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日本のジーンズブランド『ウエアハウス』とは
ウエアハウスは1995年に日本で生まれたアメリカンカジュアルブランドです。ヴィンテージを忠実に再現するというテーマのもと、日々研究を重ねながら製品の生産や販売を行っています。ウエアハウスはヴィンテージジーンズが生産されていた時代から着想を得て、糸や生地、縫製、洗い加工までひとつひとつこだわったデニムを製作しているのが特徴です。
ヴィンテージジーンズと同じ色落ちを再現するために、独自の技術や手法で中白糸を開発しています。国内最古の織機と言われている豊田自動織機のG3でデニム生地を織っているので、ヴィンテージジーンズのような風合いを表現できるのです。
ウエアハウスのジーンズは年代やシルエットで選ぶことができるモデルが多数発売されています。
(ジーンズの色落ちを育てる方法については以下の記事も参考にしてみてください)
ジーンズの色落ち完全版。失敗せず育てる方法〜成果レポート画像まで紹介
出典:Slope[スロープ]
2013年に廃盤になったウエアハウスのジーンズ『1001XX』
1995年の設立以来2012年までウエアハウスのフラッグシップモデルだった1001XXは、残念ながら2013年に廃盤になっています。
1001XXはやや太めのストレートシルエットが特徴で男らしい着こなしを実現できるデニムです。アメリカのヴィンテージ時代のデニムを解体し、生地の色落ちやコットンのブレンド比率の研究を重ねた上で誕生しました。
ヴィンテージデニムの再現にこだわったのは生地だけではありません。履き続けるうちに褐色を帯びた色味に変化していくフライボタンや、芯を加えずにオフセットされたベルトループもアメリカの1930年代をイメージして製作されています。
ウエアハウスのジーンズ『1001XX』が最近リニューアル
惜しまれつつ廃盤になったウエアハウスを代表するジーンズのLot 1001XXですが、2013年にリニューアルされ最近では新作のモデルも発売されました。生地にはヴィンテージデニムを忠実に再現するというテーマのもと開発されたオリジナルデニムが使用されています。nnステッチの歪みやバックポケットの隠しリベット、使い込む程に味わいが増していくレザーパッチなど、ディテールの細部までこだわりが詰め込まれています。やや細めのシルエットですが、腰回りにはゆとりがあるので、普通体系の方はジャストサイズで履きこなすことが可能です。
カラー | インディゴデニム |
---|---|
サイズ | 28~34,36,38,40 |
シルエット | レギュラーストレート |
生産国 | 日本 |
生地 | 約13.5オンスデニム |
ウエアハウスのジーンズ『1001XX』旧〜新モデルの違い
1001XXには1995年~2012年まで販売された旧モデルと、2013年以降に販売されている新モデルがあります。ここでは、ウエアハウスのジーンズ1001XXの新旧モデルの違いについて解説します。
1995年~2012年の1001XX
1001XXの旧モデルは、やや太めのストレートシルエットが最大の特徴です。腰回りのもたつきをなくすことで、抜群のフィット感の実現に成功しています。股上は比較的浅めで、現代的な生活に馴染む履き心地を追求してきました。余裕のある見た目で、どんなコーデにも合わせやすい1本です。
1995年~2012年に発売された1001XXは廃盤になっているため、ネットショップでも購入するのは困難です。どうしても欲しい場合は、フリマアプリや古着屋で見つけるしかありません。それでもほとんど見つからないので1001XXの旧モデルの入手難易度が高いと言えます。
2013以降の1001XX
1001XXの新モデルは、股上から足先に向けて細くなっていくテーパードなシルエットが特徴です。腰回りにゆとりを加えることで、履きやすさと見た目のスマートさを両立させています。旧モデルはオールマイティに履きこなせる定番モデルなのに対し、新モデルはトレンドを重視したモデルとなっています。
2021年に発売されている1001XXの春夏モデルは、ジーンズが5ポケットになったばかりのクラシカルな雰囲気を楽しめる1091年モデルと、ジーンズが大量生産された時代を象徴する1915年モデルです。オンラインショップでは予約も開始されているので気になる人は早めにチェックしておきましょう。
ウエアハウスのジーンズは1001XX以外のモデルも人気
ウエアハウスでは1001XX以外にも人気のモデルが多数販売されています。ここでは、特に人気の高い3つのモデルを紹介します。
1000XX
Lot 1000XXは、ウエアハウス創立25周年記念モデルとして発売された、デッドストックブルーシリーズの最高傑作です。ウエアハウスの技術者たちが25年の研究の成果を発揮することにより、保管したデニムが酸化した状態を再現しました。酸化したデニムから漂う重厚感を味わえます。nn1964年モデルのシルエットをベースに、繊細さと武骨さの調和がとれたディテールが魅力です。ひざ下から裾までやや太めのスタンダードなデザインなので、誰でもジャストなサイズ感でかっこよく履きこなすことができます。ノンウォッシュなので、デニムを自分で最高の状態まで育て上げることが可能です。nn
カラー | インディゴデニム |
---|---|
サイズ | 28~34,36,38 |
シルエット | レギュラーストレート |
生産国 | 日本 |
生地 | 7.5番×7.5番 ピンクセルヴィッチデニム |
800
Lot 800XXはヴィンテージデニムにはなかったシルエットを当時の縫製技術を生かして製作する100番台シリーズのモデルです。シルエットはおしゃれな細めのノンテーパードストレートで、腰回りの絶妙なフィット感や、膝周りの絞りが入ったラインは、どんなスタイルとも自然にマッチさせることができます。nnデティールはすべてオリジナルの仕様で、履き続けることによる経年劣化を楽しむことができます。繊細で美しい縦落ちやメリハリのきいたヒゲやアタリなど、ヴィンテージデニムに近い最高の色落ちを楽しむことが可能です。隠しリベットなど50年代のヴィンテージジーンズの仕様も受け継いでいます。n
カラー | インディゴデニム |
---|---|
サイズ | 28~34,36,38 |
シルエット | ノンテーパードストレート |
原産国 | 日本 |
生地 | 6番×6番(14.5 Oz)メンフィスコットン単一綿 |
900
Lot 900XXは、存在しない現代的なヴィンテージデニムを製作する100番台シリーズのモデルの1つです。このシリーズではヴィンテージデニムと変わらない色落ちが味わえます。浅すぎず深すぎない股上で、アメリカンカジュアルジーンズに近い18㎝の裾幅を採用しています。nnウエアハウスの手掛けるジーンズの中で最も細いのシルエットなので、デニムをかっこよく履きこなしながらスタイルの良さをアピールすることが可能です。ポケットにはオリジナルの赤タブが施されていたり、皮パッチやボタンも経年劣化の楽しめる作りになっています。
カラー | インディゴデニム |
---|---|
サイズ | 28~34,36,38 |
シルエット | スリムシルエット |
原産国 | 日本 |
生地 | 7番×7番(13.5 Oz)米綿 3州ブレンド |
ウエアハウスのジーンズ着用メンズコーデ集
現代的なスタイルとマッチさせることで男を格上げできるウエアハウスのジーンズ。ここではウエアハウスのジーンズをコーデに取り入れた、おしゃれ上級者たちの着こなしを紹介していきます。
ウエアハウスのデニムパンツ×ミリタリージャケット
ウエアハウスのデニムパンツにフルジップのジャケットを合わせた大人のミニタリーコーデです。アメリカンアイテムのネルシャツとイエローのコンバースを合わせることで、シックで落ち着いた印象のコーデに春らしい暖かみをプラスしています。
▼着用アイテム
・ジャケット:NECESSARY or UNNECESSARY
・シャツ:BEAMS PLUS(¥14,300)
・デニムパンツ:WAREHOUSE
(ジャケットとジーンズのメンズコーデについては以下の記事も参考にしてみてください)
ジャケット×ジーンズのメンズコーデ完全版。色別ジャケパン着こなしテクを解説
出典:Slope[スロープ]
ウエアハウスのデニムパンツ×ダウンジャケット
ハイロフトダウンフーディにパタゴニアのパーカーとウエアハウスのデニムパンツを合わせた冬のアウトドアコーデです。サングラスやブーツ、バックパックなどの小物を取り入れることで、落ち着いた大人の雰囲気を演出できています。
▼着用アイテム
・パーカー:patagonia(¥13,200)
・ダウンジャケット:patagonia
・デニムパンツ:WAREHOUSE
ウエアハウスのデニムパンツ×スタジャン
ウエアハウスのデニムパンツに、ホワイトのパーカーとブラックのスタジャンを合わせたクールな大人のカジュアルコーデです。デニム以外の色をモノクロカラーにしているので、全体に絶妙な統一感をプラスできています。
▼着用アイテム
・スタジャン
・パーカー:Champion(¥12,100)
・デニムパンツ:WAREHOUSE
ウエアハウスのデニムパンツ×デニムジャケット
ウエアハウスのデニムパンツにデニムジャケットを合わせた大人のセットアップコーデです。足元にきれいめアイテムの革靴をプラスすることで難易度の高いデニムオンデニムをかっこよく着こなしています。
▼着用アイテム
・デニムパンツ:WAREHOUSE
(デニムジャケットの着こなしについては以下の記事も参考にしてみてください)
デニムジャケットのメンズコーデ!パーカーなどインナー別の着こなしテクを解説
出典:Slope[スロープ]
ウエアハウスのデニムパンツ×パーカー
ウエアハウスのデニムパンツにチャンピオンのパーカーを合わせた王道カジュアルコーデです。小物に迷彩柄のキャップやブラックのスニーカーと時計をチョイスすることで、全体にまとまりが生まれています。
▼着用アイテム
・デニムパンツ:WAREHOUSE
・スニーカー:VANS(¥7,700)
・パーカー:Champion(¥12,100)
(パーカーとジーンズのおしゃれな着こなしについては以下の記事も参考にしてみてください)
パーカー×ジーンズはダサい?【結論→問題ない】女子ウケ最悪NG例を理解しておこう!
出典:Slope[スロープ]
その他、ウエアハウスの人気アイテムもチェック
ウエアハウスにはジーンズ以外にもおすすめの人気アイテムが揃っています。公式サイトをチェックしてお気に入りのアイテムを見つけましょう。
ウエアハウスのジーンズはこだわりがすごい
ウエアハウスのジーンズは、ヴィンテージにひけをとらない色落ちを楽しむことができます。生産者たちのこだわりが詰め込まれたジーンズを履いて、街の女性たちの注目を集めましょう。