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床屋・理容店の特徴は?
今回は、床屋・理容室での失敗しない髪型の頼み方を詳しく解説していきますがそもそも床屋・理容室と美容室の違いを理解できていない方も多いのではないでしょうか?
主な違いは下記の表の通りです。
理容師免許 | 美容師免許 | |
---|---|---|
担当性別 | 男性向け | 男性・女性向け |
できること | カット・顔剃り | パーマ・カラー・ヘアメイク |
得意 | バリカン | パーマ・カラー |
価格帯 | 1000円〜5000円 | 5000円〜15000円 |
ビックリされた方もいるかと思いますが実は資格の免許の違いもあり、できることなども変わってきます。
現在はパーマやカラーが当たり前の時代になっていて美容師が主流となってきています。しかし、『散髪屋』と言われていたのは理容師の方でカット技術が上手いのは理容師で、パーマ・カラーなどトレンドに合わせたヘアメイクが上手いのは美容師なのです。
上記のようにどちらにも特有のメリットがありますが、床屋・理容室では理想の髪型にならないとの噂もあります。それは一体なぜなのでしょうか?以降の見出しで理由を解説していきます。
床屋・理容店で理想の髪型にならないのはなぜ?
①はじめての店舗でお任せにしている
はじめて行く店舗で「お任せで」と注文をしていませんか?当たり前ですが初見で客の髪質・服装・性格などわかるわけがなく好みを掴めません。そのような中でお任せ注文してしまうと理想の髪型になる確率はどうしても下がってしまいます。
さらに、前途した通り理容師は美容師に比べてトレンドに疎い可能性が高いので、理想が最新のヘアの場合はほとんどの確率で叶わないと思って良いでしょう。加えて、理想がヘアカタログで見たり芸能人を参考にしているのならパーマをかけていることが多いので、パーマをかけられない床屋・理容室だと理想と程遠い髪型になってしまいます。
②バリカンを使用するから
床屋・理容室では理容師がバリカンを得意とすることからバリカンで刈ることが多く、毛先が揃ってしまったりとアレンジが効かないことも原因です。短髪ショートでストレートの髪型であれば、床屋・理容室でも理想の髪型になる可能性が高いですが、ミディアムやマッシュなどの長め、アップバングなどセット時にアレンジが必要となる髪型は控えた方がいいでしょう。
しかし、トレンドの髪型を控えた方がいいというわけでなくGIカット・アイビーカットなど海外で流行っている短髪ヘアは床屋・理容室の方が上手くカットしてもらえる可能性も高まります。したがって、床屋・理容室と美容室のそれぞれのメリットを理解して自分に合った選び方をするのが重要です。
(GIカットについては以下の記事も参考にしてみてください)
GIカットはバリカンで決めろ!セルフカットのやり方~もみあげの綺麗な切り方も!
出典:Slope[スロープ]
③理容師の年齢層が高い
床屋・理容室で働いている理容師の年齢層が高いということも原因の一つとなります。昔は日本でも男性にとっては床屋・理容室が主流であったため理容師になる方も多くいました。しかし、現在は「トレンドの髪型でおしゃれにしたい」という美容師志望の方が増えてきており、若者が床屋・理容室で働く比率が減っています。
こういった事情から床屋・理容室で働いている方たちは、昔から勤めているベテランだらけになってしまっています。もちろん熱心にトレンドを勉強している理容師もいますが、やはり若者には敵いません。したがって、日本の最新ヘアなどが理想の場合は美容室に行く方が安全でしょう。
床屋・理容店での失敗しない髪型の頼み方
ここまで床屋・理容室の違いや、床屋・理容室で理想の髪型にならない理由などを解説してきました。今まで解説してきた情報からすると全てカットする側の責任のように感じるかもしれません。しかし、理想の髪型にならない場合は自分の頼み方に原因があることも多いのです。
そこで、自分で意識できる床屋・理容室での失敗しない髪型の頼み方を詳しく解説していきます。
①理想の髪型の写真を見せる
どうしても失敗したくない方は理想のモデルの画像や、自分の写真を見せるのが確実です。床屋・理容室で働いている理容師のカットの技術は間違い無いので、お手本があればそのままそっくり仕上げることができます。
さらに、「これはパーマがかかっている」など髪型の特徴も教えてくれて、パーマをかけない中でどうするかなど細かく相談をしてくれるので失敗する確率を下げられます。パーマはかけられないのでパーマが明らかにかかっている画像を見せて注文するのは控えましょう。
理想図を共有することが失敗を防ぐことにつながるので、何か理由がない限り注文時に写真を見せるようにしましょう。