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湯シャンは逆効果で効果がない?
湯シャンとは、シャンプーやトリートメントを使わず、髪の毛をお湯だけで流すヘアケア方法の一種です。湯シャンを行うと髪に自然なツヤが出たり、フケや抜け毛、白髪など頭皮環境が改善が見込めますが、その一方で湯シャンは逆効果、効果がない、といった声もあります。
湯シャンは向いている人が正しい方法で行わなければ、ヘアケアとして望んだ効果が得られず、むしろ逆効果になってしまうのです。この記事では、湯シャンが逆効果になってしまうパターンを紹介しますので、湯シャンで失敗しないために、ぜひ確認してみてくださいね。
(湯シャンの効果が嘘かどうかについては以下の記事も参考にしてみてください)
湯シャンの効果は嘘?臭いしフケが出てかゆい原因は?科学的根拠で解明!
出典:Slope[スロープ]
湯シャンが逆効果と言われる理由
湯シャンは逆効果だと言われてしまうのにはいくつか理由があります。湯シャンにはフケや抜け毛、白髪など頭皮環境の改善、シャンプーやトリートメントの節約や時間短縮など様々なメリットがありますが、次のような場合、逆効果になってしまうので気をつけましょう。
汚れやにおいが残る
シャンプーやトリートメントを使わない湯シャンだけだと、髪の毛の汚れは8割程度までしか落ちず、残りの2割は髪に残ってしまいます。特に汗っかきの男性などはお湯だけでは汚れが残り、べたつきや匂いが気になる場合が多いです。
湯シャンだけでは皮脂が残り、頭皮がべたついて感じられます。シャンプーで皮脂を根こそぎ落とすのも善し悪しではありますが、皮脂が髪の根元に残り酸化していくことで、お風呂に入っていないような匂いの元になってしまうのです。
また、湯シャンだけではスタイリング剤を洗い落とすことは出来ません。油性のスタイリング剤を髪に残っていると、毛穴詰まりを引き起こし、頭皮環境を悪化させます。朝のセットで整髪料を使うような人はシャンプーでのヘアケアでしっかり流しましょう。
湯シャンの仕方が間違っている
湯シャンのやり方を間違っていると、狙った効果が得られない原因になります。湯シャンだけでは髪の毛の汚れを落としきれないため、まずは入念なブラシングで埃を落としておきましょう。
湯シャンの温度も注意が必要です。お湯が40度以上あれば、シャンプーを使うのと同じくらいの洗浄力がありますが、高い温度では頭皮に負担がかかり、白髪や抜け毛、フケの原因にもなってしまいます。40度以下のぬるめのお湯で、ゆっくり丁寧に行うのがベターです。
湯シャンのあとは自然乾燥ではなくドライヤーでしっかり乾かしましょう。湯シャンのヘアケア効果を高めることが出来ます。
個人差がある
湯シャンが向いているかどうかは、個人差があります。頭皮環境の改善が期待できる湯シャンですが、油性肌やスタイリング剤を利用しているなど、人によって逆効果になってしまいます。
自分には合うのか、正しい知識を得て、シャンプーの日の合間に少しずつ湯シャンの日を増やすなどの大切が大切になってきます。
湯シャンが逆効果となる向いていない人の特徴
湯シャンの効果には個人差があります。湯シャンは向いている人が正しく行ってこそ、効果を得られるものです。自分が向いているのかどうか、確認してみましょう。次の特徴が当てはまるような人は湯シャンが向いてないと言えます。