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『悪童』と評されるイブラヒモビッチは多数の名言を残している
生年月日(年齢) | 1981年10月3日(2021年8月現在39歳) |
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出身 | スウェーデン・マルメ |
身長 | 195cm |
所属チーム歴 | ・マルメ ・アヤックス ・ユヴェントス ・インテル ・バルセロナ ・ミラン(loan) ・ミラン ・パリ・サンジェルマン ・マンチェスターユナイテッド ・LAギャラクシー ・ミラン |
SNS | インスタグラム、Twitter |
ミランで21番を背負うズラタン・イブラヒモビッチは、スウェーデン代表をも務めたサッカー選手です。ピッチ内外で繰り広げられる破天荒なふるまいから「悪童」という通り名も持つ異色のサッカー選手でもあります。2020年9月24日にはコロナウイルスに罹患し闘病も経験しました。ではそんなズラタン・イブラヒモビッチの名言を見ていきましょう。
イブラヒモビッチの名言集
ズラタン・イブラヒモビッチはその発言からサッカー界の悪童、異分子という扱いを受けることがあります。彼のその哲学は幼少期からの経験によるものなのです。ズラタン・イブラヒモビッチはスウェーデン出身ではありますが、移民の子として生活していました。
自伝では「ビールの空き缶、ユーゴの音楽、空っぽの冷蔵庫、そしてバルカン半島の戦争。うちにあったのはそれだけだった」と語られています。スウェーデン国内でも貧しく引け目を感じて生きてきた幼少期を過ごし、彼の有言実行という哲学が生まれるのです。
ズラタン・イブラヒモビッチはタダのビックマウスではなく、自分が一番であることを世間に示し、実際にそれに恥じないことを成し遂げることで、自分のアイデンティティを証明してきました。そんな彼の哲学を最初に知っておくと、ズラタン・イブラヒモビッチの名言がさらに響いてくるようになります。ではさっそく見ていきましょう。
どんな偉大なことにも終わりは来る
こちらはズラタン・イブラヒモビッチがマンチェスターユナイテッドとの契約解除に至ったときの発言です。かっこいいながらも残念感も滲みます。
言ってみれば、膝は俺の持ち物ではなく、クラブの所有物だ。クラブ幹部が俺の膝に直接、命令を下すんだ。サッカー選手はオレンジみたいなものだ。クラブが最後の一滴まで絞り尽くし、絞りきってから売り飛ばされる。残酷なようだが、これが現実だ
サッカー選手というと夢をかなえたスターのように言えますが、実際のところはズラタン・イブラヒモビッチが言うようなものなのかもしれません。それだけプロの世界はシビアであるということでしょう。
獅子は己を人間と比べない
この獅子は己を人間と比べないというのはズラタンを語る上ではずせない名言となっています。「今、プレミアリーグで1番のプレイヤーは誰か?」と記者に尋ねられ彼はこう答えました。自分を獅子に例えたかっこいい名言です。
俺はチームでは異分子だったよ。突然、土砂降りの雨が降り、チームがかき乱される。理性的でない俺が加わって、チームはそんな状況だった。とても他人には理解してもらえないだろう。誰だって空気を読んで、状況に合わせることはできるはずだ。そして誰だって、言うべきことと言ってはいけないことはわきまえているものさ。だが俺は宇宙人だった
ズラタン・イブラヒモビッチが他人と自分は全く違う存在であり、違う考え方、行動をしているとしっかり認識している言葉です。宇宙人のようだと周りに認識されていてもその生きざまを変えないズラタン・イブラヒモビッチはやはりかっこいいですね!
俺は別にファン・バステンになりたいとは思っていなかった。俺はズラタンだ。それ以外の何者でもない
ズラタン・イブラヒモビッチは他の誰かに憧れているという発言もしなければ、誰かに似ていると言われることも嫌います。こちらの発言も謙遜ではなく、心の底から比較されたことを嫌悪しているのでしょう。