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ヤコブコーエンのデニムはダサい?【結論→おしゃれ】ジーンズ・ジャケットを調査!

2021年02月25日

テーラードジーンズで知られるヤコブコーエンには、一部で「ダサい」という意見もあるようです。この記事では高いけれど経年劣化に強いヤコブコーエンの魅力について解説するとともに、おすすめのジーンズやデニムジャケットなどのアイテムを使ったコーディネイトも見ていきます。

ヤコブコーエンのデニムはダサいの?【男女293人にアンケートをしてみた結果】

出典:https://wear.jp/yukiy11261101/6336309/

「高級スーツを着る人の普段着」をコンセプトとしたブランド・ヤコブコーエン。なかでもデニムは、イタリアオリジナルの立体裁断(テーラード)で仕立てられ、テーラードジーンズとして新たなジャンルを打ち立てたといっても過言ではありません。こだわりのディテールや快適な履き心地、きれいなシルエットはおしゃれ好きな人々の心をくすぐります。

そんなヤコブコーエンのデニムですが、一部では「ダサい」と噂されているようです。本当にヤコブコーエンのジーンズはダサいのでしょうか。かっこいいジーンズを見つけても「ダサい」といわれてしまえば、購入するのをやめようかなと思ってしまいます。そこでその真相を検証すべくSlope編集部は男女293人にアンケートをとってみました。

▼アンケート結果
・いいえ:257人
・はい:36人

アンケートの結果から、87.7%の方が「ヤコブコーエンのデニムはダサくない」と回答しています。実際、ヤコブコーエンのデニムは履き心地が良くてスタイルアップして見えるうえ、こだわりのディテールやプレミアム感などは他のデニムと一線を画しています。結論から言うと、着こなしさえ誤らなければヤコブコーエンのデニムはダサくはないのです。

一方で、12.3%の方はヤコブコーエンのデニムはダサいと思っているということも事実です。ですが、かっこいいはずのこだわりのデニムがなぜダサいと噂されるのか理由を知れば、ダサいと思われずに済むということです。それではその理由を見ていきましょう。

(ヤコブコーエンのデニムについては以下の記事も参考にしてみてください)

ヤコブコーエンのデニムがダサいと言われる理由

「ヤコブコーエン」について検索すると、関連するキーワードに「ヤコブコーエン ダサイ」と出てきます。このことからもヤコブコーエンをダサいと考えている人が多くいるということがわかります。では、どうしてダサいといわれているのでしょうか。SNSの口コミをもとに検証してみると、以下の3つの理由があることがわかりました。

①ソフトジーンズだから
②おじさんっぽい
③値段が高い

それでは3つの理由を更に詳しく解説していきましょう。

ソフトジーンズだから

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Yahoo!知恵袋40代男性

どこに憧れてヤコブコーエンのデニムを買ったのかは判りませんが、ゴリゴリのワークウェアで使い込んで味が出る事が一番の魅力であるデニムのパンツを、元からソフトタッチなへろいデニムでドレスのテクニックをと謳いながら糸の太さを変えるでも無く、単なるドレスパンツ工場がドレスパンツパターンを使って作った5ポケットのソフトデニムパンツです。

ジーンズは作業着から展開したもの=ハードなイメージがあります。一部のデニム好きな方からすると、ヤコブコーエンのデニムは履き心地のやわらかいデニムゆえ、王道の硬いデニムでないことに違和感や経年劣化に弱そうという認識に繋がるのです。その違和感から、柔らかいデニムはダサいと感じるという意見になるのです。

おじさんっぽい

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Yahoo!知恵袋20代男性

ネット調べた上で、値段が高いのにデザインが普通っぽいな。個人的に買わない。若干おっさんぽい。

ヤコブコーエンの「高級スーツを着る人の普段着」というブランドコンセプトも、ダサいと思われてしまう理由のひとつに繋がっています。高級スーツ=ファッションに敏感な大人というところから、若者層からするとおじさんぽく感じるのです。ジャケットと合わせた場合など、着こなしによってはダサく見えてしまうことにもなりかねませんので気を付けたいところです。

値段が高い



ヤコブコーエンのデニムは確かに高いですが、おしゃれがぐっと引き立つ優秀アイテムです。しかしながら、値段が高いデニムを買うことを自慢する人もいます。値段の想像がついてしまうような方からは金持ち趣味的にみられることで、ダサいという意見に繋がるのです。おしゃれに着こなし、値段をあえて言うようなことをしなければ、ダサいとは思われないのです。

ヤコブコーエンのデニムがダサい訳がないと言える理由

出典:https://wear.jp/luckyboy1081/9224849/

ここまでで、ヤコブコーエンのデニムは一部ではダサいと言われていることがわかりました。しかしながらおしゃれに着こなし、ダサいと思われない人も実際は多くいるのです。ここからは、ヤコブコーエンの魅力に迫り、よりおしゃれな着こなしを楽しむためのヒントをお伝えしていきます。

値段が高いのには理由がある

出典:https://item.rakuten.co.jp/ginlet/53096024052/

メイドインジャパンの素材をイタリアで加工し、ボタンはジュエリーブランドへ発注。カラフルなステッチワークにテーラード仕様のベルトピンフックや高級感のあるハラコパッチ、さらにはモデルにより異なる付属品など値段が高いのには理由があります。このように沢山のこだわりがあるのがヤコブコーエンなのです。

型崩れにも強い

出典:https://item.rakuten.co.jp/ginlet/53096024052/

柔らかい履き心地=経年劣化に弱そうというイメージがありますが、実はヤコブコーエンのデニムは丈夫です。エラストマルチエステルという競泳水着にも使われる特殊な素材を合わたスキニーフィットのモデルもあり、伸縮性が強く、膝が出るなど経年劣化による型崩れも防止しています。柔らかくても、実はとても強いのです。

見えない部分までもおしゃれ

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ヤコブコーエンのデニムのポケットの袋布はモデルのイメージにあったプリント地を使用しています。ジップフライの裏側には刺繍が入っていたり、製造課程で「パチョリ」というハーブの香りをしみこませて香りでブランドをデザインするなど、表立って見えない部分でのこだわりもたくさんあるのです。

美しいシルエット

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ヤコブコーエンのデニムはドレスパターンを使用し、エレガントなファッション性を求めたジーンズです。通常はオーダーメイドのスーツに使用される「くせとり」と呼ばれるアイロンワークをデニムに施しています。

また、ベルトピンフックもテーラードへのこだわりの1つで、ベルトピンフックにベルトを通すことでベルトとデニムの前中心がずれないようにする仕掛けがあります。これにより、通常ジーンズ着用の際によってしまう内膝などのしわが少なく、すっきりとしたシルエットが決まるのです。

ヤコブコーエンのデニムを購入する前にサイズ感を確認

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ヤコブコーエンのデニムは美しいシルエットが大きな魅力です。モデルによっても打ち出すシルエットや印象が異なり、選ぶものによっておしゃれの垢抜け度も変わってくるところ。美しいシルエットを出すは、きちんとサイズの確認をすることが重要となります。

一般的に国外ブランドと国内ブランドは1サイズ程度違いますが、ヤコブコーエンは同じモデルであってもサイズ感にはばらつきがあります。また体系にも個人差があることから、どのモデルが似合うかも異なります。美しいシルエットにこだわるヤコブコーエンだからこそ、最適なサイズ感やフィット感を確認するための試着は必須なのです。

今買うべきヤコブコーエンのデニムはコレ

出典:https://wear.jp/yumaclothes/15886570/

多くのこだわりを持つヤコブコーエンは、おしゃれなメンズにはもってこいのアイテムです。スマートな着こなしを好む方は、ヤコブコーエンのデニムを持っておくとファッションセンスが抜群に上がります。ここでは便利な定番アイテム、そしてこだわりのアイテムをご紹介します。

テーパードデニム J622

ヤコブコーエン定番アイテムの1つである622。ローライズでありながらも、腰まわりのフィット感は抜群です。628よりも細身ありながらスキニーほど脚のラインは出ないのも履きやすいポイントになります。nnバックスタイルもすっきり決まり、タイトストレートでバランスの良い622はヤコブコーエンビギナーにもオススメです。ベルトループが長いので太ベルトにも、また腰回りの安定感は高く腰履きにも対応できます。

サイズ28,29,30,31,32,33
素材綿98% ポリウレタン2%
カラーネイビー
付属品バンダナ
生産国イタリア

リジッドデニム PW688

688の特徴は、レギュラーストレートに近いゆるやかなテーパードにあります。622より1.5センチほど股上が深いですが、裾幅も1センチほど幅があり、より安定感のあるタイプです。締め付け感のないやわらかい履き心地はヤコブコーエンならではでしょう。nnジャケットとの相性が良いので、カジュアルすぎず、カチッとしすぎず、バランスよく決まる満足度の高い1本です。また、PWはPreview(プレビュー)のこと。付属品や梱包をなくし、コストパフォーマンスを上げているモデルのことです。リーズナブルにすませたい時にありがたいですね。

サイズ29,30,31,32,33,34,36
素材表地:コットン92% ポリエステル6% ポリウレタン2%
カラーインディゴブルー
付属品バンダナ
生産国イタリア

ストレッチタイトストレートデニム J696

622、688と比較すると、よりテーパードでスリムな作りの696は622、688ほどの展開がなかったこともあり、多くのファンが再登場を待ち望んでいた一本です。ストレートシルエットだと裾周りがすっきりしないという方におすすめします。nnストレッチコットンを使用しているので履き心地も良いうえ、ワンウォッシュで天然インディゴらしい深く美しい色合いです。上品ながらもほどよいカジュアル感は、シャープなレザーシューズやブーツによくマッチします。

サイズ29,30,31,32,33,34
素材コットン92% ポリエステル6% ポリウレタン2%
カラーインディゴブルー
付属品バンダナ
生産国イタリア

ウォッシュドコットン3rdタイプ J8064

定番アイテムのデニムジャケットも、ホワイトを選んで新鮮に。ブルーよりもワークウェアっぽさはないので、スタイリッシュでスマートな1枚になっています。目立つアイテムではありますが、合わせやすさはお墨付き。nnクリーンな中にも爽やかさと優雅な雰囲気が味わえるホワイトデニムジャケットは、白のレフ板効果で顔色が明るく写ります。サッと羽織れる白で一目置かれる存在になりましょう。

サイズXXS,XS,S,M,L,XL,XXL,XXXL
素材コットン98% ポリウレタン2%
カラーホワイト
付属品
生産国イタリア

ダサいを回避!ヤコブコーエンのデニム着用コーデ集

出典:https://wear.jp/v70y/18257116/

ヤコブコーエンのデニムの選び方やおすすめのモデルがわかったところで、次はヤコブコーエンのデニムを使ったコーディネートを確認していきましょう。定番のコーデでもおしゃれに見せる組み合わせを確認し、よりかっこいいスタイルが確立できます。これでもうヤコブコーエンはダサいと言わせません。

安定のテーラードジャケットコーデ

出典:https://wear.jp/zizitown/17598550/

こなれ感のあるウォッシュ加工のテーパードデニムには、ヤコブコーエン定番のテーラードジャケットと革靴を組み合わせると大人の余裕を演出できます。カジュアルなトートバッグのホワイトが差し色になり、重く見えないのもポイントです。

▼着用アイテム

・ジャケット:SHIPS JET BLUE
・ニット:nano universe(¥5,700)
・パンツ:Jacob Cohen(¥35,200)
・バッグ:HUGO BOSS
・ベルト:green label relaxing(¥5,390)
・シューズ:THE SUIT COMPANY(¥5,390)

(テーラードジャケットについては以下の記事も参考にしてみてください)

チェスターコート×デニム

出典:https://wear.jp/hijikigoat/15851129/

スラックスと革靴になると完全なビジネススタイルですが、ヤコブコーエンのデニムで美シルエットはキープしつつ、スニーカーとデニムでほどよくカジュアルダウンしています。きれい目アイテムの見た目面積を広くすることで、大人の着こなしにしています。

▼着用アイテム

・チェスターコート:LARDINI(¥137,500)
・ニット:BEAMS(¥12,100)
・デニムパンツ:JACOB COHEN(¥42,900)
・スニーカー:ADIDAS(¥10,989)

(デニム×スニーカーのコーデは以下の記事も参考にしてみてください)

デニムジャケット×リラックスパンツ

出典:https://wear.jp/tamio6904/11205540/

ヤコブコーエンのデニムジャケットにリラックスパンツ、ローファーできちんと感をプラスしています。3シーズン使えるメンズファッションの定番のデニムジャケットに、インナーは差し色の白ですっきりとまとめました。インナーは白のみですがジャケットの裏地はカモフラ柄なので、チラリと見えるとカッコいい技ありアイテムです。

▼着用アイテム

・デニムジャケット:JACOB COHEN(¥57,200)
・ニット:UNIQLO(¥990)
・パンツ:TRANS CONTINENTS(¥10,890)
・シューズ:FREAK’S STORE(¥10,175)

(デニムジャケットについてはこちらの記事も参考にしてみてください)

ホワイトデニム×ベージュカラーのテーラードジャケット

出典:https://wear.jp/octa/7161554/

ホワイトデニムはベージュを合わせると爽やかな印象です。ヤコブコーエン定番のテーラードジャケット×デニムコーデもワントーンでまとめると、随分印象が違ってきます。ネクタイの柄、ベルトと革靴がアクセントになり、引き締まって見えます。

▼着用アイテム

・テーラードジャケット:suitsupply
・ネクタイ:tadino
・ホワイトデニム:JACOB COHEN
・シューズ:JOHN LOBB

(ホワイトデニムのコーデについてはこちらの記事も参考にしてみてください)

ショートパンツ×白Tシャツのシンプルコーデ

出典:https://wear.jp/tomomicchan/17327443/

暑い季節は、ヤコブコーエンのショートパンツで涼しくおしゃれに過ごしましょう。ヒッコリーストライプと白Tシャツ、スニーカーでカッコよく決まるのは、細部までこだわりのあるヤコブコーエンだからこそ。あえてシンプルにまとめることで、シルエットや細かいディテールが引き立ちます。

▼着用アイテム

・Tシャツ:The Endless Summer
・ショートパンツ:JACOB COHEN(¥50,600)
・スニーカー:PREMIATA(¥38,500)
・ポーチ:Orobian
・ブレスレット:pig and hen

(ショートパンツのコーデについてはこちらの記事も参考にしてみてください)

ヤコブコーエンのデニムがダサいわけない!

出典:https://wear.jp/osamusi/7686653/

ここまでヤコブコーエンのオススメコーデや、かっこいいアイテムをお伝えしてきました。ヤコブコーエンは、決してダサいものではありません。ダサいと思われるのは、ダサいファッションにしてしまっているからです。どうしたらダサくなってしまうのか理解を深め、ダサいと思わせないワンランク上のメンズファッションを目指しましょう。