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有酸素運動の効果が出る期間はいつから?
ダイエットや減量目的でウォーキングなどの有酸素運動を始めてみたものの、思っていたようなペースで体重が落ちていかないことに悩んだ経験はありませんか。有酸素運動の効果を得やすくするための工夫やコツがあると考えられます。有酸素運動の効果がどれくらいから出てくるのか解説していきます。
(有酸素運動と心拍数との関係については以下の記事も参考にしてみてください)
有酸素運動は心拍数の意識で効果倍増!計算方法〜目的別の最適値まで解説!
出典:Slope[スロープ]
そもそも有酸素運動で得られる効果は?
まずは有酸素運動で得られる効果について確認してみましょう。また世間一般で認識されている脂肪燃焼によるダイエット効果以外にはどのような効果があるのでしょうか。健康にいいことは誰もが知っていますが、健康面以外にも今まで知らなかった効果があるかもしれません。
有酸素運動とは?
有酸素運動は酸素を使って筋肉を動かしカロリーの消費量が増加することで、脂肪の燃焼が促進される運動です。有酸素運動の代表格にはランニングやウォーキングがありますが、他には水泳・サイクリング・ジョギングが有名です。反対に運動時に無呼吸で行う無酸素運動があり、筋トレや短距離走といったものが無酸素運動にあたります。
(有酸素運動と無酸素運動の違いについては以下の記事を参考にしてみてください)
有酸素運動と無酸素運動の違いは?特徴&効果〜順番・時間配分の組み合わせ方を解説
出典:Slope[スロープ]
脂肪燃焼
有酸素運動によって得られる効果の中で、一番有名な効果が脂肪燃焼です。食事を通じて体に取り込まれたカロリーは運動によって消費されていきますが、消費されなかったカロリーは脂肪に変化してしまいます。
この脂肪は消費されないまま蓄積され続けると肥満の原因となります。しかし有酸素運動をすることによって、体内のカロリー消費が進み、不足エネルギーを補うための脂肪燃焼が促進されます。脂肪の燃焼が促進される結果、体重が減少し痩せていくというダイエット効果が得られるのです。
このような減量効果も見込めるため、減量目的のダイエットの場合には必ずといっていいほど有酸素運動をすることが推奨されています。
(脂肪燃焼と有酸素運動については以下の記事を参考にしてみてください)
脂肪燃焼×有酸素運動は心拍数が肝!目安〜計算式&セルフで測る方法など解説!
出典:Slope[スロープ]
基礎代謝の向上
有酸素運動をすることによって、基礎代謝が向上する効果があります。基礎代謝とは、筋肉や内臓といった体全体を動かすために必要な1日の消費カロリー量のことです。基礎代謝は全身の筋肉量が多いほど向上します。基礎代謝が上がれば上がるほど、1日の消費カロリー量も向上し、余分な脂肪が付きにくい体になります。
ランニングやウォーキングといった有酸素運動は、全身の筋肉を使ってする運動です。有酸素運動をすることで全身の筋肉が鍛えられ、筋肉が増強されていきます。基礎代謝の向上によって、太りにくく痩せやすい体質に変化していくでしょう。
(基礎代謝を上げる筋トレについては以下の記事も参考にしてみてください)
基礎代謝を上げる筋トレ7選!鍛えるべき筋肉〜痩せやすくなるなどメリットまで解説
出典:Slope[スロープ]
血行促進
ランニングやウォーキングといった有酸素運動をしていると、血流が良くなり体温が上昇していきます。気持ちよく汗をかいて運動後にはスッキリとした気分になれますが、有酸素運動の効果の1つが血行促進効果です。血行が良くなることで胃や腸といった内臓の動きも活発になり、カロリーの消費量が増加していきます。
また血行が促進されることで体内にタンパク質といった必要な栄養素が隅々まで行き渡り、筋肉の増強にも大きな役割を果たします。血行が促進されることで、基礎代謝の向上にも繋がるでしょう。
肺活量の向上
有酸素運動は運動中に呼吸をしながら行う運動です。呼吸をしっかりとすることで肺活量の向上効果があります。肺活量が向上すると心臓や肺が活発に動いて、運動をしていない時でも消費するカロリー量が上昇していきます。
また肺活量が向上していくことで、血流も促進され基礎代謝の向上にも繋がっていきます。基礎代謝の向上により痩せやすい体質へと変化していくのです。