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社会人で坊主はダメって本当?
日本では社会人になったら坊主は良くないと言われることがあります。しかし、坊主のサラリーマンも多く、成功している著名なビジネスマンも多数いることを考えると、全ての場で社会人の坊主頭がタブー視されているわけではありません。今回は社会人で坊主が良くないと言われる理由や、坊主を避けた方が良い職業などを説明します。
(坊主にすることのメリットやデメリットについては以下の記事も参考にしてみてください。)
坊主するメリット&デメリット15選!成功・後悔の体験談も!決意ができる!
出典:Slope[スロープ]
社会人は坊主がダメと言われている理由
学生時代は特に何も言われない坊主頭ですが、社会人になるとダメと言われてしまうのは何故でしょうか。
①相手に威圧感や不快感を与えてしまう
人間は目・耳・言葉の3つの情報を元に、どのような相手であるのかを判断します。特に目から得た情報による影響を受けやすく、3つの判断材料の内、約55%の情報量を占めます。
日本では坊主頭やスキンヘッドに恐怖を覚える方も少なくありません。これは坊主頭に対する根本的なイメージがあることに由来します。坊主にしている人がいかつい姿に見えたり、チャラいと思われたりするなど、マイナスイメージが先行してしまうからです。
このように、坊主頭に対するマイナスイメージから威圧感や不快感を与えてしまうため、社会人になってからは避けたほうが良いと助言する方もいます。
②刑期を終えて出所した人と勘違いされてしまう
日本では男性が刑務所や少年院に入る際、坊主頭にする必要があります。これは被収容者の保健衛生及び医療に関する訓令第6条によって定められているもので、ほとんどの場合拒否することができません。このため、出所した男性の多くが坊主頭で社会人になります。
刑務所が身近にある会社や現場に勤めるサラリーマンの場合、出所したばかりの人と勘違いされてしまう可能性があります。また、反省や謝罪の意味を込めて坊主頭にするという考えもあり、このことから坊主頭の人は何らかの過ちを犯してしまったのではと思われるのです。
③面倒くさがり屋と思われてしまう
坊主頭は髪の毛の長さが短いため、セットに時間を掛ける必要がありません。朝起きてシャワーを浴び、乾かすだけで終了です。社会人の朝は忙しいことが多いため、坊主頭にするだけで朝の準備にかける時間を大幅に短縮することができます。
このように坊主頭は朝の支度が非常に素早く完了しますが、一方で手間を掛ける必要がないことから面倒くさがり屋の印象を与えてしまうことも稀にあります。そのような人には仕事を頼みたくないと思う人も中にはいるので、仕事に対して熱心に取り組むなどして、相手に面倒くさがり屋という誤った印象を与えないようにする姿勢が必要です。
社会人で坊主にしない方がいい職種一覧
坊主頭にしない方が良いと考えられる職種を説明します。また、ここに記載されていない職業でも、会社の服装規定で坊主頭が禁じられている場合もあるため、坊主頭にするか悩んでいる方は服装規定などのルールを確認してください。
①営業職
顧客と直接関わることが多い営業職は、サラリーマンのなかでも第一印象を重視されやすい職業の1つです。頭を丸めていることで見た目を怖がられてしまうことがあります。見た目を怖がられてしまうと顧客に敬遠され、売上に大きな影響が出る可能性も否定できません。
なかには坊主頭であることを利用して、より良い印象が残りやすい営業を行う方もいますが、上級者向けのビジネステクニックといえます。まだ営業職に慣れていない方や、身体ががっしりしている方は、別の髪型がおすすめです。