10歳からレスリングをはじめて2000年にはオリンピック代表選手にもなった宮田選手は2020年に総合格闘技へ転身しました。レスリング仕込みのタックルや組み合いの強さは、総合格闘技界の中でも有名です。その鍛えらえれた筋肉から繰り出されるタックルで多くのファンを魅了しています。
宮田選手はウェイトトレーニングをほとんど行わずに、他のトレーニングや食事管理で今の体を作り出しています。画像を見ると無駄な脂肪は一切なく、洗練された肉体なのがわかります。全体的に肥大してバランスの良い胸筋と、上下左右に綺麗に割れた腹筋は宮田選手の魅力の1つです。
格闘家の筋肉を目指す際にすべきトレーニング方法
格闘家の筋肉を目指すためにすべきトレーニング方法を紹介します。割れた腹筋や逞しい胸筋を保つためには、効果的な筋トレが必要です。かっこいい筋肉を手に入れるためにはウェイトトレーニングも必要です。格闘家が実際に行なっている筋トレを紹介しますのでぜひ参考にしてください。
大胸筋を効果的に鍛える方法
こちらの動画では大胸筋を効果的に鍛える方法を紹介しています。
・中部を鍛える腕立て伏せ
・上部を鍛える腕立て伏せ
・下部を鍛える腕立て伏せ
・全体を鍛える腕立て伏せ
上記の3つに分けて紹介していて中部を鍛えるにはおしりをしっかり落として通常の腕立て伏せを行います。上部を鍛えるにはおしりを上げて斜めした方向に体を動かして腕立て伏せを行います。下部を鍛えるには手を広めに置いて指を外に向ければ大胸筋の下部を鍛えることが可能です。
大胸筋の全体を鍛えるレスラー式腕立ては、最初にお尻を高く上げた状態から始めて体を前に滑らせるように動かします。大胸筋の上部、中部、下部の順に使用しているのを意識して行えば効果的です。しっかりと下部まで使って体を動かすことがポイントです。
(腕立て伏せについては以下の記事も参考にしてみてください)
拳立て伏せの効果・メリットは?腕立て伏せとの違い〜やり方まで解説!
出典:Slope[スロープ]
堀口恭司の筋トレ方法
先程も紹介した堀口恭司が実際に行なっている筋トレ方法を紹介します。詳しい内容は以下の通りです。
・準備運動
・ラダートレーニング
・立ち幅跳び
・メディシンボール
・バーベル
・腹筋
準備運動は時間をかけて行い、トレーニングの効率を上げています。ラダートレーニングを自宅で行うのは難しいですが、瞬発力を鍛えるのには効果的です。立ち幅跳びで下半身のトレーニングを行なった後に、メディシンボールを使用して打撃で使用する上半身の筋肉を鍛えます。あとは重点的に筋肉を鍛えるバーベルと腹筋メインの自重トレーニングを行います。
筋肉をつけるトレーニングよりもフィジカルを強くするためのトレーニングがメインです。試合で勝つためのトレーニングですが、結果的にかっこいい筋肉を手に入れることができます。
山本キッド流のプッシュアップ
先程も紹介した山本KIDが解説しているプッシュアップのやり方です。山本キッド自身も日本人離れした胸筋の持ち主なので効果は期待できます。
①通常のプッシュアアップと同じ姿勢をとる
②指を外に向ける
③腰は反らせずにできるだけ腰を前に動かす
④その状態をキープして上下運動を行う
このプッシュアアップを行えば自重トレーニングでも、しっかりと胸筋に負荷をかけられます。上下運動を行う時に腰が反らないように注意して、腕だけでなく胸筋で体を支えている意識を持ちましょう。
(胸筋に効くプッシュアアップについては以下の記事も参考にしてみてください)
ワイドプッシュアップのやり方!大胸筋効くコツ&膝付き・壁など腕立て伏せの種類も!
出典:Slope[スロープ]