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トップとサイドの刈り上げの長さを決めます。長さは髪型の印象を左右する重要なポイントです。クラシカルなGIカットの場合は、サイドを0mm〜3mmほどにし、トップも短く刈り込みます。サイドが短いほどトップとのコントラストを楽しめて、男っぽい印象になります。
「いきなりがっつり短く刈り上げるのはちょっと…」という方には、髪を長めに残す「ネオGIカット」がおすすめです。トップは2.5〜7.5㎝ほどの長さにし、サイドにも適度に長めに残します。クラシカルなGIカットよりネオGIカットの方がソフトでモダンな印象になるので、初めての方でも挑戦しやすいかもしれません。
(バリカンを使ったセルフカットについては下記の記事も参考にしてみてください)
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出典:Slope[スロープ]
③:どの高さまでカットするか決める
どの高さまでカットするのかもヘアスタイルの重要なポイントです。高い位置まで刈り上げるほど、クラシカルな男っぽい印象の軍人カットになります。ネオGIカットの場合は、あまり高い位置までは刈り上げず、フェードを入れてトップとサイドを自然につなぐことによって、軍人カットという男っぽい印象よりもモダンでおしゃれな印象が強くなります。
GIカットをセルフでやってみよう!【実践編】
準備がととのったら、次はいよいよセルフカットのやり方の実践編です。切り方の手順をご紹介していきます!はじめは緊張すると思いますが、なりたい髪型をしっかりイメージして手順通りにカットすれば大丈夫です。
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出典: Slope[スロープ]
①:まずは後ろから剃る
刈り上げの位置や長さが決まったら、まずは後ろ(バック)からバリカンで刈っていきましょう。バリカンは下から上に向かって頭の形に沿ってなめらかに刈り上げます。この時、バックの刈り上げのラインは、サイドから頭の形に沿ってV字の曲線のようなラインになります。このラインがきれいに決まれば、仕上がりに安定感が出て完成度がアップします。
②:次にサイドを刈り上げる
次にサイドをバックと同じ長さで刈り上げていきます。バックに繋がる下がり曲線を意識しましょう。その後、トップを設定した長さに刈っていきます。
サイド・バックとトップの境目には再度バリカンを入れて境目をぼかします。この「ぼかし」が、自然な仕上がりになるポイントです。フェードを入れる場合は、1段の長さの差を3mmほどで長さを調整しグラデーションを作ります。
(刈り上げヘアについては下記の記事も参考にしてみてください)
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出典:Slope[スロープ]
③:もみあげや後ろをカミソリで整える
バリカンでのカットが終わったら、生え際、もみあげ、襟足、うなじなどの細部をI字カミソリで丁寧に剃り、形を整えていきます。バリカンだけでは剃り残しがあるので、カミソリで整えることでヘアスタイルの完成度がアップします。I字カミソリはとても切れやすいので、切り方に注意し、ケガをしないよう慎重に剃っていきましょう。