野球界のレジェンドである長嶋茂雄と王貞治について、星野仙一はこのように話していました。
この縦縞で、この甲子園で皆の前で胴上げされたかった
2003年9月に阪神タイガースで優勝した際の名言です。中日ドラゴンズ時代に2度の胴上げを経験していましたが、阪神への強い想いが分かる一言です。
東北の子供たち、全国の子供たち、被災者のみなさんに勇気を与えてくれた選手たちをほめてやってください
2013年に日本シリーズの勝利監督インタビューで、星野仙一はこのようにコメントしました。2011年3月11日の東日本大震災以降、東北楽天ゴールデンイーグルスは、東北を元気づけたいという想いで戦ってきました。
来年は必ずクライマックスに出ます。出なければ腹を切ります
2012年に来季公約として、このように決意表明をしました。切腹を掲げて挑んだ2013年、星野仙一が監督を務める東北楽天ゴールデンイーグルスは、日本シリーズ制覇を達成しました。
選手は信頼しても信用しない
監督業の後輩であり、読売ジャイアンツの監督を務める原辰徳に送った言葉です。星野仙一の監督としての在り方が伝わってくるのではないでしょうか。
就任当時、大震災で苦労なさっているみなさんを見て、日本一になって、いやしてあげたいと、この3年間戦ってきた
東北楽天ゴールデンイーグルスが初の日本一を達成したときの言葉です。義理人情の人として知られる、星野仙一の人となりがよくわかります。
思いが強ければ強いほど、勝利に近づいていきます
もちろん行動も必要ですが、どれだけ「勝ちたい」と思っているかも大切です。監督として星野仙一は、選手たちに熱い想いを伝えてきました。
監督は孤独を愛さないといけないし、ストレスも愛さないといけない
星野仙一は孤独やストレスとも戦ってきました。チームを勝たせるために、さまざまな葛藤があったのではないでしょうか。