野上 鉄夫パーソナルトレーナー
後に1から2部位の筋トレを行う場合、最初にレスト法で使用した筋肉と違う箇所か、使用した筋肉より小さい筋肉を鍛える種目を持ってくるようにします。特に小さい筋肉を最初にレスト法でオールアウトさせてしまうと、その筋肉を使う大筋群が後に来た場合、適切なトレーニングが出来なくなりますので注意が必要です。
レストポーズ法のデメリット①休み癖がつく可能性がある
レストポーズ法は限界を迎えたら意図的に短いインターバルを挟みますが、余力があるのにインターバルを挟んでセットをこなすという誤った方法で行っている方がいます。回数やセット数は多くこなしているので追い込んだ気分になるかと思いますが、各セットで余力を残している時点でレストポーズ法を行う意味がなくなってしまいます。
このように余力があるのにインターバルを挟む癖がつくと、限界まで追い込みをかける耐久性がなくなってしまうので注意しましょう。
野上 鉄夫パーソナルトレーナー
この場合の余力の目安ですが、各セット最低でも「後1回上げたらもう次のレップは出来ない」と言うところまで追い込む必要があります。そこまで追い込まないと「科学的ストレス」に必要な物質の分泌が不十分になってしまいます。
レストポーズ法のデメリット②オーバーワークによる怪我の可能性がある
レストポーズ法は限界まで余力を絞り切る方法ですが、無理に回数を重ねようとするとフォームが崩れてしまい怪我に繋がる可能性があります。高重量を限界回数上げることはもちろん重要ですが、あくまで正しいフォームをキープできる限界の範囲で行いましょう。
(オーバーワークの基準安堵対策については以下の記事も参考にしてみてください)
筋トレのやりすぎは危険。病気などのリスク〜オーバーワークの基準&対策を徹底解説
出典:Slope[スロープ]
レストポーズ法を行っている動画
最後にレストポーズ法を実際に行っている方達の風景を確認していましょう。
スクワット120kg
— せーやん@GOPch (@se_yanTraining) March 19, 2020
レストポーズ法でやってみたけど
3→2の2発目で死亡:innocent: pic.twitter.com/dYvefhu6ZH
先日教えてもらったレストポーズ法。
— 嶋倉真人〜筋肉は一日にして成らず (@taison946) November 17, 2018
5レップやって10秒インターバルを連続4セット。それを4回繰り返すから1種目で計160レップ。
このフロントレイズは、軽いのになまら辛かったーーー♡#筋トレ#フロントレイズ pic.twitter.com/8WErI8IZPn
レストポーズ法
— 筋肉ナース・こうすけ (@hosupital) October 9, 2019
3〜5回あげれる重量で20秒インターバル、一回しかあげられなくなるまで繰り返します
ヘビーデイに導入してます!
動画は長くて途中で切れててすいません pic.twitter.com/NrMtVoa1oT
かなりキツそうで『死にそう』といった口コミも多く見られますが、セットが終わった後は達成感を感じるでしょう。限界まで追い込むことでホルモンが多く分泌されて、精神的な面でも自信がついたりと効果がたくさんあるので、ストレス発散にも効果的でしょう。
レストポーズ法で筋肉の成長を促進!
レストポーズ法の効果や、セットの組み方、メリット・デメリットなど詳しく解説してきました。レストポーズ法を適度に取り入れることで、筋肥大や筋力UPに大きな効果が期待できるので正しいセットの組み方を覚えて試してみましょう。