メンズにサイドゴアブーツはダサい？【結論→超おしゃれ】コーデ術まで解説！

サイドゴアブーツの歴史は古く、19世紀時代にヴィクトリア女王のために特別に作られた靴が起源と言われています。シャフト部分の両サイドにゴアテックスが使われていて形に合わせて伸縮するため、着脱がスムーズに行えることで人気のブーツです。シンプルかつエレガントなデザインで、どんなファッションにも合わせられる万能ブーツでもあります。

春夏秋冬問わずに幅広いシーンで柔軟に活躍するサイドゴアブーツですが、一部では「ダサい」「メンズには似合わない」などのマイナスな意見があるようです。使い心地は抜群でも周りからダサいと思われてしまうのでは、購入や着用も気が引けてしまいます。そこでその真相を検証すべくSlope編集部では男女215人にアンケートをとってみました。

▼アンケート結果
・いいえ：181人
・はい：34人

アンケートの結果、215人中181人と大多数の方が「メンズにサイドゴアブーツはダサくない」と回答しました。ブーツのサイドがゴア素材でできていることを除けば、一般的なブーツとなんら変わりはありません。有名シューズブランドがこぞって販売しているサイドゴアブーツが、ダサいはずがないのです。

しかし、アンケートで15.8％の方が「ダサい」と答えたことも事実で、その点についても考慮する必要があります。サイドゴアブーツがダサいと言われている原因を知っていると知っていないとでは、対策に差が出てしまいます。では、サイドゴアブーツはなぜダサいと言われているのか、理由を見ていきましょう。

サイドゴアブーツについてネットで検索をすると、「サイドゴアブーツ ダサい」という文字が出てきます。このことからも、サイドゴアブーツのことをダサいと思っている方や、ダサく見られていないか不安に思っている方が多いことがわかるでしょう。サイドゴアブーツに関する口コミをチェックしたところ、理由は以下の3つにあることが分かりました。

①長靴に見える
②デザインがシンプルすぎる
③履き口のゴアが伸びるとだらしない

それでは、それぞれ詳しく解説していきます。

ダサい理由として一番多かったものが、「サイドゴアブーツは長靴みたいでダサい」という意見です。長靴にもさまざまな種類がありますが、基本的なフォルムが似ているため、こういった意見が出てきてしまったのでしょう。

一昔前までは長靴といえば、いかにも作業靴なデザインが多かったのですが、最近ではおしゃれを意識した長靴も増えています。特に細身シルエットで一面ブラックの長靴は、サイドゴアブーツのような革ブーツを彷彿とさせるのです。おしゃれ長靴が出てきたことで、さらに拍車がかかってしまった可能性があります。

また、サイドゴアブーツも長靴も、ジッパーやレースなどの装飾品がないため、似ていると言われてしまうのでしょう。

長靴に見えるという意見に次いで多かったものが、「デザインがシンプルすぎる」という意見です。レースアップブーツのようにシューレースやハトメもなければ、ウィングチップのような模様もありません。シンプルでまっさらなデザインだからこそ、いろんな場面で活躍するブーツなのですが、ただ革を貼っただけの靴に見えてしまう方も一定数いるようです。

ゴアの部分が伸びていると、だらしなく見えてダサいという意見もありました。サイドゴアブーツの最大の魅力であるゴアテックスは伸縮する素材なので、長く履きつぶすことで徐々に伸びてきてしまいます。ゴアが伸びていることに気づかずに履き続けていると、まわりからダサいと思われてしまうこともあるようです。

しっかりとした素材であれば簡単に伸びることはないのですが、なかには簡単に伸びるコスパの悪いものも存在するので注意が必要です。

ダサいと思われてしまう理由には頷ける部分もありますが、それを覆してしまうほどの魅力がサイドゴアブーツにはあります。サイドゴアブーツの魅力を知ることで、ダサいから履かないという考えから、魅力を活かしてファッションに取り入れようという考えに変わることでしょう。

①スマートで品のよい足元が演出できる
②幅広いファッションに適応する
③着脱がとても簡単

それでは、魅力について詳しく解説していきます。