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メンズのヘアアイロンの使い方って?
レディース用ヘアアイロンが広まっていることもあり、ヘアアイロンを持つことに抵抗感を覚えているメンズも多いのではないでしょうか?しかし、メンズヘアアイロンを上手に使えば、くせ毛も簡単に直せてオシャレ度をアップさせることもできます。そして重要なのは、アイロンの正しい使い方を知っておくことです。
正しいアイロンの使い方を知っておくと「アレンジの幅を広げることができる」「朝のヘアセットにかける時間が短くなる」といったメリットも得られます。この記事では、初心者の方にも分かりやすいヘアアイロンの使い方や簡単にできるアレンジなどについて紹介するので、ぜひ挑戦してみてください。
まずはヘアアイロンを使う前に下準備をしよう!
メンズヘアアイロンのかけ方・巻き方など具体的な使い方の説明に入る前に、ヘアアイロンを使う前の下準備を初心者向けに丁寧に紹介していきます。ヘアアイロンを使う際の重要な工程なので「下準備をしてからヘアスタイリングをする」ということを頭に入れておきましょう。
特に、くせ毛で悩んでいる方には下準備が欠かせません。下準備を念入りにするかしないかで、スタイリングの完成度や効果時間が大きく変わってきます。では、ヘアアイロン使用前の下準備の手順について見ていきましょう。
①髪を濡らしておく
まずは髪を濡らして、ストレートにしておきましょう。寝癖がついた髪の毛や強いくせ毛のままではスタイリングが難しいからです。理想はシャワーで髪の毛を濡らすことですが、霧吹きスプレーで部分的に濡らすだけでもストレートになる場合もあります。朝の準備が忙しいサラリーマンの方は霧吹きスプレーを使ってみると良いでしょう。
②髪の痛みを防ぐ保護材を使う
ヘアアイロンは熱によって髪の毛をスタイリングしていくため、ヘアアイロンを使うとどうしても髪の毛が乾燥して傷みやすくなります。これを防ぐためには、保護剤としてトリートメントを使うのがおすすめです。ヘアアイロン用の洗い流さないタイプのものを選ぶと良いでしょう。トリートメントを使う際には、軽く馴染ませることがポイントになります。
③ドライヤーを使って水分をなくす
続いて、ドライヤーで髪の毛の水分をなくします。ヘアアイロンを使用する前に注意したいのが「髪が濡れたままヘアアイロンをしてはいけない」ということです。髪の毛が濡れている状態のときは髪の毛の中に水分が残っている状態なので、高温のヘアアイロンを当てると水蒸気爆発が起こってしまいます。これは髪の毛から大量の水分が一気に放出される現象です。
水蒸気爆発を起こすようなヘアアイロンの使い方をすると、火傷を負ってしまうだけでなく髪の毛が傷んで枝毛・切れ毛などの原因になります。また、濡れた髪は乾いた髪に比べてヘアアイロンの熱が伝わりにくい状態です。ヘアアイロンの使用前には必ずドライヤーで髪の毛を乾かしましょう。
ドライヤーの使い方のポイントとしては「どのようなヘアスタイルにするのか」を意識することが挙げられます。例として、前髪を立ち上げる髪型にする場合は、鼻の上の位置から前髪が立ち上がるように上へ向けてドライヤーの風を当てると良いでしょう。
④ヘアアイロンの温度調整
いよいよメンズヘアアイロンを使っていきます。ヘアアイロンの使い方に入る前に、まずは設定温度を確認しましょう。温度の目安は160~180度です。それ以上の高温だと髪を傷める原因となり、反対に低温だと髪の毛に形がつきにくくなります。最適温度を守ってヘアアイロンを使うことが、思い通りのセットを実現させるためには欠かせません。
ヘアアイロンの基礎となる使い方を紹介!
ここから、基礎となるメンズヘアアイロンの使い方を紹介します。ヘアアイロンのかけ方や髪の巻き方について「難易度が高い」というイメージを持っている方もいるでしょうが、一度コツを掴めば簡単です。また、初心者メンズにおすすめのヘアアイロンの基本的な使い方に関する動画も紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
1. 前髪・襟足のクセを伸ばす
まず、くせ毛が多い前髪や襟足の部分を中心にストレートアイロンを通していきましょう。ダッカールと呼ばれる大きめのヘアピンなどを使って髪の毛を止めることで、ストレートにしたい部分にダイレクトでヘアアイロンを当てられます。力を抜いて、髪の毛の根元の方からさっと通してあげるのがかけ方のポイントです。
また、初心者がやりがちなのが「くせ毛を無理やりまっすぐに伸ばすこと」です。このかけ方をすると不自然な仕上がりになってしまいます。輪郭や頭のラインに沿うようなアイロンのかけ方をして、自然なストレートに仕上げましょう。襟足についてはヘアカットやスタイリングにもよりますが、軽く外にハネるようにしてアイロンを通すと自然な仕上がりになります。
(メンズ前髪の分け目については以下の記事も参考にしてみてください)