ベンチプレス100kg凄い?かかる期間は?挙げる為にすべき事〜体型の変化まで紹介!
筋トレをする多くの人が最初に目標するのがベンチプレス100kgです。今回はその100kgを挙げるまでに必要な期間や正しいフォーム、具体的なメニューなどを紹介します。ビフォーアフターの体型の変化の写真も紹介しますので合わせてチェックしてみてください。
目次
- ベンチプレス100kgは凄い?どれくらいの期間かかる?
- ベンチプレス100kgを挙げる人の割合は一般人を含めると約1%
- 筋トレをしている人に限定すると100kg挙げられる人割合は上がる
- ベンチプレス100kg挙げるまでの期間は体格やメニュー、食事など個人差がある
- ベンチプレス100kg挙げられる有名人
- ①室伏広治
- ②ボビー・オロゴン
- ③松本人志
- ④なかやまきんに君
- ⑤武田真治
- ⑥レイザーラモンHG
- ⑦稲葉浩志
- ベンチプレス100kgを挙げる為にすべきこと
- ①早い成長と怪我の予防のために正しいフォームを覚える
- ②筋肥大を狙ったメニューや食事
- ③補助筋のトレーニング
- ベンチプレス100kgを挙げる為の正しいフォーム
- ベンチプレス100kgにつながる補助筋の筋トレメニュー
- ①トライセプスエクステンション
- ②サイドレイズ
- ③ハンマーカール
- ④ラットプルダウン
- ⑤スクワット
- ベンチプレス100kgを達成した人の体の変化
- 体だけでなく心まで変化がある
- 大胸筋と腕のサイズに大きな変化
- 1年で立派なトレーニー体型にもなれる
- ベンチプレスに関する記事一覧
- ベンチプレス100kgを目指して筋トレに励もう!
- 筋トレメニューに関する記事もチェック
ベンチプレス100kgは凄い?どれくらいの期間かかる?
筋トレの目標をベンチプレス100kgに設定する人は非常に多いです。ただ、中には100kgはそもそも凄いのか、またどれくらいの期間がかかるのか気になる人もいるでしょう。そこでこの凄さと期間の重要な2点についてまずは解説していきます。
(ダンベルプレス・ベンチプレスの重量換算については以下の記事も参考にしてみてください)
ベンチプレス100kgを挙げる人の割合は一般人を含めると約1%
ベンチプレス100kgを挙げることは凄いのか、その答えは一般人を含めるかどうかによって変わります。例えば、日本人男性のベンチプレスの平均値は約40kgです。実際、日本体育学会が発行している雑誌に掲載された論文でも約67人の男子大学生のベンチプレスの記録は平均で43.8kgだったので、この平均値はほぼ正解と言えるでしょう。
そしてこれらの一般の男性を含めると公式の調査は行われていませんが、ベンチプレス100kgを挙げる人の割合は約1%にも満たないと考えられているのです。2019年に行われた調査ではそもそも筋トレをする割合が約3割ほどしかいないことも考えると、全体で1%未満しか上げられないのも違和感のない数字だと言えます。
つまり一般人を含めて考えると100kgを挙げることはかなり珍しい能力なので、凄いと言えるでしょう。TOEICで900点以上を獲得する人が約3%ですので、それと比べるとよりその珍しさ・凄さがわかりますね。
(ベンチプレスの平均重量等については以下の記事も参考にしてください。)
筋トレをしている人に限定すると100kg挙げられる人割合は上がる
前述の通り、一般人の中ではベンチプレス100kgを挙げるのはかなり凄いことだと言えます。しかし、筋トレをしている人に限定するとベンチプレスで100kgを挙げられる人の割合はもう少し上がってしまうので注意が必要です。
例えば、大学の柔道部に所属する33名を対象に行われた実験では、最も軽い部類である軽量級でも平均して97.7kgのベンチプレスを挙げることが明らかになっています。また大学の野球部29名に対して行われた実験では3人が100kg以上を挙げ、90kg以上挙げる人も3人いました。
パワーが重要視されないような野球選手でも約10%が100kg以上挙げていることを考えると、筋トレしている人に限定すれば100kgを挙げられる人の割合はもう少し上がると言えます。もちろん、それでも3割以下の割合ですから、ベンチプレス100kgが凄いことに変わりはありません。
ベンチプレス100kg挙げるまでの期間は体格やメニュー、食事など個人差がある
次はベンチプレス100kgを挙げるまでの期間についてですが、これには大きな個人差があります。なぜなら筋力に影響する要素はいくつも存在するからです。
例えば、京都大学の論文によると筋力は筋断面積や中枢神経等の神経系、筋繊維組成の割合、関節の長さや角度、心理的限界など複数の要素から影響を受けるとされています。さらに筋断面積等は体質や筋トレのメニュー、食事などによっても変化します。
このように筋力がアップするスピードはいくつもの要因が重なって決定するものですので、個人差が必ず生まれてしまうということなのです。もちろん、他の人の実体験などを聞いて何ヶ月などと目標を決めても問題はありません。しかし、その計画通りに成長できるかは誰にも予測できないことなので、勘違いしないように注意しましょう。
ベンチプレス100kg挙げられる有名人
それでは次にベンチプレス100kgを挙げられる有名人を紹介していきます。重たい重量から順番に紹介していきますので、どのような人が100kg以上のベンチプレスを挙げているのかチェックしてみてください。
①室伏広治
日本だけでなく、世界でもトップレベルのスポーツ選手である室伏広治は、想像通りベンチプレスで簡単に100kg以上を挙げます。記録は170kgと100kgを大幅に超えた重量を挙げることが出来るのです。さすがパワー種目のスポーツ選手ですね。