのメリット

ステップマシンは、負荷を調整して階段を登る様な動作をすることで下半身を重点的に鍛えることができます。上半身は使われず下半身のみの動作となりますが、重い負荷で階段を登る動作を繰り返すと大きな筋肉が刺激されてエネルギー消費が大きくなります。このことから、消費カロリーも大きくなり有酸素運動としての効果も大きく期待できるのです。

さらに、通常の階段を登るのと違い、地面に着地する際の衝撃がないので関節への負荷が少なくなり膝が悪い方でも問題なくできるのでおすすめです。

ステップマシンのデメリット

ステップマシンは、他のマシンと比べて動作の感覚を掴むのが難しいと言う特徴があります。動作の感覚を掴まなくては、下半身のどこかピンポイントに負荷がかかり疲労しやすく、長時間行うことができません。そのことから、消費カロリーも少なくなり有酸素運動の効果も薄れてしまうというデメリットがあります。ステップマシンを使用する際は、しっかりと正しいフォームで行いましょう。

(ステップマシンの正しい使い方を確認したい方は、下記記事を参考にしてください。)

ジムの有酸素運動マシン【⑥ステアクライマー(クライムミル)】

出典:https://www.intenzafitness.com/index_jp.php?action=products&id=1

ステアクライマーは置いてあるジムが少なく馴染みのないマシンですが、とても有酸素運動として効果的です。

ステアクライマーは一定リズムで延々と階段を登る様な動作をするマシンです。先ほど紹介したステップマシンは自分の力でマシンを動かすので、動作スピードは自分次第となります。しかし、ステアクライマーは自動でステップが動くので一定リズムで動作ができるといった特徴があり、さらに高い強度を期待できるといった違いがあります。

ステアクライマーのメリット

人間は大きな筋肉を刺激すると大きくエネルギーが消費されます。その大きな筋肉は下半身に集中しているので、下半身に大きな負荷をかけ続ければ消費カロリーが大きくなるのです。

ステアクライマーは階段を実際に登る様な動作を一定リズムで行うことができるので、安定して下半身に負荷をかけ続けることができます。マシンのスピードを上げれば心拍数もかなり上がり、有酸素運動としての効果も期待できます。さらに、ハンドルに体重をかけすぎず、添えるイメージで行えば上体を保つために上半身も使われて全身の筋肉を使うことができて効果的です。

ステアクライマーのデメリット

ステアクライマーは消費カロリーが大きく有酸素運動としての効果もかなり期待でき、マシン自体へのデメリットはありません。しかし、置いてあるジムがかなり少ないといったデメリットがあります。

(ステアクライマーの正しい使い方を確認したい方は、下記記事を参考にしてください。)

ジムの有酸素運動マシン【⑦アークトレーナー】

出典:http://koka-bg.com/instituion/arctrainer

アークトレーナーとは、先ほど紹介したクロストレーナーの動作を脚だけで行うマシンです。アークトレーナーは膝などの関節への負荷を少なくするためのマシンとして作られており、トレーニング効果はあまり期待できたいと言われています。

アークトレーナーのメリット

アークトレーナーはクロストレーナーの脚の動かし方の感覚を掴めない、体の動きに制限があるといった場合以外では好んで行う方はいません。体への負荷が優しいというメリットしか期待できないので、有酸素運動や筋力トレーニングとしての効果を得たい場合には他のマシンを使用した方がいいでしょう。

アークトレーナーのデメリット

アークトレーナーは下半身しか動かせず、慣れなければ素早くも動かせないので有酸素運動としての効果もあまり期待できません。さらに、円を書く様に動かすことで下半身への負荷も分散し筋肉への負荷が低くなり消費カロリーも少なくなります。

(アークトレーナーの正しい使い方を確認したい方は、下記記事を参考にしてください。)

ジムの有酸素運動マシン【⑧ローイングマシン 】

出典:https://www.amazon.co.jp/%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%9E%E3%82%B7%E3%83%BC%E3%83%B3-%E7%A3%81%E6%B0%97%E5%88%B6%E5%BE%A1%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%9E%E3%82%B7%E3%83%B3%E8%85%B9%E9%83%A8%E3%81%AE%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%8D%E3%82%B9%E3%81%AE%E5%AE%B6%E5%BA%AD%E3%81%AE%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%9E%E3%82%B7%E3%83%B3%E8%85%B9%E9%83%A8%E3%81%AE%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%9F%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%9E%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%81%AE%E5%AE%B6%E5%BA%AD%E7%94%A8-Color-Black-Size/dp/B07KG56XHS

ローイングマシンはジムで見かけることが少ない有酸素運動マシンですが、最も効果のあるマシンとも言われています。ボートを漕ぐ様に足場を蹴る様にして脚を伸ばしていき、同時にケーブルを引いていくので全身の筋肉をバランスよく使用することができるのが特徴です。さらに、素早く動作を繰り返すことで心拍数がかなり上がり、有酸素運動としての効果も期待できます。

ローイングマシンのメリット

ボートを漕ぐ動作を行うことにより、上半身〜下半身の筋肉をバランスよくダイナミックに動かし続けられるため、消費カロリーがかなり大きく有酸素運動としての効果も高くなります。

ローイングマシンほどダイナミックに全身を素早く動かせる有酸素運動マシンはないので、ジムで見かけたら試してみることをおすすめします。

ローイングマシンのデメリット

ローイングマシンはなんとなく動作すると効果がかなり落ちてしまうことがデメリットでしょう。正しいフォームで行わなくては、全身の筋肉を連動させて素早く動かすことができません。そうすると、低心拍数となり有酸素運動としての効果が薄れてしまうので要注意です。初心者の方は必ずセットを組む前に練習をして、正しいフォームの習得をしましょう。

(ローイングマシンの正しい使い方を確認したい方は、下記記事を参考にしてください。)

ジムの有酸素運動マシンは目的に合わせて選ぶべし!

今回は、ジムにある8種類の有酸素運動マシンの特徴〜メリット・デメリットについて詳しく解説してきました。普段なんとなく使用していたものが、実は初心者向けであったり、効果が低いとの事情がわかり驚いた方もいるのではないでしょうか?

トレーニングは闇雲に頑張るよりも正しい知識をつけた上で行った方が、短期間で確実に効果が得られるので、こういった特徴を把握することはとても重要です。有酸素トレーニングを始める前にこの記事をよく読み直して、自分に合ったマシンを選び直しましょう。