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2時間ウォーキングはダイエット効果抜群!消費カロリー〜痩せる目安まで解説!

2020年10月18日

2時間ウォーキングでどのくらい痩せるのか気になる人も多いのではないでしょうか?この記事では2時間ウォーキングでどのくらいのカロリーを消費できるのか、コツや注意点について紹介します。ダイエットの逆効果になる方法についても紹介するのでぜひ参考にしてみてください。

【監修】パーソナルトレーナー Riku

法政大学スポーツ健康学部出身。パーソナルトレーナー兼ミラーフイットコンテンツディレクター。2021年6月にパーソナルトレーニングジム『SPICE GYM』を中目黒・恵比寿エリアにて開業予定。
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2時間のウォーキングはダイエット効果が高い?逆効果?

誰でも気軽に始められるウォーキングですがダイエット効果は十分に期待できます。腕を振ってウォーキングをすることで脚だけではなく腕や下腹部の筋肉を使って歩くため、脂肪が燃焼されやすくなります。心肺機能や基礎代謝の向上により痩せやすい体づくりにも効果的でしょう。

しかし、ダイエット効果があるからといって毎日長い距離を歩き続けたり、有酸素運動を続けると逆効果です。人間の体はハードなトレーニングを続けていると負荷に慣れ、エネルギーを蓄えるために脂肪を溜めていきます。さらに、始めたばかりの人が無理をすると怪我に繋がるため、正しい方法でウォーキングを行い目的を達成していくことが重要です。

ウォーキングはマラソンやジョギングとは違い、体力がない人でも実践できる運動です。実際に2時間のウォーキングでどれくらいのカロリーを消費できるのか、コツや注意点についても説明していきます。

(有酸素運動について以下の記事も参考にしてみてください)

2時間ウォーキングの消費カロリー

2時間のウォーキングで消費できるのは何kcalでしょうか?一般的には300〜600kcalと言われていますが、歩く人の体重や速度によって変わります。そこで使われるのがMETs(メッツ)という運動の単位です。安静にしている時を1として何倍のエネルギーを消費しているかを計算することができます。

METs(メッツ)は体の活動量によって数値が変わりますが、日常生活での体の動きにも数値が設定されています。いくつか例を紹介します。

(ウォーキングの消費カロリーについては以下の記事も参考にしてみてください)

METs法

ウォーキングや日常生活をしている時のMETs(メッツ)を紹介します。数値の大きい方が運動量が多いことを表します。

・食事をする 1.5 METs
・ゆっくりストレッチ 2.3 METs
・散歩をする 3.5 METs
・早歩き(5.6km/時) 4.3METs
・運動目的で歩く(5.6km/時) 5.0 METs

散歩と運動目的で歩くのではMETs数が1.5も違うため、運動量にも差が出ることが目に見えて分かります。

METs(メッツ)の数値を元に消費カロリーを計算します。
消費カロリー(kcal) =METs(メッツ) × 体重(kg) × 運動時間(h) × 1.05
この計算式に当てはめていくと実際に消費したカロリーを確認できます。実際にMETs法を使って消費カロリーを計算していきます。

体重60kgの人が2時間ウォーキング(時速5.6km:4.3 METs)

4.3(METs)×60(kg) ×2(h)×1.05 = 541kcal

体重60kgの人が時速5.6kmで2時間ウォーキングをした場合、消費カロリーは541kcalになります。
541kcalはお好み焼き1枚分に相当します。

体重60kgの人が2時間ウォーキング(時速6.4km:5.0 METs)

5.0(METs) ×60(kg)×2(h)×1.05 =630kcal

体重60kgの人が時速6.4kmで2時間ウォーキングをした場合、消費カロリーは630kcalになります。
630kcalはミートソーススパゲティー1皿分に相当します。

体重50kgの人が2時間ウォーキング(時速5.6km:4.3 METs)

4.3(METs)× 50(kg)×2(h)× 1.05 =451kcal

体重50kgの人が時速5.6kmで2時間ウォーキングをした場合、消費カロリーは451kcalになります。
451kcalはラーメン1杯分に相当します。

体重50kgの人が2時間ウォーキング(時速6.4km:5.0 METs)

5.0(METs)× 50(kg)× 2(h)× 1.05 = 525kcal

体重50kgの人が時速6.4kmで2時間ウォーキングをした場合、消費カロリーは525kcalになります。525kcalはたらこスパゲティー1皿分に相当します。

METs法の自動計算サイトを紹介