児島ジーンズの評判は？色落ち具合は？人気モデルのコーデ例も紹介

おしゃれさんの間で評判になっている児島ジーンズの最大の特徴はメイドインジャパンであるということです。生産地はデニムやジーンズで有名な岡山県。豊富なデザインと厚手の重厚感ある生地で有名な児島ジーンズですが、実際のところ評判ってどうなの？と思っている方必見。まずは児島ジーンズの良い評判や悪い評判を見ていきましょう。

最初に児島ジーンズに関する良い評判から見ていきます。児島ジーンズをおすすめする人の評判を見ると、多くの人が色味や色落ちなど色に関して良い感触を持っていることが分かりました。では特にどのような点に高評価をしているのでしょうか？児島ジーンズの色味や色落ちに関してもう少し詳しくチェックしていきましょう。

児島ジーンズの大きな特徴はその色味です。きれいなインディゴブルーで深みを感じられるのです。実はデニムは生地が厚くなるほど染色が困難になります。18オンスや23オンスになるとかなり難しいでしょう。しかし児島ジーンズではこのような厚地でもしっかりときれいなインディゴブルーに染められています。ほかのデニムではちょっと真似できないでしょう。

デニム好きが大事にするのがこの色落ちです。児島ジーンズは色落ちがとてもきれいに出ます。理由は生地の製法。児島ジーンズの生地は旧式の機織り機を使って作られています。この製法によって色落ちしたときに自然にできる絶妙なムラがとにかくかっこいい！経年変化を楽しむ、履き込んで自分だけのアイテムを育てたいという方にぴったりです。

さらに、糸も経年変化で色落ちが出るものを採用しています。生地に味が出ると同時に縫製している糸も風合いを楽しめるという工夫です。生地と糸のバランスが良く、風化具合も良いと評価されています。

色にこだわりたい方や経年変化を楽しみたい方にぴったりだと分かった児島ジーンズですが、残念ながら悪い評判もあります。それはサイズ感。小さいとか、サイズ感がよくつかめないといった評判が多くありました。特に普通のジーンズとはサイズ感が全く違うのだそうです。どのようなことなのか詳しくチェックしましょう。

量販店などで販売されている服は洗濯してもあまり縮まないように加工されています。しかし児島ジーンズは洗濯をするとどうしても縮んでしまいます。特に縮んで困るのが丈。縮むことを想定して少し長めに残しておくのが鉄則です。ワンウォッシュでも縮みやすいので注意が必要。ブーツカットデザインなど裾に特徴のあるアイテムはしっかり考慮して選びましょう。

児島ジーンズはシルエットでおしゃれを楽しむためにあえてほかのジーンズブランドよりもウエストがタイトなデザインに。それどころか、一着ずつサイズや雰囲気なども微妙にですが差があります。またフロントがジップかボタンかでもウエスト間隔が変わってきます。実際に試着してサイズを確かめることができれば良いでしょう。

メイドインジャパンでしっかりとした縫製がウリの児島ジーンズですが、一部の方は縫製が微妙だと感じているようです。児島ジーンズの縫製は一つ一つ手作業で行われているもの。ということで縫製には微妙なズレやピッチの違いがあります。またほかのブランドと比べて経年変化を感じられる糸を使用しているため、縫製糸がチープに感じられる方もいるようです。

ヴィンテージライクなボタンやリベットなどマニア心をくすぐる児島ジーンズですが、悪い評価もそれなりにありました。そのことを踏まえて、購入前に確認しておくべきポイントがいくつかあります。どのような点を確認しておけば失敗なく児島ジーンズを購入できるのでしょうか？悪い評価を元にして注意すべき点を考察していきます。

児島ジーンズの公式ホームページでも縮むと明記されています。その縮み率は「縮率は約2%で、縦方向（股下）は1～2cmぐらい」だそうです。つまり股下の長さを2センチくらい長めに想定し、少しタイトなシルエットになるということを想定すればOKということになります。ワンサイズアップか、人によってはツーサイズアップでも良いとのことでした。

縮み率は公式ホームページの商品紹介に詳しく書いてあるので、購入したいアイテムが決まったら一度、公式で調べてみるのがおすすめです。

児島ジーンズを手に取って選ぶことができるなら、糸の雰囲気や縫製の具合などをチェックしましょう。また、セルビッチ（生地の端のほつれ止め）も見ておくと良いです。ここは赤い糸（赤耳）と緑の糸（緑耳）があるので好みで選んでおくのがおすすめです。表地だけでなく、裏地からも縫製糸をチェックするようにすると完璧でしょう。

口コミ評判をチェックしていると「思ったよりも厚かった（薄かった）」というものがあります。厚みは洗濯などでは変わらないため、事前にしっかりとチェックすることが大事です。普通のデニムだと10～14オンス。児島ジーンズではライトオンスのアイテムでも13オンスなので、生地が厚い傾向にあります。初心者の場合は15オンスか18オンスほどが良いでしょう。

児島ジーンズと一言で言ってもデティールの違いなどから、いろいろなデザインのアイテムがあります。ここではそんな児島ジーンズの中でも特に失敗のない人気のモデルを紹介。厳選した4つのアイテムの特徴をチェックしていきましょう。

男っぽくルード感のあるデザインが特徴の児島ジーンズはどのようなアイテムと合わせてどのような着こなしをするとキマるのでしょう？実際に児島ジーンズを着用しているコーデを見ていきます。色使いや小物アイテムとの組み合わせも必見です。

児島ジーンズのオーバーオールを使った着こなしです。しっかりと肩ベルトをとめてしまうとかわいらしい雰囲気になってしまうので、あえて片側をはずしてルードな印象に。白と黒、そしてジーンズのインディゴでまとめた男らしい雰囲気のメンズコーデ。こちらのように太めのジーンズは男性らしい雰囲気が出やすいアイテムです。

▼着用アイテム

・トップス：スターダム
・ボトムス：KOJIMA GENES（￥19,800）
・シューズ：NIKE（￥11,000）
・キャップ：スターダム
・マスク：PANDIESTA（￥2,090）

ブルーとインディゴで揃えた統一感のある着こなしです。アウターにしているシャツも児島ジーンズのアイテム。綺麗なインディゴカラーがボトムスとも相性抜群です。ボトムスは普通のデニム生地とストライプ生地を合わせたワークパンツタイプのもの。ほかの人とは被らない独自のおしゃれが追求できる着こなしです。

▼着用アイテム

・トップス：KOJIMA GENES
・ボトムス：KOJIMA GENES（￥11,000）
・インナー：BANANA REPUBLIC（￥4,990）

児島ジーンズを使ったきれいめなジャケットコーデです。ラフなジーンズというアイテムを使っていながら品が出るのは児島ジーンズならでは。オフィスカジュアルにもぴったりな着こなしです。ジャケットなどと合わせてきれいめな着こなしをするなら太めのアイテムではなく、こちらのように児島ジーンズの中でも細身のものをセレクトしましょう。

▼着用アイテム

・インナー：HANES（￥2,750）
・ボトムス：KOJIMA GENES
・シューズ：REGAL
・ジャケット：UNIQLO

春夏はこちらのようなアメカジスタイルもおすすめです。トップスは主張がありつつカラーが爽やかな白をセレクト。足元のイエローが映えるおしゃれな着こなしです。足元のカラーを差し色に使うとデニムコーデが一気におしゃれに見えます。いろいろなカラーで試してみましょう。

▼着用アイテム

・トップス：RUDE GALLERY（￥6,500）
・ボトムス：KOJIMA GENES（￥11,000）
・シューズ：adidas（￥14,000）

児島ジーンズは何と言ってもバイカーに大人気です。オールドアメリカンなスタイルでありつつ、ルード感も存分に演出可能。ライダースジャケットとブーツで男前な着こなしです。チェーンなどのメタルアイテムとも相性が良いので、取り入れてみても良いでしょう。

▼着用アイテム

・トップス：Harley-Davidson
・ボトムス：KOJIMA GENES
・シューズ：Harley-Davidson

ルード感のある児島ジーンズですが、小物アイテムとの相性も抜群です。こちらはベレーやサスペンダーと組み合わせてコケティッシュな着こなし。周りに差をつけられるおしゃれなコーデです。児島ジーンズは特に厚手で重厚感のある生地なので革製品との相性が抜群。こちらのコーデでも革製品とおしゃれに合わせています。

▼着用アイテム

・ボトムス：KOJIMA GENES（￥15,400）
・サスペンダー：FILSON（￥8,800）
・シューズ：Dr.Martens（￥26,400）
・ベレー：RUDE GALLERY BLACK REBEL（￥9,180）

ここでは紹介しきれなかった児島ジーンズのかっこいいアイテムやおしゃれなデザインのものが他にもたくさんあります。ストライプやコラボアイテム、切り替えしの有名なモンキーコンボパンツなど、ぜひこちらから児島ジーンズのアイテムをチェックしてみてください。

キャップやシャツなど小物アイテムなども充実している児島ジーンズですが、やっぱりジーンズが秀逸！こだわりの縫製やボタンやリベットなどデティールも充実しているうえに、長年愛用できるとあってコスパも最高です。もちろん履いているだけで高見えも可能。児島ジーンズを買わない理由がありません！