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泡を手に取ったら、髪の毛に付けて髪の根本まで泡が行き渡るようにしっかりと揉み込みましょう。この時、髪の毛全体で手のひらタップリの泡を合計5回使うのが使用量の目安です。この5回分は前髪からトップの部分で1回、サイドの両側で2回、バックを真ん中で分けて両側2回と分けるとやりやすいので、ぜひ試してみてください。
使い方⑤5分待って、シャンプーとリンスで洗い流す
泡を揉み込んだ後は5分待機します。そして5分経ったら、手袋はつけたままでシャンプーとリンスをしてカラー剤を流しましょう。この時のシャンプーはいつもよりも長めの時間をかけてしっかりと洗うようにしてください。
そしてシャンプー後のリンスが終わったら、汚れても良いタオルで髪の毛の水分を拭き取って、ドライヤーで髪の毛を乾かします。
使い方⑥2週間で5回前後を目処に好きな色になるまで回数を重ねる
ステップカラーは1本に約5回分の量が入っています。そのため1回目で好きな色に染まらなかった場合は、回数を重ねることで色を徐々に濃くしていくことができるようになっているのです。
ちなみに染める頻度は2週間で5回前後が目安です。ただ、あまりにも色が変わらないと感じるようであれば、カラー剤の量を増やしたり、染める間隔を短くすることでより濃くできるので覚えておくと良いでしょう。
使い方⑦色を維持するなら、1週間に1回を目安に染める
ステップカラーで好きな色に白髪を染めることができたら、後はその色を維持しないといけません。ただ、維持のためにはこれまでのように2週間で5回を染める必要はなく、1週間で1回程度の頻度で染めることで色を維持できるようになっています。
このようにステップカラーでは色の維持は1ヶ月で1缶と非常に安価で出来るので、満足する色に仕上がったら忘れずに毎週継続して使用することをおすすめします。
白髪ぼかしをする際の注意点
ここまで白髪ぼかしにおすすめの商品とその使い方を紹介してきましたが、実はこの白髪ぼかしをする際にはいくつかの注意点があります。トラブルを防ぐためにも白髪ぼかしをセルフでする予定のある方はここで一通りチェックしておいてください。
①寒い場所は染まりにくい
白髪ぼかしに限った話ではありませんが、実は髪の毛を染める時には20度以上の温度の場所が推奨されています。なぜなら温度が20度以上だとカラー剤の反応が早くなるからです。
反対に20度以下の寒い部屋で白髪ぼかしをするとただでさえ弱い染める力がさらに弱まってしまいます。無駄に染める回数を重ねないためにも、白髪ぼかしをする際には温度に気をつけてください。
②白髪が多すぎる場合は上手く染まらない可能性も
白髪ぼかしをする際に白髪の量が黒髪の量に比べてあまりにも多い場合、思ったような色に染まらない可能性があります。なぜなら前述の通り、市販の商品は染める力が強くないため、白髪の量が多いとそれを全てぼかすことが難しいからです。
そのためあまりにも白髪の量が多く上手く染まるか心配な方は、セルフで染めるよりも美容院や床屋などで染めてもらうことをおすすめします。
(白髪対策については以下の記事も参考にしてみてください)
白髪を黒髪に回復させる為にした3つの対策|原因を理解して治療しよう!
出典:Slope[スロープ]
③アレルギー反応が出たらすぐに使用を中止する
白髪ぼかしに使用するカラー剤は染める力は弱いですが、通常のカラー剤と同じく使用後にアレルギー反応が起こることがあります。かゆみや腫れ、赤みなど一目でわかる反応が現れることもありますが、直射日光に当たって初めて反応が出ることもあるので注意が必要です。
もしアレルギー反応が出た後に無理して使い続けると症状が悪化することもあります。何かしらのアレルギー反応が出たらすぐに使用を中止してください。そして念の為に一度皮膚科で診てもらうことをおすすめします。
ちなみに白髪のままでも老けて見えない髪型や美容院での頼み方などを解説した記事が以下にあります。アレルギーでどうしても髪を染められない人はぜひチェックしてみてください。
鈴木 真奈
薬剤が体に合わない人もいるので初めての人はパッチテストをすることをお勧めします。水で薄めた薬剤を綿棒に取り絆創膏に塗布したら、水のかからない腕の内側に貼っておきます。塗布後30分位と48時間後の2回、確認するようにします。もし塗布部に発疹やかゆみなどの異常があった場合には直ちに洗い落とし、染毛はしないほうがいいでしょう。