ステンカラーコートがダサいと評判？女子の口コミを参考にコーデ術を徹底解説！

ステンカラーコートとは、後ろの襟が高く、前襟が低く折り返す形が特徴のコートです。カチッとした印象を受けるので、スーツを着用するビジネスシーンに使う人が多いコートです。コーディネート次第ではカジュアルシーンでもおしゃれな着こなしができ、オンにもオフにも使える、とても便利なアイテムです。

そんなステンカラーコートですが、一部ではダサいとの噂もあるようです。どんなに便利なアイテムでも、ダサいと思われるのであれば躊躇してしまう方も多いのではないでしょうか。そこでその真相を検証すべくSlop編集部では男女203人にアンケートをとってみました。

▼アンケート結果
・ いいえ：184人
・ はい：19人

アンケート結果によると、90.6％の人は「ステンカラーコートのメンズコーデはダサくない」と回答しています。実際にステンカラーコートをおしゃれに着こなしている方はたくさんいらっしゃいます。結論から言うと、着こなし方さえ間違わなければ、おしゃれに見せることができるということです。

ですが、9.4％の人が「ステンカラーコートシャツはダサい」と思っていることも事実です。ただ、ステンカラーコートがなぜダサいと言われているのか、その理由を知ればダサいと言われないための対策をとることができます。それでは、ステンカラーコートがどんな理由でダサいと言われているのかを見ていきましょう。

（ステンカラーコートのメンズコーデについては以下の記事も参考にしてみてください）

「ステンカラーコート」について検索すると、関連するキーワードの中に「ステンカラーコート ダサい」というキーワードが出てきます。このことからも、ステンカラーコートをダサいと思っている人が一定数いるということがわかります。では、どうしてダサいと言われているのでしょうか。SNSなどの女性の口コミを検証してみると、以下の4つの理由にあることがわかりました。

①私服なのにビジネスっぽく見えてダサい
②バーバリーのチェック柄がいかにも過ぎてダサい
③子供っぽく見えてダサい
④ショート丈のステンカラーコートがダサい

それでは4つの理由をさらに詳しく解説していきましょう。

ビジネスシーンでステンカラーコートを着用し、きれいめにビジネスコーデを完成させるのは問題ありません。しかし、私服であまりにもかっちり決めすぎると逆にダサいと感じてしまい女子ウケが悪くなります。インナーとパンツ、靴のバランスを考えて、キメすぎないように注意が必要です。

バーバリーは高級なイメージがあるため、それをひけらかすような着こなしをマイナスに感じて、ダサいと思われてしまうことがあるようです。女子ウケを狙うならバーバリーのような王道ブランドは避けた方が無難です。もちろんバーバリーのチェック柄が好きという意見もありますので、あまりこだわらないようにしましょう。

大人っぽいイメージがあるメンズのステンカラーコートですが、着こなしによっては子供っぽく見えてダサいという意見もあります。ビジネス風にキメすぎるのもなしですが、アイテムを外しすぎると今度は子供っぽく見えがちです。

たとえばステンカラーコートにバッグパックとスニーカーを合わせてしまうと、小物で外しすぎて子供っぽくなります。バッグパックではなくサコッシュやショルダーバッグを使用したり、革靴と合わせたりなど着こなしに工夫をしましょう。

ショート丈のステンカラーコートは丈が短いことで、アイテム外し同様子供っぽく見えてしまい、ダサいと思われがちです。ビジネス利用をするにも、普段使いをするにも中途半端な印象です。ここ最近のメンズのトレンドはミドル丈やロング丈のステンカラーコートなので、ショート丈は避けた方が無難です。

メンズのステンカラーコートがダサいという意見だけでなくむしろ、おしゃれや好きと言う好意的な口コミもあります。メンズのステンカラーコートがダサいのは、バーバリーのような高級ブランドのひけらかしやコーデがイマイチであることが理由のようですね。

では、ステンカラーコートのコーデをダサいと思われないためには何に気をつければよいのでしょうか。実際のコーデの解説とあわせて、その対策を4つ紹介します。ぜひ参考にして、おしゃれなステンカラーコートのコーデを楽しんでくださいね。

ステンカラーコートを着る際、抜け感のあるアイテムをひとつ入れることで、女子ウケ抜群のコーデになります。こちらはステンカラーコートに革靴、細身のパンツときれいめで合わせていますが、トップスにビッグサイズのパーカーを持ってくることで、メンズにしかできない抜け感のあるコーデになっています。

このほかにも、足元だけあえてスニーカーで外したり、カジュアルなバッグで外したりすることで、抜け感のあるおしゃれなコーデに仕上がります。

メンズのトレンドを意識するなら、丈は長めのものを選びましょう。ショート丈のステンカラーコートは、動きやすく実用的でもありますが、どうしても子供っぽさが出てしまいます。ダサいと思われず大人っぽくスタイリッシュに決めるには、写真のような膝丈か、膝丈より長めのものを選ぶのが正解です。

ステンカラーコートはフロントオープンで着用することが多いため、インナーの見せ方がとても重要です。こちらはベージュのステンカラーコートに、インナーをネイビーで統一しています。襟元とウエストにシャツをチラ見せすることでアクセントになり、おしゃれな着こなしになっています。

逆にステンカラーコートの前をしっかり閉めてしまうと、ビジネスっぽさが出てしまい、ダサいと感じる人も多いようです。フロントオープンにしてインナーとのバランスも考えコーディネートしましょう。

メンズのステンカラーコートの着こなしには、トップス大きめ、ボトムス細めがバランスよい着こなしです。逆にステンカラーコートも大きめ、ボトムスも太めだとだらしない印象になり、ダサいと見られがちです。ステンカラーコートがぴったりサイズの場合もボトムスは細身が正解です。ダサいと思われないようにバランスに注意しましょう。

（ステンカラーコートのメンズブランドについては以下の記事も参考にしてみてください）

ここからは、ステンカラーコートを使用した女子ウケコーデを紹介していきます。合わせるインナーの種類別に紹介していくので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

冬に最適なオールブラウンコーデです。色見を統一していますが、それぞれ違う明るさのブラウンを使っているため、とてもおしゃれな着こなしです。タートルネックはステンカラーコートとも相性抜群です。

▼着用アイテム

・ステンカラーコート：EMMA CLOTHES（¥14,960）
・タートルネックセーター：GU（¥1,990）
・チロリアンシューズ：KLEMAN（¥20,350）

（タートルネックのメンズコーデについては以下の記事も参考にしてみてください）

ステンカラーコート自体がおしゃれなガンクラブチェックなので、あえてインナーはシンプルのもので、かつ色味が鮮やかなものを合わせています。差し色があるだけでほかはシンプルでもオシャレなコーデに見えます。

▼着用アイテム

・ガンクラブチェック コート：BEAUTY&YOUTH UNITED ARROWS（¥33,000）
・天竺クルーネック ニット：NAVAL（¥4,290）
・テーパードパンツ：Steven Alan（¥17,600）

シンプルなデニムとステンカラーコートの中に、ざっくりとした丈が長めのリブニットを合わせたコーデです。デニムの裾をロールアップして、靴下にポイントを置いています。ネイビーとブラウンで色味が統一されすっきりまとまった女子ウケの良いコーデです。

▼着用アイテム

・ウールビーバーステンカラーコート：STUDIOUS（¥30,250）
・オーバーサイズリブニットプルオーバー：STUDIOUS（¥12,100）
・テーパードスキニーデニム：STUDIOUS（¥11,000）

グレーニットの中に白シャツをレイヤードし、アクセントにすることできれいめな印象に仕上がっています。ボトムスとシューズの色が黒いので重くなりがちですが、丈とレイヤードでうまくこなれ感を出したきれいめコーデです。

▼着用アイテム

・ストレッチステンカラーコート：STUDIOUS（¥27,500）
・ミラノリブクルーネックニット：STUDIOUS（¥6,600）
・ハイツイストコンビショートスリーブシャツ：STUDIOUS（¥9,350）
・iSKOハイストレッチスキニー：LIDNM（¥6,600）

ステンカラーコートとニットベストを利用した春夏コーデです。薄手のステンカラーコートは日中温かく夕方寒くなる春や梅雨時期に重宝します。涼しげなパンツとショルダーバッグがアクセントになった女子ウケが良いコーデです。

▼着用アイテム

・ステンカラーコート：Steven Alan
・ニットベスト：CIAOPANIC TYPY（¥3,190）
・メンアサガラクロップド：メンアサガラクロップド（¥4,950）
・ショルダーバッグ：Hender Scheme（¥16,500）

（ニットベストのコーデについては以下の記事も参考にしてみてください）

きれいめ要素とカジュアル要素のバランスが取りやすい、ステンカラーコートとパーカーのコーデ。パーカーのフードでシルエットバランスも整うので、おすすめの組み合わせです。

ステンカラーコートにパーカーを合わせるのもメンズの王道スタイルです。カーキ色のステンカラーコートのインナーに白パーカーを合わせることでさわやかな印象になります。春先におすすめのコーデです。

▼着用アイテム

・ステンカラーコート：RALPH LAUREN
・スウェットプルパーカ：ユニクロ（¥3,289）
・アイテム名：ROTOL（¥14,300）

（パーカーのコーデについては以下の記事も参考にしてみてください）

ブラウンのステンカラーコートにベージュのパーカーを入れて、落ち着いた色味でまとめた秋冬におすすめのコーデです。黒のパンツからちらりと見える赤い靴下もポイントになっています。

▼着用アイテム

・ステンカラーコート：RALPH LAUREN
・ルーズフィットウラケパーカー：HARE（¥9,350）
・パンツ：GRAMICCI

ベージュと黒でまとめたコーデです。ベージュのステンカラーコートは保温性が高いメルトン素材で、暖色とチェック柄で見た目にも暖かいです。ボトムスでタイトにまとめていて、バランスの良い着こなしになっています。ボトムスとシューズが黒×黒ですが、くるぶしが少し見えていることで、重すぎずにこなれ感もあり、女子ウケ抜群のコーデです。

▼着用アイテム

・ビーバーメルトンロングステンカラーコート：EMMA CLOTHES（¥14,960）
・パーカー：GU（¥1,490）
・ハイストレッチスキニー：LIDNM（¥6,600）

黒いナイロンのステンカラーコートと白パーカーのシンプルコーデです。シンプルながらも黒と白のモノトーンでスタイリッシュにまとまっています。ナイロンのステンカラーコートはビジネスっぽく見えがちですが、パーカーで外すことによって抜け感のあるコーデになっています。

▼着用アイテム

・ステンカラーコート：ユニクロ
・スウェットプルパーカ：ユニクロ
・メンズライクデニム：JANE SMITH（\18,700）

すっきりとした着こなしができるステンカラーコートとカットソーのコーデは、春先にもおすすめです。レイヤードも楽しめるカットソーのコーデを見ていきましょう。

ステンカラーコートにクルーネックTシャツを合わせたコーデです。クルーネックTシャツは首元が寂しくなりがちですが、インナーにシャツを合わせることでアクセントにしています。ビッグシルエットのステンカラーコートと、全体を同系色の淡い色彩でまとめたおしゃれな着こなしです。

▼着用アイテム

・ステンカラーコート：WYM LIDNM（¥11,000）
・クルーネックT：ユニクロ（¥2,189）
・バンドカラーシャツ：MONO-MART（¥3,850）
・テーパードパンツ：classicalelf（¥4,063）

薄手のステンカラーコートとワッフルカットソーを合わせた春らしい着こなしです。寂しくなりがちな首元にアクセサリーを置いてポイントにしています。カットソーとスキニーデニムというシンプルさで、大学生にもまねしやすいコーデです。

▼着用アイテム

・ガンクラブチェックコート：kiri.（\6500）
・ワッフルルーズクルーネック：:URBAN RESEARCH(¥5,500）
・iSKOハイストレッチスキニ：LIDnM（\6,600）

（カットソーのコーデについては以下の記事も参考にしてみてください）

ステンカラーコートは春仕様のガンクラブチェック柄です。ステンカラーコート自体がポイントになるのでインナーはシンプルにまとめています。レイヤードでチラ見せしたタンクトップとオーバーサイズTシャツがトレンドで、コートを脱いでもおしゃれに決まります。春におすすめの女子ウケコーデです。

▼着用アイテム

・ステンカラーコート：WYM LIDNM（¥11,000）
・オーバーサイズTシャツ：ユニクロ（¥1,650）
・レイヤードタンクトップ：LIDNM（¥2,970）
・テーパードスラックス：LIDNM（¥7,700）

こなれ感を演出できるステンカラーとジャケットのコーデ。おしゃれな着こなしを参考にして、冬のステンカラーコーデをアップデートしましょう。

白をベースにまとめたコーデに、ビッグシルエットのステンカラーコートを合わせたメンズの上級者コーデです。ステンカラーコートは柔らかくて暖かいラムビーバーを使用しています。スタンドカバーオールとステンカラーコートという、ジャケットオンジャケットコーデですが、色合いをうまくまとめているので女子ウケの高い着こなしになっています。

▼着用アイテム

・ラムビーバーBIGコート：Dulcamara（¥46,200）
・ORGANIC O/D STAND COVERALL：Steven Alan（¥22,000）
・アンクルパンツ：Steven Alan（¥16,500）

（カバーオールのコーデについては以下の記事も参考にしてみてください）

ジップブルゾンとステンカラーコートを重ねた、個性的なコーデになります。防寒もばっちりで、寒い時期に試したいメンズコーデです。黒と白のモノトーンでまとめており、ブルゾンから除く白いタートルネックが縦長効果を発揮していて、すらりとスタイル良く見えます。

▼着用アイテム

・チェック柄 ステンカラーコート：SUGGESTION（¥9,900）
・T/R アーバンミリタリー ジップブルゾン ジャケット：MONO-MART（¥6,600）
・ソフトタッチタートルネックT：ユニクロ（¥1,100）
・テーパード ストレッチ チノパンツ：MONO-MART（¥6,050）

ベージュのステンカラーコートとデニムジャケットを合わせた上級者コーデです。ベージュのステンカラーコートは合わせ方を間違えるとおじさんっぽくなり、ダサいコーデになりやすいですが、デニムジャケットを合わせることで若さがプラスされます。大学生や20代の方におすすめの着こなしです。

▼着用アイテム

・ドロップショルダーステンカラーコート：DOOPZ（¥18,150）
・デニムジャケット：UNITED ARROWS
・ツイルスキニー：DOOPZ（¥6,050）

（ステンカラーコートのメンズコーデについては以下の記事も参考にしてみてください）

メンズのステンカラーコートの選び方のコツは、インナーとの相性を考えることです。ステンカラーコートはインナーの見せ方で印象がガラッと変わります。そこから、バーバリーのようなブランドから選ぶのか、プチプラを選ぶのか、自分はそのステンカラーコートに似合う体型なのかを考えていきます。

女子ウケを狙うのであれば、トップスは大き目、ボトムスはタイトなものを意識して選ぶと、失敗が少ないですね。シューズはごついスニーカーよりも革靴のようなスタイリッシュなものがおすすめです。

ダサいという噂もあるメンズのステンカラーコートについて紹介しました。メンズのステンカラーコートがダサい着こなしになるかどうかはコーデ次第です！むしろインナーやボトムスを合わせればおしゃれでスタイリッシュに着こなせ、シーズンを問わず重宝するアイテムです。ぜひ女子ウケ抜群の着こなしに挑戦してみてください。