フォームローラーは揉み返しになる?好転反応との症状の見分け方は?対策まで解説!
フォームローラーの筋膜リリースで発熱や頭痛の症状が出たことがありませんか?それが長引けば揉み返しで、二日後ぐらいに治まれば好転反応の可能性が高いです。今回はフォームローラーの揉み返し・好転反応はどんな痛みか、いつまで続くか、何日で治るかなど違いを紹介します。
目次
- フォームローラーを使うと揉み返しがくる?
- フォームローラーによる揉み返し・好転反応の違い
- フォームローラーによる揉み返しの症状
- フォームローラーによる揉み返しの仕組み
- 揉み返しが来ているのに継続するリスク
- フォームローラーによる好転反応の症状
- フォームローラーによる好転反応の仕組み
- フォームローラーによる揉み返しへの対策
- アイシングをして冷やす
- ストレッチをしない
- 飲酒は避ける
- マッサージはやり過ぎない
- フォームローラーによる好転反応への対策
- 水分をよく摂る
- お風呂に入る
- 蒸しタオルを後頭部を温める
- 治らない場合は病院で診察
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- フォームローラーによる揉み返しに注意しよう!
フォームローラーによる好転反応の仕組み
フォームローラーによる筋膜リリースで急激な倦怠感、発熱を引き起こすのは、筋肉・筋膜がほぐれると筋肉に溜まっていた老廃物・毒素が巡回するためです。今まで機能していなかった器官が巡回してきた老廃物・毒素に対応できず、倦怠感、発熱を引き起こします。
また痛み、痒み、発汗を引き起こすのは老廃物・毒素が排出された部分の体の機能が覚醒するためです。腹痛は消化器官の働きが活性化されるため起こります。
皮膚に吹き出物、湿疹、肌荒れが表れるのは老廃物を体外に出すため排泄機能が活性化するためです。尿の量が増えたり、尿の色や臭いが変化したりするのは血液の解毒作用が活発になるためです。
フォームローラーによる揉み返しへの対策
フォームローラーによる揉み返しが起こった際に適切に処置しないと症状が悪化する可能性があります。この項目では揉み返しが起こった際の対処法について紹介していくのでフォームローラーによる筋膜リリースを行う人は要チェックです。
アイシングをして冷やす
揉み返しは筋繊維、筋膜が炎症を起こしている状態なので、打撲ができたときと同じようにアイシングをして冷やすことにより、毛細血管を収縮させ、腫れや痛みを和らげることができます。アイシングの方法は破れにくいビニール袋に水と氷を入れてからタオルで包み、それを揉み返しが起こっている個所に5~10分ほど当てます。
アイシングをしている箇所の感覚がなくなったり、その箇所が赤くなったりした場合は10分経過していなくてもアイシングを中止し、お湯で10~30分ぐらい温めてください。アイシングは1時間ごとに繰り返し行いましょう。
ストレッチをしない
揉み返しが出ているときにやってはいけない行動ですが、ストレッチをしてしまうと筋繊維を伸ばすので余計に筋肉の損傷を悪化させてしまうことになるのでストレッチをやらないようにしましょう。
飲酒は避ける
揉み返しが起きたときには肝臓が損傷した筋肉と筋膜の修復作業を行いますが、飲酒をすると肝臓に負担が掛かり、肝臓が修復作業に集中できなくなって筋膜の修復が遅れてしまうため、飲酒は避けてください。
マッサージはやり過ぎない
フォームローラーによるマッサージを強くやったり、一か所にやり続けたりすると揉み返しが起こる可能性があります。マッサージするときには痛気持ちいいと感じるぐらいの強さで、一か所につき45~60秒ぐらいにしましょう。フォームローラーの凹凸が大きすぎると感じた場合、タオルを巻いて使ってみてください。
フォームローラーによる好転反応への対策
フォームローラーによる好転反応は回復前の予兆ですが、対処法を間違えると症状が悪化するので要注意です。この項目では好転反応が起こった際の対処法について紹介するので適切な対応をしましょう。