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室伏広治の筋肉がヤバイ。伝説〜生い立ち、普段の筋トレ&食事まで紹介!

2021年05月04日

オリンピックに4度出場するなど、輝かしい成績を残した室伏広治。『筋肉番付』で見せた身体能力は伝説のように語られ、さらにベンチプレスやスクワットで鍛えられた筋肉は現在でも憧れの的となっています。そこで今回は室伏広治の伝説級の筋肉の魅力に迫ります。





専門のハンマー投げや『筋肉番付』でも圧倒的な腕力を発揮させることのある室伏広治。その腕力を発揮した伝説として、腕相撲のチャンピオンを一瞬でねじ伏せたというものがあります。この伝説はタレントの武井壮の口から語られることが多く、当時日本大学のグラウンドで練習してた武井壮の元に突然室伏広治が現れました。

さらにその場に居合わせたのが元高校アームレスリング大会優勝者で、砲丸投げの日本記録を持っていたとある選手。武井壮も含めて談笑していると、話は腕相撲で勝負するという展開になり室伏広治はチャンピオンと対戦することになったのです。

2人の対戦が始まると、初めの頃はお互いにフルパワーで力を入れているので、両者とも腕はビクともしません。しかし室伏広治の表情は優しく微笑んでいたというのです。徐々に室伏広治のパワーに負けてチャンピオンの力が弱くなり、室伏広治が勝利しました。この対戦を見た周囲には、彼が涼しい顔をして腕相撲をしているだけに映ったそうです。

立ち幅跳びの世界記録を保持している

室伏広治といえばハンマー投げのイメージが強いですが、『筋肉番付』で見せたようにどのような競技も尋常ではない身体能力を発揮しています。例えば100m走のタイムは10秒台、握力は127kg、垂直跳びは1mを超えるなど、各競技の専門選手にも引けを取りません。

そんな中で室伏広治は跳躍系の種目の世界記録保持者でもあるのです。2002年に当時28歳だった室伏広治はドキュメンタリー番組の収録中に立ち幅跳びに挑戦することになりました。その時に飛んだ距離を計測すると3m60cmで、これはレイ・ユーリーという選手が保持していた3m47cmの世界記録を更新するものでした。

立ち幅跳びに関しては過去に取り組んだ経験もなく、何となく飛んだけで世界記録を更新してしまったのです。

室伏広治の筋肉が伝説級に育った理由は?

オリンピックで見せたハンマー投げでの活躍や、『筋肉番付』のようなバラエティー番組でも圧倒的な身体能力の高さを見せつけてきた室伏広治。その身体能力を支える彼の筋肉はどうして伝説級になるまで成長したのか、ここからはその理由について解説していきます。

最強遺伝子を受け継いでいる

室伏広治の父親はアジアの鉄人と呼ばれた室伏重信です。室伏重信もハンマー投げの元選手でオリンピックに4回出場、アジア大会5連覇、日本選手権10連覇と当時のハンマー投げの日本記録保持者でもありました。

そして気になる母親ですが、何とハンガリー系ルーマニア人だったのです。母親はやり投げでオリンピックへの出場経験のあるセラフィナ・モーリツで、室伏広治はこの2人の間に生まれたハーフなのです。しかも両親ともにオリンピックに出場するようなアスリートだったことから、最強遺伝子が室伏広治にも受け継がれています。

このような遺伝子を受け継いでいることが室伏広治の筋肉が伝説級なものに成長する要因ともなったことでしょう。この遺伝子以外にも、幼少時から筋肉が鍛えられるようにスポーツをしていたと思われます。引き続き室伏広治の幼少期を振り返ってみましょう。

幼少期からスポーツ万能だった

オリンピックに出場経験のあるアスリートを持つ室伏広治は、両親からアスリートとしての最強遺伝子を受け継いでいることが分かりました。しかしこの遺伝子や受け継いだ才能や身体能力も、スポーツをしなければ発揮されることはありません。室伏広治は幼少期からスポーツに親しんでいたのでしょうか。

何と室伏広治は幼少期から様々なスポーツをして成長してきたことが分かりました。経験してきたスポーツはジャンルも様々で、テニス・水泳・野球・少林寺拳法と多岐に渡りスポーツ万能であったことが分かります。また小学校3年生から中学校2年生までアメリカ・ロサンゼルスへの留学経験もあり、この時にはゴルフやテニスを習っていたのです。

様々なスポーツに触れることで、特定の筋肉だけでなく全身の筋肉が鍛えられていた室伏広治は、帰国当初は複数の部活を掛け持ちしていました。その後最終的に陸上部に専念することを選び、投てきに必要な筋肉がさらに鍛えられていきます。また室伏広治のような伝説級の筋肉を付けるためにはどんなトレーニングをすればよいのか、続いて紹介しましょう。

室伏広治の筋肉を作る筋トレ

ここからは室伏広治のようなかっこいい筋肉を付けることができる筋トレやトレーニングを紹介していきます。ハンマー投げで爆発的なパワーを発揮する室伏広治の筋肉に憧れている人は、ぜひ参考にしてトレーニングに励みましょう。

ベンチプレス

ハンマー投げのように物を遠くに飛ばすためには大胸筋や腕の筋肉を鍛えるトレーニングをする必要があります。そこでこれらの筋肉を効率よく鍛えれるトレーニングの1つにベンチプレスがあります。室伏広治も現役時代にはベンチプレスをトレーニングメニューに取り入れ、180kgのウエイトを付けて行っていました。

ベンチプレスは主に大胸筋の筋肉が鍛えられ、トレーニングが進むと厚い胸板を手に入れることができます。さらに腕に付いている上腕二頭筋や上腕三頭筋といった筋肉が鍛えらることで、室伏広治のような丸太のような腕に成長させることができるでしょう。

(ベンチプレスのやり方については以下の記事も参考にしてみてください)

ラットプルダウン

ハンマー投げに関わらず投てきの種目をする際には、投げる動作を支える背筋の強度が重要になってきます。室伏広治のような飛距離を出すためには腕の筋肉だけでなく背筋もしっかりと鍛えなければなりません。そこでトレーニングマシンを使った背筋の筋トレ方法に、ラットプルダウンがあります。

ラットプルダウンは背中にある広背筋・僧帽筋・大円筋といった筋肉を鍛えることができるトレーニングです。やり方はマシンに取り付けられたアタッチメントを手でつかみ、胸の位置まで引き下げることで背中の筋肉を刺激します。比較的に難易度の低いトレーニングなので、初心者でも簡単に取り組むことができるでしょう。

(ラットプルダウンのフォームについて詳しくは以下の記事も参考にしてみてください)

スクワット