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マッサージガンはデメリットも多いって本当?
マッサージガンは電動マッサージ機の一種です。電動ドリルに似た形状で、体の一部を細かく殴打することにより筋肉を解します。
ヘッド部分が体に接触すると、筋肉が滑らかに力強く殴打される。「このように力が加わることで、筋膜という結合組織の中にある固体が液状になると考えられています」と、セントルイスとフィラデルフィアにあるHelms Performanceの創立者である、有資格マッサージ療法士のポール・ヘルムズ氏は言う。
筋膜を解す、いわゆる筋膜リリースを手軽に効果的に行えるマッサージガンは、心地よい使用感も相まって人気を高めています。しかし優秀なマッサージガンにもデメリットは存在します。それではマッサージガンのデメリットを一つずつ確認していきましょう。
マッサージガンによるデメリット
マッサージガンには以下の5つのデメリットがあります。
①本体の重さ
②一人では背中に届かない
③やりすぎると体が痛くなる
④体が痒くなる
⑤音がうるさい
これからマッサージガンを始めたいという人は、購入前にデメリットをよく確認しておきましょう。それでは①から順番にデメリットを解説していきます。
本体の重さ
まず1つ目のデメリットは、マッサージガンの重さです。マッサージガンの重量は商品によって異なりますが、ハイパワータイプや長時間バッテリータイプでは、本体重量が1kgを超える場合もあります。1kg以上の強力なマッサージガンは体を解すのには効果的ですが、同時に腕の筋肉が疲労してしまうこともあります。
とくに上半身に使用する場合は、マッサージガンを持ち上げないといけないため、人の手を借りないとマッサージできないということも。それでは好きな時間に一人で気軽にマッサージ、というわけにはいかなくなります。
一人では背中に届かない
デスクワーク等で上半身が凝り固まっている人には、肩甲骨周りや背中の筋膜リリースが効果的です。しかし肩こりや首こりに悩む人は、肩の筋肉が硬くなっているために背中にマッサージガンを当てることができない場合もあります。
マッサージガンを利用して無理のない範囲で肩周りの筋肉を解せば、腕の可動域も徐々に改善していきます。ですがそれでもマッサージガンが背中に届かない場合は、周りの人の手を借りる必要があります。
(背中のトレーニングについては以下の記事も参考にしてみてください)
ダンベルデッドリフトのやり方!重量など背中への効かせ方&腰痛を防ぐコツも!
出典:Slope[スロープ]
やりすぎると体が痛くなる
マッサージガンの使用法を誤り同じ箇所に長時間使用したり、刺激が欲しいからと強めのモードで使用していると、筋肉を痛める可能性があります。それだけでなく皮膚が擦れたり、内出血を起こしたりということもありえます。
やりすぎてしまうほどマッサージガンが気持ち良いということでもありますが、気持ちいいからと使いすぎてしまっては逆効果になってしまいます。