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コーラは筋トレ効果を上げる!その理由〜正しい飲み方&NG例まで解説!

2020年10月29日

【パーソナルトレーナー監修】「コーラは体に悪い」というなんとなくのイメージを持つ人は多いです。しかし、コーラが筋トレ効果を上げる一面もを持つことをご存知でしょうか。コーラを適切に摂取することで、スポーツや筋トレにプラスの効果もあるのです。ここではその役割、効果について解説します。

【監修】パーソナルトレーナー 筋肉料理研究家Ryota

自殺失敗で精神病院のベッドに丸3日拘束⇒25kgダイエット&ハゲ鬱アル中克服
NSCA認定パーソナルトレーナー / 調理師免許 / 最終学歴大阪NSC中退
【SNS】YouTube / Twitter / ブログ

コーラの成分は筋トレにいいって本当?

スポーツや運動をする人がコーラを飲むなんて馬鹿げている、と言われることもありますが、実際のところはどうなのでしょうか。実は、コーラに含まれるの成分を摂取することで、筋トレに効果があるともいわれているのです。詳しく見ていきましょう。

コーラに含まれる成分

出典:https://www.cocacola.co.jp/ahl_/seibun

実際のコーラの成分を見てみましょう。こちらはコカ・コーラです。
原材料名には以下のように記さています。
・糖類(果糖ぶどう糖液糖、砂糖)
・カラメル色素
・酸味料
・香料
・カフェイン

栄養成分表示には、100mlあたり換算で
・エネルギー45kcal
・たんぱく質0g
・脂質0g
・炭水化物11.3g
・ナトリウム0g   と表記されています。

一見すると、筋トレに効果があるとされるたんぱく質も含んでいないですし、何に効果があるのでしょうか。また、エネルギーは高いものの、ナトリウムや脂質は少ないことがわかります。

ここでは、5つの種類の栄養成分が書かれていますが、実はこれらは、栄養成分表示をする際に必ず記載するよう健康増進法で定められた基準なのです。まずはこれらの成分について、1つずつ見ていきます。

成分①エネルギー

エネルギーは、人が体を動かし生きるために必要な活動のもととなります。人は、体温保持や運動など、生命を維持するためにエネルギーが必要で、食品から摂取しています。

さらに、エネルギーのもととなるのは、3大栄養素である、たんぱく質・脂質・炭水化物です。つまり、以後説明する②~④の成分がもととなって作られる、総エネルギーがここに記されています。

成分②たんぱく質

たんぱく質は、体をつくる材料になり、肉や魚、卵、乳製品、大豆などに多く含まれています。筋肉や血液など、人の体を構成する成分であり、体重の約1/5を占めるとされます。

(筋トレに必要なタンパク質の摂取量については以下の記事も参考にしてみてください)

成分③脂質

脂質は1gあたり9kcalものエネルギーを生み出し、3大栄養素の中では最も高いエネルギー源となります。また、体の細胞膜の成分やホルモンの材料などにもなり、不足すると発育の妨げや身体の消耗を引き起こします。

成分④炭水化物

炭水化物は、ブドウ糖など単糖類から構成されているものの一般的にな総称です。大きく2つに分けることができ、体内で吸収されエネルギーになる「糖質」と、吸収されずエネルギーにはならない「食物繊維」があります。

コーラの成分表をみると、炭水化物が最も多く含まれています。つまりコーラには、エネルギーの要素として糖分が多く含まれている、ということです。

成分⑤ナトリウム

ナトリウムは、塩の成分のうちの1つです。生命の維持に必要な成分であり、体内の水分量を常に適切に調節したり、神経や筋肉を適切に動かすために、大切な役割を持ちます。また、汗とともに排出される成分でもあるので、運動やスポーツには必要な要素となります。

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筋肉料理研究家Ryotaパーソナルトレーナー

また、コーラに含まれる「カフェイン」には疲労軽減効果があり、摂取すればトレーニング中の集中力を高める事ができます。 脂肪燃焼効果もあるため、上手く利用すれば筋トレの効率をアップできます!

コーラが筋トレの効果を上げると言われる理由