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バランスボールの椅子代わりは『デメリット』が多数?腰痛を悪化?体験談まで紹介!

2021年03月16日

腰痛改善などに効果があるバランスボール。仕事をする際に、バランスボールを椅子代わりに使おうとしている人もいるのではないでしょうか。もちろんメリットが多いのですがデメリットもあります。デメリットとその改善の仕方を紹介します。

【監修】パーソナルトレーナー Riku

法政大学スポーツ健康学部出身。パーソナルトレーナー兼ミラーフイットコンテンツディレクター。2021年6月にパーソナルトレーニングジム『SPICE GYM』を中目黒・恵比寿エリアにて開業予定。
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バランスボールを椅子代わりに使うのはデメリットが多数?

バランスボールを椅子代わりに使うと、腰痛改善効果などのメリットがあります。その効果を狙ってオフィスや家でバランスボールを椅子代わりに使おうとしている人もいるのではないでしょうか。仕事をしながらさまざまなメリットがあるならやってみたくなるものです。

もちろんバランスボールを使うことでメリットもあるのですが、デメリットも存在します。この記事ではバランスボールを椅子代わりに使うデメリットとその改善方法を紹介します。

まずはバランスボールを椅子代わりで使うメリットを理解

まずはバランスボールを椅子代わりで使うメリットを紹介します。デメリットだけでなくメリットも把握しておきましょう。

➀体幹を鍛えられる
②姿勢がよくなる
③腰痛の改善

普通の椅子に座るときは身体に力を入れずに座ることができます。しかし、バランスボールを椅子代わりに使うとなると身体に力を入れないと座ることができません。うまくバランスボールに座るには腹筋・背筋といった体幹に力を入れる必要があり、体幹が鍛えられます。

体幹が鍛えられることで自然と姿勢がよくなります。腰痛は腹筋・背筋が弱く姿勢が悪いことや、体重や衝撃の負荷を軽減できていないことが原因です。バランスボールに座って体幹を鍛えることで姿勢が整い、負荷が軽減されるため腰痛が改善されます。

(バランスボールのメリットについては以下の記事も参考にしてみてください)

バランスボールを椅子代わりに使うのはデメリット

次は、バランスボールを椅子代わりに使うデメリットを紹介します。デメリットとして一番大きなものは腰痛が悪化する可能性があるということです。「バランスボールで腰痛は改善されるのではなかったの?」と疑問を持たれるかもしれません。実はバランスボールによって解消できる腰痛と、改善できない腰痛があるのです。

大きなデメリットは改善できない腰痛の場合ぐらいのものです。他の点はデメリットと言っても、慣れれば問題なくなるものがほとんどです。うまくデメリットを改善していきましょう。

腰痛が悪化する可能性がある



バランスボールを使っても腰痛に効果なし、だったという人がいるかもしれません。腰痛には、体幹や姿勢が原因のものと神経が原因のものがあります。体幹や姿勢が原因の腰痛であれば、バランスボールで改善することができます。しかし、神経が原因の腰痛の場合は、バランスボールで改善することはできません。むしろ腰痛が悪化してしまう可能性があります。

また、体幹や姿勢が原因の腰痛でも正しい姿勢でバランスボールを使えていないと腰に負荷がかかり腰痛が悪化する可能性があります。こちらの場合は正しい姿勢でバランスボールを使うことで腰痛を改善することができます。

(バランスボールと腰痛については以下の記事も参考にしてみてください)

疲れる



バランスボールを椅子代わりに使うと軽いエクササイズを常時行っているようなものなので疲れやすいです。特にバランスボールを椅子代わりに使い始めた当初は疲れてしまうかもしれません。しかし、慣れればだんだん疲れにくくなっていきます。

慣れれば椅子よりバランスボールの方が楽という意見もあります。慣れるまでは疲れるからといってすぐに諦めないでください。継続すればメリットや効果が現れてきます。

集中しにくい



バランスボールに座りながら仕事や勉強をすると集中しにくいというデメリットがあります。作業とともに、バランスをとれるよう身体にも注意を払わないといけなくなるため集中力が低下します。ただ、想像力が必要な仕事だと集中力があがるという意見もあります。

想像力の必要ない事務作業をするときはバランスボールを、想像力が必要な仕事には普通の椅子を、というように使い分けるのがいいでしょう。バランスボールと椅子を交互に替えて仕事をすれば頭も気持ちも切り替わって仕事がはかどります。