ボディビルダーの寿命は短い?その理由〜早死で短命だった選手一覧も!

ボディビルダーの寿命は短いと言われますが本当でしょうか。なぜボディビルダーが短命と言われているのか、その理由を検証。また筋トレすることのメリットや、寿命が短かったボディビルダー達を紹介します。同じく短命と言われているアスリートにも焦点をあてていきます。

目次

  1. ボディビルダーの寿命は短い?
  2. ボディビルダーの寿命が短いと言われている理由
  3. 無理な体作り
  4. プロテインの飲みすぎ
  5. 筋肉増強剤(アナボリックステロイド)による副作用
  6. ボディビルダーというよりアスリート全般の寿命が短い?
  7. 無理な増量
  8. 活性化酸素の増加
  9. ドーピングによる副作用
  10. 人間の寿命は心拍数20億回
  11. ボディビルダーまで筋トレをするメリットも!
  12. 免疫力や体力アップ
  13. コリや冷え性の改善
  14. 筋肉量の減少をコントロール
  15. 成長ホルモンの分泌
  16. ストレス解消
  17. 寿命が短かったボディビルダー達
  18. マッスル北村
  19. リッチ・ピアーナ
  20. ゲント・ウェイクフィールド
  21. サム・スタンダーウィック
  22. ボディビルダーが寿命が短いという因果関係はなさそう

酪農学園大学 動物薬教育研究センターによると、筋肉増強剤の仕様は、肝臓癌・前立腺癌・高血圧症・心筋梗塞などの多くの副作用が知られているとあります。命にかかわる危険な副作用です。

ボディビルダーというよりアスリート全般の寿命が短い?

寿命が短いと言われているのはボディビルダーだけではありません。みんながそうではありませんが、アスリート全般に短命だと言われています。実際、データーによるとお相撲さんやプロレスラーなどのアスリートは、一般の人よりも平均寿命が短いことがわかっています。なぜなのか、その理由について見ていきましょう。

無理な増量

アスリートの中でもお相撲さんは、厳しい稽古や大量の食事など体の負担は相当なものです。体を大きくするために摂る食事の量は半端ではなく、ほとんどは無理をして食べているのかもしれません。番付があがると精神的なストレスも伴ってきます。相撲は心身共に大きな負担がかかるスポーツと言ってもいいでしょう。ちなみに最近の横綱の平均寿命は58.6歳です。

肥満との関係でもっとも注目されているのが、糖尿病、高血圧、脂質異常症などの生活習慣病です。動脈硬化を引き起こします。その結果、心筋梗塞や脳卒中などの重大な病気へと進む原因ともなります。

オムロンの健康コラムによると、肥満は糖尿病、高血圧、脂質異常症などの生活習慣病や、心筋梗塞、脳卒中など、直接命にかかわる重大な病気につながる危険性があるとあります。

活性化酸素の増加

アスリートは厳しいトレーニングやハードなスポーツに、日々励んでいます。目標に向かってトレーニングをしすぎたり、体に負荷をかけすぎたりしている選手も多くいるでしょう。そんな過度なトレーニングや負荷のかけすぎ、また瞬発力が試される競技は、活性酸素(フリーラジカル)を大量に発生させてしまう危険があります。

活性酸素は、細胞伝達物質や免疫機能として働く一方で、過剰な産生は細胞を傷害し、がん、心血管疾患ならびに生活習慣病など様々な疾患をもたらす要因となります。

厚生労働省のeヘルスネットによると、活性酸素の過剰な産生は、体の細胞を損傷してガンや心血管疾患ならびに生活習慣病などの危険な疾患をもたらす要因になるとあります。また活性酸素は体の細胞や組織を酸化させて、老化現象を引き起こしてしまうとも言われています。

ドーピングによる副作用

ボディビルと同じく、アスリートもドーピングを行い、その副作用で寿命が短いのではないかともささやかれています。実際に元競輪選手がドーピングを行って優勝を勝ち取ったとの告白もありました。ドーピングにより、寿命を縮めてしまっているということも考えられるでしょう。

人間の寿命は心拍数20億回

「人間の寿命は心拍数20億回」と言われています。スポーツをすると心拍数が上がり、その分心拍数も上がります。常にスポーツを行っているアスリートは、心拍数を人より多く消耗しているのではないか?と言われてきました。

しかし成人の人の心拍数が60~80/分に対し、アスリートは60よりも低い人が多いので、心拍数が多いという理由はアスリートには当てはまりません。

ボディビルダーまで筋トレをするメリットも!

無理な体作りやプロテインの過剰摂取などで、寿命を縮めてしまいますが、ボディビルダーを目指すために行う筋トレにはメリットもあります。筋トレを行うメリットも見ていきましょう。